弾丸ツアラー 仙台の夜は更けて
思い起こせば単身さんから初コメをいただいたのは、維水志が2010年9月に当ブログ「Ninjaよ!私は帰ってきた!!」を始めてから1ヶ月もしないうちだった。
それ以来、もうすぐ2年のお付き合いになるわけだが、小田原と仙台ではそう簡単に顔を合わす、ということができるわけもなく、今日までお付き合いはバーチャルなブログ画面上に限られていた。
このように、やり取りはお互いの記事を通してだけではあるが、不思議なもので身近な存在に感じるのである。
おそらく年が近いせいもあるだろう、レトロな話題にも盛り上がれたりして、ブログを続ける動機をいつも与えてもらっていた気がする。
その間、震災があったりしてお互いの安否を気遣うようなこともあったせいか「是非とも一度、お会いしたい」という気持ちは常に持っていたのである。
(あー、ちょっと重過ぎるかな・・・。こーゆー女がふられるのかな・・)
その封印が今日、解かれたのであった。
実は単身さんは維水志の顔を認識されている。というのも維水志がとあるバイク雑誌のインタビュー記事に載ったことがあるからである。
一方、維水志は写真等でお顔を拝見したことがなく、もっぱら自分の中のイメージでしか氏を捉えていなかったから、一体どんな人(顔)なんだろう?と、それはそれはもう楽しみだった。
会って早々、自分の中のイメージは跡形もなく消え去った。昔は柔道をたしなんだこともある、と伺っていたので、もっとこう、ごっつい感じをイメージしていたのだが、実際のところは、一言でいえば、
ダンディーである。
(あ~あ、この先、他の人と会うときのハードル上げっちゃったよ)
で、挨拶もそこそこに早速牛タン屋へとバイクで移動することになった。
遅くまで営業しているお店がこの近くにあるのを見つけてくださったのだった。
そしてメットをかぶりカタナにまたがる単身さんを見て思ったのは・・・
「あ、人形と同じだ」
ブログ上で何度も見ているあの人形が自分の前を走っているようにしか思えなかった。
(ご存知の方、皆さん、それだけあの「単身人形」は精巧にできています!)
要するに、頭はまだバーチャルなままで、実感が伴ってなかったのかもしれない。
やがて目指す牛タン屋に到着。
おしゃれなたたずまい。
面と向かってお話しするのも不思議な感じがして、何から話せばいいのかよくわからなかったけど、間もなく料理が運ばれてきて、
「じゃあ、まずは写真と行きますか!」
さすがブロガー同士、となってからいろいろと会話が進みだしたのだった。
内容は、やはりバイクやブログ記事についての話しが中心だったと思う。
豪快に肉1.5倍をオーダー。(ちなみに多すぎてあとで後悔します)
味?うまかった、としか言えません。出会いでお腹がいっぱいだったかも・・・。
そうそう、名刺をいただいた。
ブログ用の名刺である。
これ、いいよなあ。
自分もこれからまだ見ぬ人とお会いしたとき用に作っておこうかなあ、と思った。
それでいよいよ本題だ。
明日の磐梯山・初ツーについてである。
維水志に時間が限られているため無理を言って5時出発を提案すると快く承諾してくださった。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
翌日も早いので10時に撤収となった。
そして、これまたありがたいことに、方向音痴の維水志のために仙台駅近くの宿泊地まで送ってくださるとおっしゃる。
お言葉に甘えてお願いしたが、維水志が駐輪場を間違えて記憶していたため早速迷惑をかけることに。
だって、下記のような地図なんだもん。
「地図上の②番」っつったら普通、赤字を見るよね。そっちのほうが目立つじゃん。( ̄Д ̄;;
結果、もの凄い繁華街にバイクで侵入する羽目に。
それでも単身さんが近くの人に聞いてくださって場所が判明し、事なきを得た。
こうなると、維水志はまるでもう迷子の子供である。(すみませんでした)
こんなときナビやスマホがあるときっと便利なんだろうなあ。
明日の待ち合わせを同じ駐車場とし、時間は単身さんが虎鉄を停めてある秘密基地に電車で行く必要があるため電車の時間次第ということになった。
本来なら福島寄りの単身さんの住まいへ維水志がお迎えに伺うのが正しいのだが、いかんせん上のような調子で常に歯車がかみ合わないので、道に迷って出発が遅れたらそれこそ楽しみが減ってしまう。
なので堅実なほうに決めさせていただいた。
たぶん単身さんは5時前に起床だろう。確かブログでは、早起きが苦手、となっていたはず・・・。
どうもすみません・・・。
申し訳ない気持ちで見送り、ホテルにチェックイン。
と、言ってもカプセルホテルであるが、ここは安い!
一泊3,500えーーーん!
さらに「じゃらんポイント」使って
2,300えーーーーん!
駐車場と合わせて2,900円で、しかも大浴場が使い放題なのである。
(注:本来、駐車場はクルマと同じ1,200みたいです。問い合わせたときの店員が間違えたみたいでラッキーでした)
作務衣に着替えてカプセルの寝床へ。
カプセル、と言ってもタタミ1畳を一回り大きくしたぐらいの大きさがあり、壁にはヘッドホン付きのテレビまであるのだ。
さすがにそこらじゅうからいびきの音が聞こえてくるが、維水志はまるで気にならないので問題なし。
5階、屋上にある露天風呂に浸かりながら、今日の一日を反芻するように思い出し、こった体を癒したのであった。
さあ、明日はいよいよ、憧れの!
磐梯吾妻スカイラインを含む、福島3大尾根にチャレンジ!
しかも初マスツー\(*T▽T*)/
おやすみなさい。
つづく。
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
「道ぐらいちゃんと自分で調べようよー」「牛タン、分厚い」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o