新人建設の空回り
悩んでいても、時間は着実に進んでいるのだった。
次のプランが上がってくるまでの間、新人建設の新築内覧会に行って実際の建物を見てきた。
初めて訪れた新人建設の内覧会の家だが、絡むホームのそれと違い、デカ過ぎてあんまり参考にはならなかった。
まあ、そもそも他人の家には興味がないんで別にそれはいいとして、維水志の好奇心は新人建設がどんな家づくりをするのかに向いていた。
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外壁は塗り壁、クローゼット内は板張り、造作が得意、等々、他社とは違った個性を打ち出している。
そもそも維水志がここに興味を持ったのは、通勤途中にここが建てていた物件がとてもユニークだったからである。
実際に見てみて、そりゃもちろんハウスメーカーの豪華さには劣るが、外見上は立派なおうちに思えた。
あの土地に建てるなら、新人建設にお願いすることになるのかもしれない、と、ふとそんな予感がしていた。
そして新人建設と斬新、それぞれのプランが出来上がってきた。
まず新人建設。
前回のそれと違って全体を北側に寄せたのだ。
で、吹き抜けと小屋裏は健在。バイクガレージもある。
自信満々に見せてもらったので、とりあえず「素敵ですね・・・・」と言ったものの、なんか違和感があるのだが・・・。
一方、マイハニーは微妙な反応。この日は体調が悪くマスクをしていたのでその下の表情はうかがい知れないが、なんとなく雰囲気でわかる。
うむ。絶対に気に入ってない。
維水志も改めてじっくり見てみると・・・・、
なんでこんなに細い家よ。
この土地で・・・・・。
まあこの結果に至ったのはこちら側の意図をくんでもらったからなのだろう。
もうこの四面楚歌の土地でいいかな、と思いつつあったとき、マイハニーの懸念材料は日照不足だと維水志は思っていた。
が、よくよく聞いてみると、周りが囲まれている圧迫感が嫌なんだと言う。
それらを伝えたからそれが反映されてこうなったのだろう。南側の土地から一番遠いところで5メートルも離れている。
けど、家がこんな細いんじゃ内部の圧迫感があるだろうて。元の木阿弥だわ。
そしてあろうことか、こちら側の意見が反映されてない箇所がいっぱいあるのだった。
ずっとガス仕様だと言っているのに、3回目のプランにしてまだエコキュート、つまりオール電化仕様なのである。
2階風呂・洗濯機プランを告げたはずなのに未だ風呂場は1階にある。
床暖房が再度見積もりに入ってないし、外構費用がまだ50万のままで、しかもまた維水志予算をオーバーしている。
なんかさあ・・・・。
客として見られてない?もしかして?
それともゴリ押しすればない予算が出てくるとでも思ってんのか?
そしてまたヒアリングの時にはいなかった女性建築士が設計担当なのである。ヒアリングの時は一切顔を出さないくせにプラン発表時には必ずしゃしゃり出てくるのである。
それも違和感を感じる。
チームでプランを考えているとは言うが、設計図を書く人が直接ヒアリングをするべきなのではないか?
それで、このプラン通りに現地に綱(テープ)が張ってあるから、この会合の後、実際に行ってどんな感じか見てもらいたいのだと言う。
で、そりゃまずかったわな。
超細い。
狭い。
「なんでこんな広い土地で・・・」と思わざるを得なかった。
そしてこの土地に絶望したのと同時に新人建設への不信も高まったのだった。
そのようにきっぱりと吹っ切れたのも、実はこの数日前に、もしかしたら他に土地が見つかるかもしれないという期待が高まったからなのだった。
その話はまた別の機会に。
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