試乗あらし 三之章 初足長!タイガー800XC
※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。
店員さんがにこやかに待つ元へスピードトリプルを停車。
「どうでしたか?」と早速問われた。
どっちかっつうとその前のストリートトリプルのほうが今の自分の次元に近かったからだろう、そっちのほうが走りやすい、と正直に言った。
それと、トルクの太さについても「どのギアで走っていいのか本当にわからない」と説明で聞いたとおりの感想を述べた。
そして間髪入れずに次のバイクに試乗だ。
待っていたのは・・・。
きたーーーーっ!虎や!虎やで!!
携帯画像m(-_-)m
初の足長、タイガー800XCである。
まあ「初の・・・」と言っても自分にとっては大型すべてがお初になるわけで・・・。
ディーラーさんいわく「私はこの3台の中ではこれが一番なめらかで好きです」だそうだ。
なるほどー。それでこれを最後に持ってきたのかな?
問題は足つきだ。
標準シートは845だっつうんだから足がぶら~んだろうが、これはローシートで2センチほど低いらしい。
またがる。
なんとか両つま先だけはついたが、やはり不安である。※注:維水志の股下75センチ
ちょっとボディを左右に揺らしてみたがそんなに重さは感じなかった。
なのでちょっとバランスを崩したら転倒、ということはなさそうだ。
こちらもABSのランプが点灯している。ギアが何速かの表示もある。(スピードトリプルにはギア表示はなかったような・・・)
まあ考えていてもしょーがない。
ディーラーさんがもう道路へ出て誘導しているし、開き直って出発だ!
走り出すと・・・・
おっ!
おっ?
先ほどの1050と比べてエンジン音が静かでしかもスムーズ!675よりも、だ。
同じ3気筒でもこれまた随分と違うじゃないか。
すると今回は道路の前がすぐに詰まってトロトロ運転に。
だがここで発見があった!
20キロ以下の低速でアクセルオフなのにスーッと進む。
そしてギア表示を見ると・・・
なんと3速!
全然ノッキングしないじゃなイカ!
え?と思ったが、これがディーラーさんの言う「オートマみたいにずっと3速でも走っていられます」ってやつだ、と試乗3台目にしてハッキリとわかった。
(まさか大型車が全部そうだなんてことはないですよね?)
そして背が高い!
気持ちいい。
こりゃーツーリングにもきっとえーで。
加速を試すというより乗り心地を楽しんでしまったのだった。
だが信号待ちでの足つきの悪さに閉口した。
ニュートラルに入れて停止すると、発進の際、右足着地→ギア入れ→左足着地、の動作がいちいち腰をずらさないとままならない。
マイハニーが足つきにとことんこだわった理由がよくわかった。
これでは正直不安である。
帰還後、「3台のうち、もう一度乗りたいのはありますか?」とすばらしいサービス精神。
「今乗ったのが一番よかったんでもうだいじょうぶです」と遠慮した。
ホントはデイトナに乗りたかったんだけど、それは買うことは絶対にないだろうから辞めておいた。
そして感想、商談となった。
「足つきが・・・」と言うと、
試乗したのはタイガー800XCだが、タイガー800ならオンロードよりでシートがさらに低くなるしハンドル幅も狭いのだと言う。
そして店内にある800をローシートに取り替えてまたがらせてくれた。
すると、
うん。これならNinja400Rよりちょっと高くなった程度で、またがったままで方向転換とかできそうである。
さらに「雨風にも強くて高速走っていても全然余裕です」「トップケースをつけてタンデムしてるとタンデマーは居眠りできてしまいますよ」だそうである。
・・・・・いーなあ・・・・・これ。
そして商談だ。
前2台に関しては正直中途ハンパな気がしたので今回は見送ることとしてタイガー800の見積りだ。
ABS仕様しかないらしく、その車両価格が税込み1,242,150円である。
オプションとしてトップ&パニアケース、ナックルガード、ETCが合わせて約25万弱。
一方、気になる整備料はなんと驚きの5万!
トライアンフでは出来合いの輸入車をもう一度組み立て直すほど整備に力を入れているから、だそうだ。ボルト一本一本のトルクを確認したりするためらしい。
ブレーキオイルも全部入れ替える、というのだが、その必要性はあるのだろうか?
そして出てきた乗り出し価格が・・・
160 まーーんえーーーん!Σ( ̄Д ̄;)
はい、我に返りました。
800のバイクに160まーんえーんはちょっと・・・・。
オプションをETCだけにすりゃ140万ぐらいまで下がるのだろうけども・・・。
トライアンフとしての現在のキャンペーンはオプションをただでつけてくれる、というのがあるがタイガー800は対象車から外れていた。
なので、最近はどこでもやっている金利3.9%キャンペーンだけになるそうだ。
ちなみにNinja400Rを下取りに出す場合、その相場が35~40万が現在の適正価格なのだという。
「バイクキングとかに売ったほうが高く買ってもらえますか?」と直球で聞いてみたら、バイクキングとかはあんだけ宣伝してるだけあって実際のところは値を相当たたかれる、ということだった。
さらに、「外車の交換部品はぶったまげるほど高い、って聞いたんですけど、そうなんですか?」と突っ込むと、トライアンフの場合はそんなことはない、という返答だった。具体的ではなかったが。
結論:
まだこれが最初の試乗である。他にもいろいろ乗ってみて、それでもこのタイガー800がいい!と思えたら価格は目を瞑ってもこのバイクを選択するであろう。
そのための試乗だからね。
さて、試乗あらしの第1回目にして思いもかけず3台の試乗ができた。トライアンフに感謝。
そして今日より試乗したバイクで「維水志的、乗りたいランキング」を作成していこうではないか。
第1位 トライアンフ:タイガー800(ちなみに試乗したのは800XC)
第2位 トライアンフ:ストリートトリプル
第3位 トライアンフ:スピードトリプル
となった。いよいよ絞れてきたら再び試乗をお願いするかもしれない。
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
「3種類も乗らせてもらえるなら是非ディーラーに行ってみたい」「さすが維水志、気になる価格についてのレポートはありがたい」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o