レッツ 東京見物
これまた9月末の話し。
すでに今は終わっている「ハリーポッター展」に趣いたときのこと。
ついでにちょっとした東京見物もしてきた。
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メインはハリーポッター展なのだが、もちろん撮影禁止なため、その写真は一枚もないのだ。
で、展示場所は言わずと知れた六本木ヒルズ内にあるイベントサイトである。
実は日曜の都内は割と空いていることを学んだので、何事もスムーズに行くだろうと思っていたのだが、この日は出かけてはいけない日だったのだ。
9月22日。3連休のど真ん中の日である。
主要な自動車道は全て渋滞。
それでも都内へ向かう分には問題はずだったのだがこの日は違った。
午前中なのに東名出口ですでに渋滞が始まっていた。
迂回するために横浜で降り保土ヶ谷バイパス経由で横羽線を使おうと思ったが、バイパスに乗る前にすでに渋滞。ドツボにはまってしまった。
首都高も同様に混んでいて、こりゃ一体いつになったら着くんだべ、と思ったが2時間半かけてようやく六本木ヒルズに到着した。
一方、こちらの駐車場は激混み、ということはなく造作無く停めることができたが、1日停めておくと三千円もかかるらしい。
ヒルズ内5千円ご利用で1時間のサービスだ。ハリポタ展のチケット購入が5千円だとしても雀の涙ほどである。
で、チケットを買いに行くと人の列が出来ていた。
掲示には今チケットを購入しても見られるのは午後7時からだと書いてある。
今がちょうどお昼時だから、それまではあと6時間以上もある。
まあどっちにしても東京見学をするつもりだったし、ここはチケットだけ買ってまた戻ってくればよい、ということになった。
だが、腹が減ってしょーがなかったので先に昼食を済ませておきたかった。
ここでミスをした。
どうせここを出るなら、なにもこんな超高級料理店ばかりが入っているところで食事をする理由はなかったのだ。
しかもその中で安めのランチを提供している「六地蔵」とかいう店を選んでしまってクッソまずかった。
このあと美味しいもんだらけの浅草方面へ出かけるというのに・・・・。
あれだね。
地理感がないというのは不幸なことだね。
そこまでどれくらいかかるか皆目見当がつかなかったんで空腹に負けてしまったのだよ。
で、昼食をしてた分、駐車料金も多めに支払うという二重苦を味わった。
気分を取り直して、まずは前から行きたかったかっぱ橋へ行こう、ということになった。
六本木ヒルズからはクルマで20分ほどである。
しかもかっぱ橋が浅草からものすごい近い位置にあるということを知って驚いた。
歩いて行けるやんけ。
かっぱ橋商店の日曜は路上駐車のメーターも止まっていてほぼフリーで停めておけるようだ。
その代わり、店のほとんどが営業していない。
観光客向け中心の開いている店を見て回ったが、それでも十二分に楽しめた。
おー。
おもしろそー。いろんなもんがある。
確かに隊長が言うように、ここへ来たら余計なもんを買ってしまいそうになる。
キャンプで使えそうなもんはないか、という目線で見てしまうのだ。
日本人ってのは器用だよなあ。
外国人じゃなくても見入ってしまうよ。
そして・・・・・。
おお。東京スカイツリーだ。
こんなに間近に見るのは初めてだ。
見えていてもここから歩いたら結構な距離になるんだろう。
で、次に浅草へ向かう。
美味そうなお店が立ち並んでいる。
先ほどまずいもんでお腹を満たしてしまったことを後悔する。
ほう。なんかナイツとかが出てんのかな。
雷門は今工事中である。
仲見世は相変わらずの人出だ。
人形焼職人。
歩き疲れたのでちょっと甘味処に寄ることに。
どこも混雑して外で人が待っていたりしたが、ようやく入れるところを見つけた。
うーん。美味いわぁ。
もっとゆったりしていたかったが、間もなくタバコ臭くなってたまらず外へ出た。
喫煙者が喫煙する権利はあるが、吸わない人間に受動喫煙させる権利は誰も認めてない。
だが喫煙者にそんなことを訴えても通じるはずがない。そもそもそれを悪いと思ってないから所構わず喫煙するわけで。
従ってこういった小さなお店に入るとき、吸わない人間はひたすら被害者に徹しなければならんのだ。
もちろんレストラン等で隣りに座った喫煙者に「タバコを吸ってもいいですか？」などと問われたことなど一切ない。
こと喫煙に関しては日本は文化的に遅れている。戦後と対して変わらんのだ。
そしてこれからも変わることはないだろう。
あ、知人なら問題ないですから。わかって付き合ってるんで。お気になさらずに。
結構な距離を歩いてだいぶ疲れた。
それでもまだハリポタ展まで2時間ほどあるのだ。
一旦車に戻りスカイツリーを見に行くことになった。
いや、眺めに行く、だな。
これもかっぱ橋から10分ぐらいだったろうか。近い。
途中、歌舞伎座があったりした。
そーいや隊長は今頃引越し準備で忙しいんだろうなー、と思った。
ひょー。車内からでも割と真下から見られる。
迫力あんなー。
ソラカラちゃんがいるかと思ったがやはり外からでは会えなかった。
日も暮れて来たし、ホント眺めただけだが、そろそろ六本木ヒルズに戻ることにした。
両国国技館の前も通った。
ちょうど何場所かわからんが開催中だった。
相撲好きのマイハニーはたまらず撮影。
ちょうど7時前ぐらいに六本木ヒルズに戻ってこられた。
だが・・・・・。
7時からのチケットを持っている人の行列ができていた。
チケットを持ってるのに・・・・だ。
入るまでに50分かかるのだそうだ。
実際にそれぐらいかかった。
しかも中に入ってからも一つの展示物を見るのにすごい行列ができてなかなか前に進めない。
「（列を崩して）空いているところから後方の方と入れ替わって見てください」という係員のアナウンスの意味がわからないらしく、展示物と展示物の間に列をなしているので進まないのだ。
我々はあるエリアからは係員の指示通りに動いた。
マイハニーは大のハリポタファン。感慨深くたっぷりと時間をかけて見学していた。
見学の後は恒例のグッズ販売所があるのだが、目ん玉が飛び出るほどどれも高くて驚いた。
そんなこんなで目標を達し、後はどこかで夕食を食べて帰るだけとなった。
帰りは実にスムーズ。
そのまま地元まで戻り、地元の安心できるラーメン屋で遅い夕食を取って帰ったのだった。
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