久しぶりに鰻を食す
今日は母ちゃんを小田原の有名な鰻店へご招待。
維水志の休みと母ちゃんの休みが合ったので、たまにゃ孝行せんといけない。
まあそれが孝行になるのかどうかは別として。
目指す店は「友栄」という、かなり人気のある店である。
以前も連れて行ったことがあるのだが、友栄の、甘すぎずさっぱりとした鰻のタレが随分と気に入ったようで、是非また来たいとよく言っていたのでちょうどいい機会となった。
なので小田原までご足労願った。
11時開店なので11時前後に小田原駅で待ち合わせ。
平日だし、台風が来るか来ないかという、悪天候だからお昼前に行けば空いてんじゃないかと高をくくっていたが、甘かった。
すでに駐車場は満杯。
駐車場が空く前に、先に母ちゃんに順番待ちの紙に名前を書いてもらいに行ってもらった。
あまりに待っている人が多いので、母ちゃんが「どうする?1時間以上待ちそうだよ。他にする?」と心配するのだが、これのために小田原に来たんだから待たないでどーすんねん?
だいじょぶだ、母ちゃん。
あんたの息子は最近待つことに耐性がついてきたんだよ。
鎌倉じゃしらす丼を食べるために3時間待ったんだぜ。
ということで改めて順番を取りに行ってもらった。
その間、車が空くのを待つ。
後方に都合よく諦めて帰る人がいたのでそこに入れようとしたが、後ろに後続車が来ていた。
維水志が先に待っているのは見えているはずだから、まさかそこにちゃっかり先に入れてしまうような無粋な真似はしないだろうとは思っていたが、敵はばばあである。予想通り先に入れようとしやがるのだった。
先に待っていたのは自分で、それが見えていたはずだ、と主張するが、うだうだぬかしやがる。
こーゆーやからと出会うとホントがっかりする。
維水志が待っているのを素で知らないのなら、ばばあにとって維水志が悪者となるわけで・・・。
まあ見えてないわけがないが、どのみち自分勝手な都合のいい解釈をしてるだろうから何を言ってもこっちが悪者なのは変わりないのである。
そんなやり取りをしている間にもう一台が去っていったので、ばばあの悪行を黙って見過ごしていればそんな嫌な思いをせずに済んだんだが。
後でそのばばあの二つ隣の席に通されてちょっと気まずかったが、見るとばばあグループの一員だった。
あんな台数の少ない駐車場にそれぞれが自家用車で来てんのかよー。じゃあ地元の人間でこの店の駐車場事情は知ってんだろうが。
だったら乗り合いで来いよ~。
と、思うが、クソばばあに何を言っても無駄なので、もう存在を無視することにした。
で、だ。
この店は名前を書くのではなく、受付に名前と電話番号を告げておけば中で待たなくてもよいというシステムだった。
そして席が用意できたら電話で呼び出してくれるんだそうだ。
そして受付時にメインとなる鰻関連のオーダーを済まさないといけない。
まあうな重か白焼きのどちらかなんだけれど。
ちなみにご飯は大盛りが無料だそうで、母ちゃんは維水志の分を大盛りでオーダーしてくれた。
そーゆーわけで車の中で待っていると、団体客がいたのか、一気に大勢が帰って行き、30分も待たないうちに電話で呼ばれた。
とりあえず席に通されたが、そこからのほうが待ったかも。
席に着いてから焼き始めるのかしら。
その間、母ちゃんと世間話をするのだが、驚いたことに、母ちゃんもスマホデビューをしていて、ラインのIDまで持っているのだった。
勤め先に親切にいろいろとこの手のことを教えてくれる若い衆がいるらしい。
触らしてもらったが、なんか自分の格安スマホと比べると随分と高級に見えた。
やっぱそーなんだ。
で、話を聞くと、やはり電話の出方やマナーモードのやり方が最初はさっぱりわからず、電車の中でなりまくってしまった際も気づかないフリを貫き通した、などと言っている。
むーん・・・。
まあそうなるんだろうなあ。
老いた自分の母親を見ると、先ほどのようなクソばばあを責めるもこれからは考えないといけないかもしれない、と思った。
同様に自分にも子供がいたら、クソガキに対する耐性が身に付くのだろうか。
やがて鰻が来た。
写真なし。
文句なしに美味い。
他に言葉はないさ。
昨今、税抜き4980円も出さないとこんだけのもんは食えないのだ。二人で一万円でお釣りはないのである。
その後、職場の同僚に小田原土産を買いたい、というのでヨロイヅカファームへ行ったが火曜日は定休日だった。ち~んっ。
しょーがないんで割と有名でうちもよく利用する和菓子屋「菜の花」へ行った。
ここの焼きモンブランが美味いのである。
写真なし。
で、横浜まで送る。
道中、海老名サービスエリアへ寄りたい、というので行ってみる。
スタバでコーヒーを飲むとは、まあハイカラなお年寄りである。
夕食でいただくお弁当も買って行こう、とおっしゃる。
あっちの豚まんが美味いから買って行こう、とおっしゃる。
そ、そんなに食えん・・・。
そんでまあ実家に着いてからは自作のテーブルの補強をしてやったり、洗濯機がイカれたからネットでいいのを探してくれと頼まれたりとか、いろいろと息子が来たらやってもらおうと思っていただろう溜まっていた件を一つずつ済ませた。
先ほど購入した弁当をいただき8時過ぎにはおいとました。
土産に梨や茨城産のべにはるか等を持たせてもらったのだった。
にほんブログ村←いつも応援ありがとうございます。
ポチっ、とひとつ、よろしくお願いします。