久々の気合・後編
6時起床。
窓の外を眺めるとまだ薄暗いが雨は降っていないようだ。
今回はタンクバッグのマンタも出動で、さあ出発だ!
まずは西湘バイパスへ。
ここを走ると塩混じりの砂をかぶって錆びる率が高くなるというからあんまり走りたくなかったが仕方あるまい。海と反対側の車線だしまあいーか。
曇りながらも日が昇ってきて海をかすかに照らしている。
きれいだ。いーねー。こんな世界を味わえるのはバイクならではだね。
なんか得した気分になる。
でも・・・・。
さみーし。
今日は風が強いみたいでなんか頭を前から押される感じがする。そこでメット上部にある4箇所の通気口を2つ空けてみたら抵抗が少なくなった。
気温のせいでこれまで感じなかったんだろう。ジェットヘルメットって意外と風が中に入ってきてさみーのがわかった。
こりゃ本格的に寒くなったら大変なことになりそうだ。これまた対策が必要だわ。
バイパスを降りて田舎道から小田厚の側道へ。
ここまで交通量も少なく順調、順調。
混雑を避けるために129号線を数百メートルも走らずに東名に入れるコースを選んだ。だが意味なかったかも。
さすがにまだ7時前後じゃ混みようがないわな。
料金所までのカーブが楽しい!
バイク傾けてるぜー!リーンなんとかだぜー!(たぶん一緒に傾いてる程度)
タンスタの教えに従って一番左のレーンへ。グローブもはずさずにチケットをマンタに入れる。ほとんど時間がかかってないぞ。
回転数を気にせず加速!ちょー気持ちいーんですけど!スカーッとするぜー!
本線に合流だ!
まだあまりクルマも多くないようだ。
あっと言う間に海老名インターに到着。予定通りここで朝食だ。
まだ7時5分で家を出てからここまでちょうど40分だな。
・・・・。
二輪専用の駐車場があるからどんだけバイクが停まってっかなあ?と思ったら一台もないんですけど・・・。
朝、だから?平日、だから?
お馴染みのB1グルメストリートもこの時間じゃまだひっそりとしてらあ。
上り側じゃ有名なメロンパンも買えやしないしブログのネタにもなりゃしない。
なんかラーメン特集みたいのやってるけど朝からラーメンはなあ・・・。
ってことでそばに。
これがまたそばが多すぎてのびちゃうぐらいの量で、おかげでつゆが少ない。こんなんで650円(涙)。でもまあそれなりなんで許す。そばでまずかったらたぶんそれはそばじゃないんだろう。
腹を満たしたらちょっと眠気がしてきた。
9時前ぐらいに着くと言っておいて、ここから恐らく40分前後なのだろうけどまだ7時半だ。早すぎる。
そこで暫くぶらつくことにした。
お世話になる仲間の奥さまにメロンパンを購入。
しかし、コンビニの経営者にメロンパンって。しかも ― 「メレンゲの気持ち」で大橋のぞみちゃんが絶賛したメロンパン ― は下りのSAだし、なんのネタにもならないようなのを買っても・・・と思ったが何にもないよりはましだ。
だから写真もなしやー。
手持ち無沙汰でバイク専用の駐車場を覗くと・・・隼、発見!
おー。迫力あんなー。一体何キロでんだべ?やっぱ300キロか?
ライダーがいなくなるのを待って遠巻きに写真を撮る。
ライダーはライダースーツを着ているせいかオレと同じようなメタボの中年とおぼしき人に見えた。
やはり若者のライダーは少ないのかなあ。
それにしてもこっち側に隼が一台だけだ。もう一方側にはオレのNinjaが同じく一台。寂しい限りだ。
で、飽きてきたから7時45分には出発することに。
再び本線に合流し、おとなしく一番左のレーンを走る。
途中、横浜町田インターからの合流車を予想して真ん中のレーンへ。
うへーっ!100キロや。109キロまでは確認したが後はメーター見る余裕なし。ここでちょっと伏せてみると、おー!カウルのすばらしさが実感できた!ほとんど風を受けない。
合流地点を越えたらそそくさと左へ。
横浜青葉までは意外と近かった。
これまた一番左の料金所へ。やはりグローブをはずさず今度はチケットと一緒にETCカードを差し出す。
領収書とカードをそのままマンタにしまってあっという間に済んだ。
タンスタさまさまだなあ。
料金所のおっちゃんと挨拶を交わし(挨拶ってETCになってからすっかり忘れてた感覚だよ)横浜双葉インターのカーブを楽しみながら246へ。
混んでる・・・。
さすがにこの時間だとバイクも多くみんなしっかりクルマの横をすり抜けてくからこっちも一緒になってすり抜けてった。
それにしても混んでいる。こりゃクルマだったら一体どんだけ時間がかかんだろ?
だいぶ影丸に慣れてきたのか、低速でもほとんどふらつかなくなってきてる。そーゆーわけですり抜けもだいぶ上達してきた。まあ調子にのるとやっちまうから慎重に、だけど。
赤で停まるたんびに先頭へ出て、青になった途端クルマがはるか後方!
これぞバイクだよね~。スカーッとするね~。
で、ナビタイムで予習した曲がる地点だけ間違えないように走った。
一回間違えちゃったけど、すぐに修正して無事に8時半ちょっと前に到着。
それでも早過ぎたが・・・。
朝は奥さまが勤務されているとのことなので暫く休ませてもらうことにしよう!
ごーしー!あとはタンデムよろしくー!!
というわけで久々に気合の入った朝なのだった。