バイト・クロニクル②
衛生管理について。
いやあ・・・。
とにかくこれについて語りたいためにこの話題にした、みたいなとこもあるぐらい衝撃的だった。
会社によって衛生面に対する考え方がこうも違うものかと愕然としたものだ。
まずはじめにその前に勤めていたファミレスについて触れておこう。
それはファミレス業界では最大手?と言っても過言ではない「ひばり」グループの1つ「J(ジェイ)」だ!
ここでは仕込んだ食材ごとに使用期限が決められている。
え?当たり前だろって?
いやいや、オレもルパン3世の仲間に勤めるなるまではそう思ってたって。(面倒くさいから「斬鉄剣」にしとこーか。いや、「○えもん」としておこう)
話しを戻すが、ジェイではたまに社内査察も入るということもあってよっぽどのことがない限り、使用期限が過ぎた食材は容赦なく破棄していた。
もったいないもくそもない。だから仕込む量はよーく吟味して決めなければ相当な無駄を出すことになるのである。
だから仕込んだ食材に期限を示すシールを貼るのもごくごく当然のことだったのである。
だが○えもんはどうだ?
期限に対して厳しかったと言えばドリンク類ぐらいだったか。
他は?と言えば、見た目、臭い、が決めてだ。
ほとんどの場合そんなんでその食材の使用期限を決定するのである。
まあ使えるのなら無駄がなくなるのだから無理して捨てることもないだろう。
ところが、だ。
その基準がスゲー適当で社員によってバラバラ。だからバイトの立場としてはその時入っている社員の基準がそのときの基準、となる。中にはそんなん使っていーの?ってぐらいのやつを「炒めりやだいじょぶだ」とおっしゃって使う社員さまもいらっしゃった。
特にサラダの基準。
○えもんではレタスを3センチ角ぐらいにカットしたものに大根・人参をツマ状にしたものを混ぜ、ベーコンビッツに和風ドレッシングをかけて提供していた。
普通さあ、レタスが変色しているものを商品として提供しますか?
いいえしません。(反語)
だが○えもんではドレッシングの色がそれをごまかしてくれるため、少々変色しているものでも平気で提供するのである。
閉口。
オレはここでは絶対にサラダ注文しない。いや、内情を知った以上その同種の店に入る気すらしない。
しかもそのサラダ、前日の朝に仕込んだものでも余ってりゃ出てくる可能性あり。
ジェイでは考えられないことだった。
いや、どっちが正しいのだろう?と混乱したものだ。
ジェイがもったいないことし過ぎてるんじゃ・・・。いやいや、○えもん、そりゃやり過ぎだ、常識外れてんだろ・・・。いやあ、どーせ客なんかわかってないんだからいーんだ・・・。
そしてその仕込み方にも物凄い問題があった気がしてならないから黙ってられないのである。