バイクを選ぶ時はタイヤサイズも考慮しよう
昨日の記事に貴重な情報をくださった皆さま、ありがとうございました。
ブログってのは素晴らしいなあ。
そう。昨夜いろいろと検討してみて、みやさんが教えてくれたスピードスターというタイヤ屋に行ってみることにした。
そこならバラでもセット価格とほぼ変わらない値段で目当てのサイズをゲットできそうだ。
世田谷だが東名高速を使えば1時間もかからずに行ける。
でもって、ETC割引があるから片道だけなら千円以下で済む。それでも近辺でバラで買うより安いとみた。
そこのHP情報によると、ブリッヂ、ストーン!のバトラックスBT023というよく売れているシリーズが3万ちょいで買えそうなのだ。
で、本日の朝。
一応、最後の望みで県内でタイヤセールをやっている店に提示されている以外の組み合わせでセール価格で買えないかどうか聞いてみたが、やはりダメであった。
融通がきかねーなあ・・・。どいつもこいつも。
ミシュランやピレリーといった、いかにも高級そうなタイヤがセットだと3万以下で手に入るのに、それより明らかに格が落ちるタイヤをみすみすそれより高額で買わなければいけない、とうのがどーにも理不尽に思えて仕方がない。
まあ、店側もよく出るサイズを安く大量に仕入れるからその値段で出せるんだろうから仕方がない。
もう諦めるしかないのだ。
カワサキもそこまで考えてくれたらなー。完璧だったのに・・・。惜しいなあ。
次にバイクを買うときはそこまで考えないと。
クルマ購入の際はいつもタイヤのことまで気が回るのに、バイクの時には疎かった。
ま、もちろんそれだけでNinja400Rを選ばない理由にはならなかっただろうが、知恵がついたことは確かだ。
さて、今日は午前中が勝負である。
なんつっても天気予報によると午後3時ぐらいから雨だからね。
11時過ぎには世田谷の店に到着。珍しく道に迷うことがなかった。
で、車道から店長らしき若いお兄さんに声をかけると、気持ちよく応対してくれ、影丸を店内へ入れてくれる。
単刀直入にBT023が欲しい、と伝えると、
あろうことか、
ない、とおっしゃる。
へ?
やっちまった。電話してから来るべきだった。
いや、こんだけ有名なお店がよく出るシリーズのサイズを欠かしているなんてことがあるわけないと勝手に思い込んでいた。
うまくいかねーなー。
あさってには入荷するとは言うが、世田谷くんだりまで二度も足を運ぶつもりはない。
HPには同価格帯の製品もいくつか載っていたので聞いてみるが、出てきたのはピレリー製ので3万8千円だという。
人の話し、聞いてなかったか?
なので、もう一度「3万円ぐらいで」と念を押すと、いろいろと考えて出てきたのが3万5千円のダンロップだった。
だが、出すときに「6000キロぐらいですね」とおっしゃる。
へ?それはおそらく「寿命が」という意味に思えたが、そんな短いわけなかろう、と思って確認すると間違ってなかった。ハイグリップという種類のものは寿命が短いんだそうだ。
バカ言ってんじゃねー。工賃込みでおそらくは4万円ぐらいするであろう代物が、六千キロしか持たないとは何事か?
その後、店長らしき人は倉庫まで見に行ってくれたのだが、やはり目ぼしい在庫はなかった。
せ、世田谷まで来て・・・。
せめて雨が降る前に帰るしかないか。タイヤは磨り減ったままなのだから。
失意のまま世田谷を後にする。
これ以上、無駄な金を使わないためにも帰りは下道に決まっている。
よせばいいのにショートカットしようとするから気づいたら246を逆方向に進んでいた。
幸い、すぐに修正。
むーん。
なんとかならないものか。
やがて川﨑の2りんかんが見えてきた。
そーいや、ここに併設されているSOXでVTRを買ったんだった。
もしかしてここにセットものがあるかもしれないから寄ってみることにした。
やっぱないね。
諦めが悪いが、ハンパもんとかあるかもしれないから一応店員に聞いてみた。
答えは予想通りNGだったが、店員も安くできるのもあるかもしれない、といろいろ見積もってくれた。
前後、別のメーカーになってしまっていーなら余り物があって安くやれるというが、さすがに店員も一度は口にしたものの、「バイクが大きくなればなるほど影響が出やすい」と、すぐに前言撤回してしまった。
維水志的には安けりゃなんでも構わないと思ったが、さすがにそう言われては強くおす気にはなれなかった。
で、出てきたのがやはりダンロップの3万4千円という値段。セール時より安いという。
こちらはツーリング仕様なので長持ちするらしい。
セット物との差、4千円。
悩む。
どーせ今後もセットものにありつけることはない。
さらにキャンプ前にタイヤを替えることができる。
そして何より、今日、手ぶらで帰らずに済む。
以上のことを考慮してそれに決めさせてもらった。
スポーツマックスGPR-200
と言うんだそうだ。
タイヤ交換で待たされる間に店内にあるダンロップのカタログを見たら、なんとそのタイヤを履いているモデルバイクがNinja400Rだった。
まあ、なんという偶然。
んじゃ、きっと相性もばっちりなんじゃないか?
結局、マイティーさん推奨のラフ&ロードでやってる「どれでも好きなのを選んで、しかも工賃込みで『さんきゅっぱ』ってのと値段は変わらなくなってしまったが、まあこれも成り行だし、結果オーライってことで。
そんなこんなで1時間も待たされた。
最後に「皮むき」についての説明を受けるが、100キロぐらい必要だとか言っている。一番使う真ん中あたりは2、30キロぐらいでいーんだそうだ。
おいおい、じゃあ昨日、白バイのおっちゃんが言ってた2、300メートルってのは何なんだ?
むーん。
そんなこんなで、ようやく2時に川﨑を出発。
まだ天気はもっている。
走り出してすぐに気づいた。
タイヤ交換して
よかったあヾ(〃^∇^)ノ
なんだね、これは?
全然違うでねーか!
まず車線変更からして違う。
スッ、と曲がる。
で、明らかに燃費がいいと思われるぐらい路面をスムーズに、なんて言うか、滑っているじゃないな、滑らかに走っている感じが伝わってくる。
これでも、もともとNinjaが履いていたタイヤよりランクが一つ下だと言うから驚きだ。
前のタイヤはかなりスポーツ仕様らしいからハードな乗り方でもしないときっと違いはわからんのだろう。
と言ってもその頃はリターンした直後だったし、きっとそんなこと知っててもなんの役にも立たなかったろうねえ。
大和あたりから雨に降られてしまった。
まだ15キロぐらいしか走っていない。皮むきに最低限必要な距離を走ってないぞ。
だが、ウェットにも優れた威力を持っているというこのタイヤは確かにしっかりと路面を捉えているように思えた。
だから、さっきの「滑らかに路面を走って・・・」という表現が正しいのかどうか疑問なのだが・・・。
いずれにせよ、やっぱもう中心の皮むきはコンプリートしたべ。
グローブとジャケットは防水を用意してきたものの下半身はぐちょ濡れになってしまった。
それでも快適な足回りが、それを越える気持ちよさを与えてくれたため、苦もなく鼻歌気分で帰宅できたのだった。
よおーし。
晴れたら他の部分も皮むきだ!
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
「何事もスムーズにいかないほうが有り難味がわかっていいのだ」「タイヤのサイズがそんなに合わない車種って他にないんじゃ・・・」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o