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影丸 2回目のユーザー車検 本編

さて、いよいよ車検本番である。

すでに前にはバイクが2台。

11時を10分ほど回っていたが、どーやらこのラウンド内に間に合ったようだ。

前回と同じようにメットとジャケットが邪魔。

書類を持ちながら検査を受けないといけないからだ。

荷物置き場は奥にある。検査中のバイクの横を通って奥へはいけない。

仕方がないので始めは手前に置いておこう。

ほどなく若い係員のにいちゃんがやってきた。

こちらも前回と同じで、検査場に入る前に、左右前後のウィンカー、ブレーキランプ、ハイビーム、ホーンのチェックを行うのである。

チェック、と言っても、目と耳で確認するだけだ。

それでおしまい。

ブレーキパッドやタイヤの磨耗がどーのとか、各部ねじの緩みやチェーンのたるみがどーのとか、オイルの量がどーのとかは一切ない。

「一人でやったことはありますか?」

と聞かれた。

二回目だと言うと、排ガスチェックは7番のボタンを押してから始めるようにと言われた。

中に入る。

排ガスチェックをしたいのだが、前にバイクが詰まっている。

前にいるアメリカンバイクの人が先ほど再入場のボタンを押していたのが見えたので、ちょっと横にずれていただいた。

DSC_3981.jpg

そうだ。この機械だ。写真は前回のものだが、変わっていない。

この下にボタンがある。「平成○年以降」どーのと書かれている7番を押す。

機械に従って「ブローブ」を入れる。

入れる、と言ってもこの細長い管つきのやつをマフラーの中に入れる、でいーんだよね。

入れると機械のランプが「検査中」に変わった。

「ドキドキ・・・・」

○、○だあ。

続けてブレーキや速度計のチェックに入るが、まだ前がつかえている。

この間に外に置いてある荷物を持ってきて荷物台に置く。

待つ。

待っていると、後ろに並んでいる人から、

「紙を入れましたか?」

と、声がかかった。

一瞬、「?」と思ったが、写真の赤い色の機械に検査の用紙入れなければならない、ということを言っているのだとすぐに気がついた。

「まだです!すみません」

これと同じ機械が出口にあるのだが、前回、維水志はそっちにしか用紙を通さなかったのだ。

つまり前回は、付き添ってくれた係員の人が全部それらをやってくれていたわけだ。

むーん。

前回、自分で全部やったつもりでいたのだが、実は全然できていなかったんだね。

用紙を通すと、「ん?何か違いはあるのか?」と思ってしまうぐらい小さい○印のようなものが押されていた。

で、次だ。

次のステップに行くときもボタンを押さないといかん。

こ、これも前回は自分でやっていなかったようだ。

ど、どれを押す?

ここには三段構えで、

「前輪、後輪、なんとか」

「一灯式、二灯式」

「再入場、なんとか」

と、ある。

最初のは前回、係員がぼそぼそと独り言を言っていた「これ、後輪かな?」というのをブログに記しておいたおかげで、「メーターは後輪で計測する」という意味だとわかった。

二段目もライトの数だとわかったから「二灯式」を押した。

三段目は・・・・・必要なさそうだったからスルーした。

そしたら、後ろに並んでいた人が寄ってきて、

「これ、二灯式だったかな?」

と、言って影丸の前を確認し、ボタンを「一灯式」に押しなおしてくれた。

あら、そうか。影丸のライトは二つあるけど、ローのときはかたっぽしか点灯してないから一灯式なのか。

はあ・・・・。自分のバイクのことすらよくわかっていなかったわけだ。

「あ、ありがとうございます」

まあ、素人がまごまごしていて時間がやたらかかってしまうのを見たくはない、ということもあろうが、親切に教えていただけるのはとてもありがたいことである。

助かりました。ありがとうございます。

「前に進み、後輪を台に乗せろ」というアナウンスがかかった。

ここからはアナウンスに従ってやればよい。

乗せると、ガクン、と一段下がってローラーにタイヤが乗る仕組みになっている。

前後輪同時にブレーキをかけたり、はなしたり、メーターが40キロになったらフットスイッチを離したり、とスムーズにやれた。

自分でも笑っちゃうが、前回はここでメーターにつられてニュートラルなのにアクセルふかしちゃったし、はは・・・。

今回はさすがにそーゆーことはなかったさ。

速度計、○!

ブレーキ、○!

よっしゃあ!

「前に進みライトを点灯してください・・・・」

きたー。

いよいよ最後の難関だ。

光軸検査だ。

「ハイビームにしてください」

か、なんか言ったと思うのだが、ここで「しまった!」と思った。

片目にするために持参した茶色の封筒とセロテープを荷物の中に入れたままだったんだ。

荷物のところへ行こうにも、検査は始まっている。

あわわ・・・・。

とりあえずハイビームから先に計測してもらうしかない・・・・。

き、きた!

あ、あの機械が!

からしゃしゃり出てきた。

影丸のライトが機械に反射している・・・。

「ドキドキ・・・・・・」

○!

や、やったあ!!

「よっしゃあ!スーパーの地下駐車場での整備が通用したあ!」

「よっしゃ、来い!次はロービームだ!」

「来い!どーした次、来いやあ!」

アナウンス「前に進んでください・・・・」

へ?

お、終わり?

ロ、ローは?

????

あれ?同時?

なのかな・・・・?

ま、まあいーや。

前へ進めと言っているのだ。

じゃ、じゃあ、もしかしてこれで終わり?

う、うそみたい・・・。

と、とにかく、や、やったのだ!

最後に出口の赤い機械に用紙を通すのは学習済みだ。

通した後の用紙を見ると、先ほどの小さい○印みたいのが三つ増えていた。

合格印、なんだね。

出口の検査員に用紙を見せる。

「はい、じゃあ先ほどの受付のところで車検のシールをもらってください。これで終了でーす」

・・・・・・・・・。

やった・・・・・。

民間のお世話にならずに済んだ。

車検費用、5,540円也。(住所変更書類20円含む)

こ、これは、維水志の人生の中の、数少ない成功体験の一つじゃないか。

か、感動した。

それにしてもあっという間だったな。

ふと時計を見ると、11時半であった。

書類作成完了まで80分。検査20分って・・・・。

だが、次回は住所変更など、面倒くさい書類作成はないはずだ。

ってことは、うまくいけば1時間もかからない、ということか。混雑していなければ、だが。

普段、ちゃんと整備していれば全く問題がないのかもしれない。

こりゃ、自動車も新車なら自分で行けるんじゃね?

んー。

でも次回、影丸の車検を通すなら、もう7年目になるってことかあ・・・。

そんときゃナップスあたりでちゃんとプロの手による整備を受けてからのほうがいいかもしれない。

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