TCクーデター 小競り合い
さて、久々にメンバー全員が揃って盛り上がってきた倶楽部員たちは、いよいよ聖地に向けて牛乳屋食堂を後にする。
そうだ。
今日は維水志、キャンプで初めて料理をすることに挑戦するのだ。
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だがそこを出たのがすでに2時ぐらい。
残す距離は80キロ。
むむっ!
つ、着くのは4時を回る???
食事をしている間に雨はなんとか上がってくれたようだ。
単身ライダーさんの先導で猪苗代方面からフォレストパークを目指す。
順調に飛ばすが、もうあと10キロぐらいになったとき・・・・・・
雨。
しかも大粒の雨。
こ、これはカッパを着ないと・・・。
だが先頭の単身さんはまるで止まる気配がない。
一瞬、狭いトンネル内で速度が緩んだが思い直すように再び加速。
もうちょっと先は青空が見えている。
えーい!ならば一気に雨雲を突破だ!
が、先導車が停車。
結局、停車したのが・・・・。
こんなとこです。
ほら、空が明るいでしょう。
すぐにやむような気配があるのだがなかなかやまないので意を決して再出発をすると・・・。
ものの1キロも行かないうちに晴れ間が広がった( ̄▽ ̄;)。
これはもう隊長の語り草になるのは決定だ。
おそらくは
「雨が降り出したのに単身さんが止まらないからぐしょ濡れになった」
「ようやく止まったがえらい辺鄙な場所だった」
「しかも、そこから5m進めば雨はやんでたのに」
という感じだろう。
ご、5mって・・・・。
そんなこんなでようやくフォレストパークに到着。
懐かしい。
時刻は・・・・4時半?おいおい・・・。
受付を済ませてサイトに向かう。2サイトを使うのだ。
今回のサイトは随分と奥まったところにあるようだ。去年の夏は入口からすぐだったが。
いやー。ここ、中がものすごく広いんだね。これで民間営業なの?
(基:県営だそうです)
で、設営開始の合図と共に再び小雨。
む~ん。
ぐずぐずするが、しょーがないんで重い腰を上げる。
物が濡れないように気を遣いながらやるので作業が進まない。
で、設営が終わるころにはまた雨がやむ。悪循環だ。
そしてプラント5へ買い出しへ。
7時を回る。
今回は維水志、具材をメモってきたさ。メモは財布の中に入れといたから落ち度はないのだ。
帰ってきて早速念願の風呂だ。
わーい(*´∀`*)。濡れた体を暖めなきゃあ。
・・・・・・・・。
激混み。
洗い場も全部うまってる。
な、夏休みだからか・・・。
ぬるぬるの泉質が気持ちいーんだけど、周りがくっそ煩い。
「やってられん」とさっさと上がってしまった隊長を尻目に維水志は、「自分はここに存在しないのだ」と、気配を殺し、周りのいかなる雑踏をも全て無視してじ~っくりあったまるのだった。
で、もう8時過ぎてら。
こ、ここからクーデター?
なんかもうそういう気分じゃないわ。
それに9時就寝の朝3時起きはもうムリでしょ。
空も雲が多いし、明日は雲海も微妙な感じだわ。
ならば、とにかく酒を飲みながらおいしいもん食って盛り上がろうではないか。
カンパーイヾ(@⌒ー⌒@)ノ
はい、終わりよければすべてよし!
う~む。なぜこうなってしまったのか?
原因はいろいろ考えられるが一番は我々の到着が遅かったから、ということだろう。
だが2時間早く着いていたら事態が変わっていたか?というと、それもまた疑問である。
ともかく一応、料理対決を始めよう。
今回、維水志は予告通り、インドカレー(チキンカレー)で勝負する。
なに、香辛料の配合は家でばっちし準備をしてきた。
後は行程だけ間違わずに作ればいいのだ。
ちなみに使用した香辛料は
カイエンペッパー
パプリカ
クミン
塩
試作に使ったレシピは何人前なのか分からずに作ったのだが、明らかに8皿分ぐらいだった。
そこで分量を全て3分の1にし、ちょっと塩辛かったんで塩は4分の1にした。
それでも鶏肉は200gを使用する。
火床はこれも本邦初公開の
ロゴス(LOGOS) 焚火ピラミッドグリルEVO M
である(その上にまた別の道具が乗ってんだけどね)。
隊長には内緒にしてたのだが、単身さんに「火床を買った」と言ったら「ロゴスのあれでしょ?」と一発で当てられたという驚きのエピソードがある。
一体、どんだけキャンプ道具に精通してるんだ?
詳細はキャンプレポートの後に報告しよう。他にも新道具がいろいろあるんで。
難しい火の管理はクーデター要員の単身さんが管理をしてくれたから維水志は心おきなく具材の準備と調理に集中することができた。
また作るかもしれないので手順を示しておこう。
1.しょうが、にんにくのみじん切りとクローブをサラダ油で炒める(葉っぱ忘れた)
2.玉ねぎのみじん切りを追加。柔らかくなるまで炒める
3.塩コショウした鶏肉を追加。色が変わってきたら
4.香辛料をブッ込んで炒める
5.水を加え、強火で一気に煮込む
6.火からあげる直前に別にしておいたガラムマサラを追加
7.コンボクッカーの蓋のほうでタマゴ焼きを作る
完成!
あ、なかなかの評判でした。
キーマじゃなくてこっちにしといてよかった(´∀`)。
一方の隊長にはご飯とつまみの煮豚を作ってもらった。
これもうまいが、ミスタービーンの本領発揮は明日のゲストを迎えてからだね。
で、これ、味がちっと薄かったんで単身さんと維水志は塩、コショウをしていただいたのだが、隊長はそれが気に入らなかったらしく、「人が作ったものに味を加えるとは」とずっと言ってた。
インドカレーに関してはそんな板長からもお褒めの言葉をいただいたよ。
対決云々より、こうしてみんなで料理をして楽しむのもなかなかいーじゃないか。
ガチョウ倶楽部で料理人が二人もいてこれだけしか品目がないのは珍しいかもしれないが、夜も遅いしこれだけでもう腹いっぱいだったのである。
・・・・食事前に隊長が買ったあられとジャーキーを食べ過ぎたか?
食事を終え、炊事場の先でみんなで空を見ると・・・・
雲間にものすごい数の星が!☆彡
おお!
か、感動!
だれかが「オリオン座は?」と冬の星座を叫んでいたが。
もしかして明日は雲海が見える・・・・・かも。
もう12時近くになっているが、今回企画担当の単身さんは
「じゃ、一応4時起きね」
と、言ってテントにもぐって行ったのだった。
つづく。
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