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EVに3000キロほど乗ってみて

EX30 IN UMI HOTARU

そんな激動の契約日から約半年が経ち、走行距離も間もなく3,000キロになろうとしている。
運転にはだいぶ慣れたものの、やはり車幅がでかいので車庫入れにはかなり気を遣う。

家の駐車場に入れるのに、すでに2回もぶつけてしまった。雨どいとか室外の給湯設備の角にぶつけたのだが、大きな傷にはなってなくて事なきを得たが、ちょっとショックだった。外でぶつけてないのに家でぶつけるとか・・・。ないわー。

そもそも外部カメラがいたるところにあり、何かに接触しそうになると、やたらアラーム音が車内で鳴り響くのである。そうすると「え?どこ?どこが危ないの?」と始めのうちはすぐにブレーキを踏んできょろきょろするのだけれど、実はまだ余裕があってだいじょぶなのが確認できると、そのうちこのアラーム音がアラームではなくなってしまうのである。

つまり、オオカミ少年状態。

あー、また鳴ってんよ。別にだいじょぶじゃね?

と、思ったら、だいじょぶじゃなかったのがその2回だった。

 

一方、自動運転や自動車庫入れ機能があり、始めのうちは物珍しさから何度か使ってみたものの、自動運転は、加速やブレーキのタイミングとか車間距離が自分のそれとだいぶ合わない。車間距離の調節はある程度できてもタイミング云々のほうは無理そうなので、渋滞時に使うのが一番良いという今のところの印象である。

車庫入れ機能に関しては、慣れる前に使いたくなくなった。

最初、AIに駐車スペースを認識させるのに駐車場のどのあたりをどう走行すれば良いのか、駐車場の広さによって違うようで毎回よくわからず、停めたい、と思う場所の隣りに入れられてしまうことがあるのだった。ある時なんか、わりと空いている駐車場で縦列駐車(つまり、駐車スペースの縦に対して横)をしようとしたときがあって、こりゃ使えんわ、と確信したものである。そもそもその「駐車スペースを認識させる」こと自体も最初はわからずにいたわけで・・・。一体どーゆー仕組みなの?・・・。

 

まあでも要するに、それらの機能は電気自動車だからこそ、というものでもないし、別になくてもいーんで今のところ気にはしていない。

 

肝心なのは走りに関する部分。

これはもう期待通りで、本当にこれに決めて良かったと思っている。

 

まず、一番重要視していた静粛性だが、もうホント、静か。平和そのもの。高速で移動する乗り物に対して静けさでこれ以上求めるものはない、と言えるぐらい静かだ。

高速道路走行中でも普通に車内で会話ができることにありがたみを感じるなんて、軽自動車のおかげかもしれない。

そしてHarman Kardon(ハーマンカードン)のサウンドバーというのがフロントガラスの下あたりに組み込まれていて、音響がとても素晴らしい。クソ大音量で音を鳴らさなくても良い。

 

次に走りについてはもうこれも余りある。

とにかく加速がすごい。これは電気自動車ならではと言えるだろう。

シングルモーターでこれならツインはきっととんでもないことになるのだろう。若かったら無理してもそっちにしたかもしれない。が、そもそもこのクルマに爆速さを求めてはいなかったから、早さに関しては嬉しい副産物だったと言える。

また、足回りもしっかりしていてワインディングでもまるで苦労することがない。こんなでっかい車体でこんなにきびきび走るとは思わなかった。

 

そして燃費ならぬ電費?は、カタログ値の430キロ?だかそれぐらいと比べるとかなり低い。まあガソリン車の燃費のカタログ値もほぼあてにならんがEV車も同じだとは。

満タン、つまり充電100%で航続距離はだいたい320~350キロぐらいだと思う。

乗り方にもよるのだが、高速道路だとめっちゃ電費が悪い。

と、思うのだけれど、そう思うだけで、実はそれだけ高速で移動しているからその分走行距離と比例して減っているだけかもしれない。

むしろ電力消費に最も影響してるのはエアコンとか自動云々の機能を多用しているときの方が多いのかも。

ただはっきりとわかるのは、街中をゆったり走っているだけだと、全然電気を消費しないようである。ブレーキングでも充電されるので、時たまパーセンテージが増えたりしている。

今までで一番遠くて寸又峡ぐらいかな、行ったのは。

高速道路のSA・PA以外でも充電スポットはたくさんあり、困ったことは一度もない。むしろ慣れないのは充電器の利用方法である。種類がいくつかあって、そのたんびにまだまごつく。

ただ、どこの場所も必ず空いている。もれなく即駐車、即充電が可能である。これをみても電気自動車ってあんま普及していないのがよくわかる。

けど、そこがまた維水志にとって嬉しく感じる部分である。だって、独占状態だもの。

実際、3000キロ走って自分以外のEX30とすれ違ったのは1回だけである。たぶんあんまり売れていないんだろうけども、それがいいのだ。狙い通りである。初めてすれ違った時は「おー!」っと思わず叫んでしまった。

ちなみに、自宅にも充電コンセントを設置した。

これはボルボがやってくれるのではなく、自分で好きな業者を探して実費で設置工事をしてもらうのだが、こちらもすんなりと済んだ。

実際、納車までに間に合った。納車日の午前中。

ちゃんとした良い業者だった。費用は8万なんぼ。

EV車には補助金(神奈川県は46万ぐらい)が出るので、それで賄える。

車両とコンセントをつないでおけばスマホで充電の予約が可能で、たいてい自宅の電気を使わない夜中から明け方にかけていつも充電しているが、家庭のだとめっちゃ時間がかかる。電気の残りが8割を切っていると一晩では100%までいかない。

けどそれでもまったくは問題ない。

 

その他、メーター等がなく、すべてダッシュボード中央にあるパネル、まあタブレットみたいなもんなのだろうが、こちらも慣れれば別に問題はない。

通信費は4年か5年間はボルボが払ってくれているんだとか。

とにかく良かったのは、意味のないカーナビに金を使わなくてよい、というところ。普段から使い慣れているグーグルマップをそのまま使えるのは嬉しい。

 

VOLVO EX30 室内

あとはスイッチ類がほぼないのも新しいが、こっちはいまだに慣れていない。

だって、パワーウィンドウのスイッチが中央にしかないんだもの。ドアロックもよ。

一方、外車ゆえの左ウィンカーなのだが、右がシフトのためか、ほとんど間違えることがない。維水志はバイトには今まで通り軽で通っているのだが、むしろ軽に乗っているときにウィンカーと間違えてワイパーを作動させてしまうことのほうが多い。

それと維水志自身が左利きで、そのあたりの順応性が高い、というのも間違えの少ない要因かもしれない。

 

まだまだ書きたいことはたくさんあるのだけれど、今回はこのぐらいにしておこう。