宴へのプロローグ
そう。
福島のガンダムの前で、
目指したのはこれ↓
だったのだが・・・・。
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単身ライダーさんのブログから拝借。
うん。これはまだいい。
まあイメージに近いかなあ。
「こう?それとも、こうか?」と積極的にポーズを取るノリノリの隊長。
うむ。この姿を是非彼の会社の部下の人たちに見せてあげたかった。
会社ではきっと部下の気持ちを察してくれる繊細で柔軟性のある良き上司なのだろう。
むーん・・・。
走ってる向きがそもそも違ってたんだね。
でもまあいい思い出になったよ。
同じものが街中にあったら、きっとこんなことできないだろうなあ。
さて、じゃあそろそろ腹も減ってきたし、単身ライダーさん推奨の
近くの!
ラーメン屋に向かうことにしようか。
ガンダムよ、また会おう!
と、出発してすぐに先頭を行く虎鉄から何かが転げ落ちる。
維水志が停車して見ると、それはタバコ。
だが、本人は止まる気配もなく、あっという間に姿が見えなくなってしまった。
ちょっと追っかければ待っているだろうと思ったら・・・。
分岐点になってもいない。
もしかして手前の分岐点と思えるところで違う方向へ曲がってしまったか?と思い二人して戻ってみるがやはり姿が見えない。
お~い、単身さ~ん・・・・
こりゃよっぽど疲れてんのか、眠いのか、腹が減ってんのか、まるで後ろを振り返りもせずに一人ですっ飛んでっちゃったのだ。
しょーがないんでもう一度ガンダムのところまで戻る。
「やあ、ガンダム、また会ったな」
と、そこには彼のライターまで落ちていた。一体どんだけ慌ててたんだ?
結局、随分と経って彼が戻ってきたので無事に合流できたが、そんなハプニングがあってますます腹が減ってしまった。
まあでもその分ラーメンがおいしくいただけるというものではないか。
進む。
大通りに出る。
信号がすべて赤に思えるほど停車回数が多い。
こんな時に限って空がピーカンで暑い。
イライラが増してくる。
さらに進む。
まだ着かない・・・・。
んーーーー・・・・まだ着かない。
え?ラーメン屋、ち、近い、んだったよね。
維水志がこの心境ならば、後ろの人は・・・・、
ヤバイ、ヤバイ。何か言ってる。
キレ始めてるぞー。
次の信号で停車したときに「はい、どーぞー」と先頭への道を空ける。
案の定、隊長がガチョウを虎鉄に横付けにして何か言ってる。
「・・・・・・」「・・・・・・・」
ここでどーゆー会話が行われていたのか、維水志は知る由もないが、是非聞いてみたかった。
まあ今更どーこーなるもんでもなさそうなのでここは黙って付いていくしかあるまい。
そしてやっとのことでラーメン屋に到着したのだった。
なんか出発してから20キロ近く走ったんですけど・・・・。
あー。暑くてぶっ倒れるかと思った。腹減ったあ。オーダー!
なんでもチャーシューは3種類の部位が楽しめるんだそうだ。
ならばもちろんチャーシュー麺大盛りさあ!
豪快。
牛乳屋食堂とは違ってこっちは動物系のダシが中心でパンチが効いている。
と、ここでよっぽど腹が減っていたのか、隊長が珍しくラーメン(普通盛)を完食だ。
すると、どうだ?
まるで鬼の首を取ったかのようにそのことを自慢するのだった。
今まで彼によって注文されては残され破棄されてしまったかわいそうな大地の恵みたちへの感謝の念が感じられないのはもちろん、その犠牲を振り返ることもせずに、である。
そして塩辛いものが苦手な維水志がおしんこを残そうとするものなら、
「まさか残すんじゃないだろうな!?ええっ!おい!?」
と、ここぞとばかりに攻めてくるのだった。
ああ・・・何と言う醜態。
とても彼の部下たちには見せられない。
とにかく終わりよければ全てよし、の各倶楽部員たちは満腹によって辛かったことは全て忘れ、すぐに次なる楽しみに思いを馳せているのだった。
ラーメン屋を出ようとすると、「単身さんですよね?」と声をかけてくるZX-14Rに乗った若者一人。
豪傑そうな若者がとても丁寧な態度で単身さんとやりとりをしていた。
しっかしまあ福島じゃ、本当にこうして知り合いにばったり遭ったりすることがあるんだねぇ。驚いた。
さて、時間は12時半過ぎであある。
この後の予定は、お肉屋さんに寄ってローストビーフの肉を買う、キャンプ場にいったん戻る、買い出しをする、温泉に入る、昨夜の宴の片づけをする、ゲストを迎える準備すなわちクーデターを開始する。
と、やることがまだまだあるのだが、時間的に言っても今日は余裕を持ってこなせそうである。
立ち寄る予定のお肉屋さんはラッキーなことに、ちょうどランチをした和屋(なごみや)からフォレストパークへ行く途中にある。そこまでは一気に向かうのだ。
(若干一名、道の駅「つちゆ」でのんきにソフトクリームを食べようとしたが未遂に終わった、ということは伏せておこう)
加藤精肉店。
どうやらここはフォレストパークのキャンプ客御用達のお店のようである。そのため土日も営業している。
維水志は牛肩ロース肉600g弱を、隊長はフライドチキン用鶏胸肉とモモ肉をそれぞれ購入。ちょっとサービスしてくれたよ。
フォレストパークに到着後、即!買い出しの、即!温泉。
あー。本日の温泉、昨日とは天と地ほどの差があった。
隊長の言うように本当に極楽気分が味わえる。すんばらしー。
極楽過ぎて長く浸かった分、体がだいぶほてってしまったようだ。
ふふ。だが心配無用。
実は自分たちのサイトからここまではちと遠いからバイクに乗って来ているのだ。
しかもノーヘル&サンダルで、だ。もちろん私有地内だからオッケーね。
ああ、なんという開放感!そよ風が心地よくほてった体や髪を通り抜ける。
昔、原付免許を取ったとき、まだノーヘルオッケーだった時代を彷彿とさせるじゃないか!
こんな経験はめったにできないぞい。
さあて、このまま余韻に浸っていたいが、ゲストを迎えるための準備をしないと。
そーいや昨日は設営の様子も写真に撮る余裕がなかったんだ。
今日はまだこんなに明るい。
やっぱ明るいうちに始めたいものだねー。
カンパーイ
ゲストが来るまで、のんびりと準備をしていこう。
いよいよクーデターが本格的に開始されるのだ!
勝負の行方はいかに!?
つづく。
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