本当の空腹
久しぶりの更新。
地震から10日以上経ってもその爪あとがなかなか癒えてこない。被災地はもちろんのこと、遠く離れた首都圏でも物不足やら計画停電やらで事態は深刻だ。
そうは言っても首都圏の物不足なんて物不足のうちには入らないだろう。「いみなし軍団」による、「いみなし軍団」のための、「いみなし買占め」のせいでもあるし、いくらパンや米が売ってないとかって言ったってちゃんと３度の食事にありつけている。
マザーテレサの有名な話がある。
ある日、マザーテレサが飢えた子供にパンを与えたところ、がっつくと思いきや少ししか食べないので理由を聞いてみた。するとその子が言った。「そのパンを食した後、再び襲ってくる空腹に耐えなければいけないのが恐い」と。マザーテレサは「本当の空腹とは何なのか、私たちはわかっているのでしょうか？」と問うたという。
まあ、そんな話しをしたろころで、「いみなし買占め」するような連中にとっちゃ馬耳東風ね。そんなやからの主張は当然こうだろう。『いやいや・・。「いみなし」ではないのだよ、きみー、「やむを得ず」なのだよー、これは』。
だからこその馬耳東風。それゆえ本当に困っている人が後ろめたさを感じてしまうという悪循環をもたらす。
日本人の災害時でも略奪をしない慎ましさに対する海外メディアの賞賛があるが、これは日本人というより東北の人たちの気質によるのではないか？これが首都圏だったらまさに無法地帯になってたんじゃないか？と、買占めに走る人たちを見ていると思わざるを得ない。
まあ今んとこ「いみなし～」の仲間にゃとりあえずなってないけど、実際に災害時になったら自分でもどうなるかわかったもんじゃないからあまり人のことは言えないかもしれない・・・。
それにしても更新しないとブログ村の順位がどこまでも下がっていくのだなあ。そのために書いているわけではないが、ちっと寂しい・・・。から
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