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時は遡り・・・靖国神社参拝

さて、そろそろ「時は遡り・・・」シリーズを続けようか。

世間はクリスマスで盛り上がっている真っ最中だけに、ね。

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世間は三連休で大いに盛り上がったことだろうて。

が、維水志の24日は普通に仕事。

そして23日の日曜は年末年始に備えて自粛モードのため「寝て曜日」と化した。

なのでブログを更新するモチベーションもほぼない状態なのだ。

なのに何故更新するのかというと、悲しいことに、他にやることがない、からである。

今回は10月末の8連休に母ちゃんと靖国神社を参拝したときの記事を。

母ちゃんの実父、つまり維水志のじいちゃんは戦没者である。

ゼロ戦乗りだったらしい。

戦死したのはソロモン諸島?だったか。

幼い娘を残して戦地に赴くだなんて、一体、どんな気持ちだったのだろう。

想像を絶する。

母の叔父にあたる人の話では、なんでも祖父はゼロ戦乗りとしては相当な腕前だったとか。

さかさまになる旋回、って何て言うのか名前を忘れたが、それを見せにゼロ戦に乗って家の近くまで来てくれたとか。

維水志のバイク好きってのは、そんなじいちゃんの血を引いてるからなのかもしれん。

バイクは飛行機じゃないけど、風を切って高速で移動する乗り物って点で。

まあそんなんで遺族としての靖国神社参拝である。

朝、横浜の実家を訪れ母ちゃんを拾ってそのまま靖国神社へ。

平日だったので多少は混雑もあったが、11時前には現地に到着。

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正式参拝だと駐車場は何時間かは無料になるようだ。

厳かに参拝を終える。

じいちゃんよ、安らかに。

残念ながら、あなたの孫はこんなへっぽこな人生を送ることになってしまったよ。

せめてバイクで事故らないように最後まで見守っておくんなされ。

母ちゃんは何を報告したのだろうか。

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帰り際、かわいい集団に遭遇。

白百合かな?

白百合もなあ・・・。

場所によってなんであんなにレベルに差があるのだろうか。

この子らはおそらく皆セレブのお嬢ちゃんたちなんだろうねぇ。

なんたって九段だもの。

良かったねぇ。裕福なご家庭にお生まれになって。

さて、お昼を食べて、本日の宿泊地、箱根へ移動するとしようか。

実は母ちゃんと箱根の旅館に一泊することになっている。

一応、近くの和食屋を予定していたのだが、維水志がそれを告げてなかったということもあり、母ちゃんがうなぎにしようとおっしゃる。

まあ食べたいもんを食べるのがよかろう。

というわけで、せっかく東京に来たんだし、浅草の老舗に行くことにした。

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で、調べたらここがあった。

すでに中の待合所で人が並んでいて、1時間近く待つことになった。

で、待っている客のほとんどが外国人なのだった。

へー。

うなぎなんか食べるんだね。

とんかつのほうが美味いんじゃね?

維水志は断然そっちを勧めるが。

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で、まあ期待が高まる。

なんたって浅草の老舗だもの。

どんだけ美味いうなぎをいただけるやら。

厨房にはおばあちゃん一人ってのが気になるが、老舗ってことはそーゆーことなのだろう。

アシスタントのおばちゃんがこれまたちゃきちゃきしていて英語を流ちょうに話せるのだった。

大したもんだなー。

それだけ外国人客が多いってことなのだろう。

で、肝心のうな重だが、

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こ、これ?

うなぎでご飯が隠れてないうな重を初めて見たんですけど・・・。

これが「ふつう」3900円だそうな。

はは・・・。

さすが東京の老舗だ。

ご飯が隠れるぐらいのを所望するなら「たっぷり」の4800円を払わないといけないようだ。

けど、こんなしょぼいの3900円も取って客に提供するんか。

これが出てくるのを知ってたら絶対に頼まなかったろうて。

そして別に味も格別美味いわけではない。

ふわっふわ感も乏しい。

ご飯を残したさー。

はは・・・。

三島のうな重のほうが百倍美味いって、ここにいた外国人客みんなに教えてやりたかったぜ。

ってか、これがザ・ジャパニーズうな重だと思ってもらいたくないなあ。

うむ。

「東京は何でもうまい」神話が崩れた瞬間だった。

コインパーキングの1200円と合わせてものすごい出費となってしまった。

とっとと箱根へ向かおうか。

すると今度はヨロイヅカファームへ行って会社の人へのお土産を買いたい、と母ちゃんがおっしゃる。

そーいや、いつだったか、そこへ連れてってあげようとして定休日で空振りに終わったことがあったな。

それを覚えてたってわけか。

なんでも職場には若い人が多く、ハイカラなお土産のほうが喜ぶだろうということだった。

まあヨロイヅカ製品ならお土産としても鉄板だろうて。

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母ちゃん、昭和15年生まれ御年78歳だ。

そんでメールやラインを扱えるという元気のよさは、不肖の息子にとってまったくもって有難いことである。

たまにゃこーして親孝行もどきをしないとね。

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マロンソフト。

めっちゃ美味かった。

母ちゃんは高価な焼き菓子をお土産に買っていた。

4つぐらいしか入ってないのに千円以上って・・・。

さすがヨロイヅカ。

まあでもこれは金額に見合っている。リーズナブルだと思う。

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さあて、ケーキも買ったこったし、旅館でいただくことにしよう。

ああ、このケーキ代、クリスマス用に取っておくべきだったか・・・。

今となっては遅すぎることである。

つづく。

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