Ninjaよ!私は帰ってきた!!

バイクが紡ぐ彩り生活!

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相棒 ~誕生への道Ⅵ

ジャイアント客寄せパンダ☆

火~木曜は時間にわりと余裕がある。

火曜日にホンダドリ~ム、水曜日に八王子ときて最後の木曜になった。金土曜はあまり時間がない。

なんとしても今日あたりで決着をつけたい。

と・こ・ろ・が・・・・。

VTR2502.jpg CB400SF2.jpg

GRADIUS2.jpg ZEPHYR χ2

となり、絞るどころか候補が1台増えてしまった。とはいえ、究極的にはニーハンなのか400なのかということにつきる。ニーハンならばVTRで決まり、400ならばまだ中古探しに奔走しなければなるまい。

昨夜ネットでゼファーχの情報も集め値段もリサーチするが、これもまた人気車で相場が高い。CBと同じかあるいはそれ以上だった。

マイハニーは昨日、梅田屋で見た火の玉レッドがとてもきれいで相当気に入ったみたいだが、70万超えでは申し訳ないがアウトだ。もっと廉価のを探さないといけない。

一方、オレはオレで候補車の新車・中古が平均よりわりと低めの価格設定をしている店を発見した。

埼玉県を中心に店舗を展開する「靴下屋」である。いい価格を出してんのにこれが県内には川崎に1店舗しかない。

そしてその川崎店に新車なのに平均より2万円ほど安いVTRがあった。

もしかしたらこいつも超客寄せパンダかもしれない。

が、埼玉の店舗にも見てみたい中古があったので、それらを川崎まで取り寄せてもらうことができたりするのかも含めていろいろ聞いてみたかった。

川崎なら大して遠くはないしで今日はそこをメインに行ってみることにした。

そしてマイハニーお気に入りのゼファーχに関しては帰り道の港北あたりでゼファーを専門に扱ってる「深い内部屋」という店があるのでそこにも寄って、最後に赤男爵、時間があれば梅田屋というコースで。

まずは「靴下屋」から。

2りんかんに併設された小さい店舗で思ったほど中古車がなかった。

中に新車が十数台展示されている程度だ。

早速、若いあんちゃんに「ネットで419,900円のVTRの新車を見たんですけど見積り出してもらえますか?」

というと「店長を呼びますので少々お待ちください」と言われ待ってるとかなり若そうな店長がやって「ネットのですよね?」と聞かれたから「そうです」と答える。

店側の二人で「439,900円じゃないんですか?」「いーのいーの。41万9千9百円のほうで」みたいな気になるやり取りがあった。

そーして出てきた見積りが484,220円(自賠責3年)。

きた!50万をきった!さすがにこれでは「端数をきって」とかは言えなかった。

ここはホントに安いんだ!パンダではない!

しかも

登録代行費¥18,900

車体整備費¥21,000

なんとわかりやすい。これらも今までの中でダントツに安いではないか!

埼玉県には良いお店がおありで・・・・。うらやましい・・・。

なんかもうこれで一件落着にしたくなったが、赤男爵に聞いてみるまではまだわからん。

というのも赤男爵の店長はかなり自信ありげだったし、なんといっても「免許応援キャンペーン、バイク購入資金3万円サポート!」ってのにすでに応募してあるのだ。これを使わない手はない。

靴下屋併設の2りんかんでマイハニーの冬用ジャケット見てそこを後にした。

実に何十年ぶりかに第三京浜を使って小机にある「深い内部屋」へ。

なっつかしい。

ここら辺りはどっちかというと高校時代の思い出が多い。

間もなく店が見えてきた。

おー。あるある。ゼファーのオンパレードだ。

裏の駐車場にクルマを停める。なんかやばそうな、いかついベンツがとまってる。きっと従業員のものだろう。だいじょぶなのか?この店?

ゼファー400の購入を考えている、というとこれまたいかつい店長がいろいろと説明をしてくれる。

マイハニーは火の玉オレンジがお気に入りらしいがそれがない。でもここはカスタムまでやっていてオールペイントも6万ぐらいでできるしローダウンもオッケーだそうだ。

なんだけど価格設定がいかん。一番安いのが40万で、しかもそれが見るからにぼっこい。乗り出し価格はさらにそれに12万ぐらいを加えた額だ。

マフラーも変えてあるのがほとんどで「音を聞きたい」と言うとその中の50万のやつのエンジンをかけてくれようとしたのだが・・・・

ぜんぜんかかんないじゃーんーーー(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)

「ちょっと待ってくださーい」

何回目かのトライでやっと始動。うーむ。キャブ車の宿命か。

音は素晴らしい。けどどーも値段がなあ・・・。きのう見た梅田屋の70万ゼファーはわかる。とてもきれいだった。だがここの50万から下のはまず車体がきったない。どれも二束三文のを無理やりカスタムして売ってる、みたいな印象を受けてしまうほどタンクがへこんでいたり傷だらけだったりする。

店長の話しぶりからはバイクに対する情熱は十分に伝わってくる。きっと購入後もしっかり面倒を見てくれそうだ。しかし値段が折り合わず、「検討してみます」と早々にその場を後にしたのだった。

いまだニーハンか、それとも400かで悩みながら時間的に今日は最後になるであろう赤男爵へ向かう。

赤男爵へ到着。

靴下屋のVTRの見積りをつきつけて「どーですか?」というと「しばらくお待ちくださいね」というので待っていると、なにやら電話をかけまくってあたふたしている様子。

10分ぐらい待ったか。店長がやってきて出てきた乗り出し価格が・・・・

532,750円

え?今までの中で一番高いじゃん。

あー、でもこれから「免許応援キャンペーン」を使って3万円引くのか、と思ったらすでに3万円引かれているではないか!?

いた。

超大物客寄せパンダがここに。

ばか野郎である。

ここは

登録代行費¥18,900

車体整備費 当社負担

だそうだ。

つまり赤男爵のからくりはこうである。

1.新車の車両本体価格はメーカー希望小売価格が提示してある。

2.「免許応援キャンペーン」で3万円引きが約束されている。

3.車体整備費が「当社負担」と聞こえがいい。「他社はそこが高いですよ」とささやく。

・・・・・だが車両本体価格がまるで安くないのだった。

でもこれって乗り出し価格を比べりゃ一目瞭然なんじゃ・・・・。

それなのに会社規模で「免許応援キャンペーン」だなんて・・・。

ジャイアント客寄せパンダは赤男爵できまりだ。今までは泣き所屋だと思っていたのだがもっと大物がいたのだ。

最後に赤男爵の店長は、自分とこじゃどーみてもかなわない靴下屋の見積りに対し、開き直ってこう言った。「逆になんでここまでの価格が出せるのかわからないです」

「なんでも在庫処分みたいなこと言ってましたよ」と返すと

「あー現金化したいんですね。ならわかります。じゃあやっぱウチじゃムリです」

だと。

そーゆーセリフは少しでもそれに近づく値段出してから言え。

おまえんとこが一番高いんだぞ!

でも別にいーです。たぶんもう二度と来ることはありませんから。

15分くらいで終わったのでついでに影丸を買った梅田屋にも行って同じことをした。

こっちは靴下屋に近づけようと努力をしてくれたものの、がんばって51万であとはホンダのグローブをつけるぐらいしかできません、ということだった。

でもその努力は嬉しい、と赤男爵のバカさ加減にあきれた後だけにそう思わざるを得なかった。

要するにどこも真似できない価格なんだろう。恐るべし、靴下屋。

かくしてVTRの価格は決まった。

残すはニーハンか400か。決断のときがせまっている。

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