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試乗あらし 拾伍、六之章 DUKE390、690

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※インプレはあくまでも素人維水志の個人的な主観です。

維水志の乗るDUKE390。

名前は390なのに排気量は375ccだということを、KTMに造詣が深い隊長に聞いて初めて知った。

まあ聞くところによると、400ccってカテゴリーは日本独特みたいだからねぇ。

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まずはこれの軽さに注目したい。

例によって表記の仕方が様々だが、KTMでは燃料だけを含まない半乾燥重量が139キロとなっている。

出た。紛らわしい。

乾燥重量は車両重量と違ってオイルとか入ってない走れない状態の重さだということは学習済み。

なのに「燃料のみを含まない」って何よ?

車両重量から燃料を引いたもん、ってことでいいのか?

だったら「車両重量(ただし燃料を含まず)」でいーじゃん。

その解釈でいいなら139キロプラス燃料がDUKE390の車両重量。

燃料タンク11ℓだから満タンでも150キロ以下ってわけだ。

それってVTRより軽いんですけど・・・。

跨ってみると確かに軽い。ニーハンに乗ってるみたい。

シート高は800となっているが沈み込みもあるし、軽いから股下75センチの維水志でも怖さは微塵も感じない。

エンジンをかけるとドコドコドコ・・・という単気筒独特のあれ。

「楽しそう」が第一印象。

大観山ビューラウンジの駐車場を裏側から出て箱根新道手前まで下る。

走り出してすぐ単気筒の振動に気づくがこの程度なら慣れでどーにでもなりそうだが、高速でロングツーリングをするとなると厳しいかもしれない。

なんたって維水志はNinja400Rの並列2気筒の振動に慣れるのも大変だったからね。

下りなんで馬力感とかはわからんが、ハンドリングが軽くて楽しい。

Ninja400Rと比べる、というよりVTRと比べてる感覚だ。

そしてUターンポイントに。上りになる。

おお。やはりニーハンと違って力強い。

ギューっンって感じ。トルクあるねえ。

慣れない分、ギアの選択が難しかったがそれに慣れるのもまた中型の楽しみの一つなのだろう。

ニーハンの並みの取り回しでニーハン以上の馬力が楽しめる、そんなイメージ。

車検があるということが気にならないならニーハンネイキドより絶対に面白いと思った。

維水志は400クラスならやっぱ影丸だね。

さて、残念なのが690だよ。

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手前が690R。奥が維水志試乗の690。Rが付くとどう違うのかは知らない。

今乗ったばかりの390と比べるとシート高が835だから足はつんつん立ちとなる。

ただステップの位置は390よりも前方になった。

それでもVTRぐらいの車重なのか、全然怖くない。

エンジンをかけ、走り出す。

すると390の時はさほど気にならなかった振動が・・・・。

尋常じゃないぐらい気になる(+_+)

「え?これ、電動あんま器?ケ、ケツが・・・・、マジか?」

2速、3速と上げていくと振動が少なくなるものの、そう思うぐらいの揺れるのだ。

しかも390にはあったシフトインジケーターがこっちにはなかったような・・・。

慣れない走行の中、必死にメーターをチラチラとのぞき込むんだけどやっぱ見当たらない。

注:もしかしたら付いてたかもしれません。

そんなんしてるうちに再びUターンポイントへ。

よし。ならば上りで大型の力強さを体感しようじゃないか。

???

影丸のほうが力あるんじゃね?

またトルクに関しても、タイガー800みたいに「何速からでも立ち上がってご覧に入れましょうぞ」的な厚みが感じられず、ちょこまか変速が必要だ。

それは維水志の腕のせいで、変速せずともだいじょぶだったのかもしれないが、そうしないと不安感があったのは確か。

これは大型バイクなのか?

今までいろいろ試乗してきたが、正直そう思ったものはない。

同じような排気量のストリートトリプルやヤマハのXJ6に見られたようなキビキビと走るけど中型とは違う力強さみたいのが感じられなかった。

そのことを隊長に話すと、隊長曰く、1気筒あたりの排気量?は600ぐらいまでがその力を引き出す限界なんだとか。

まあそんなんでDUKE390のほうが断然完成度が高いように思われた。

一方、DUKE200に試乗した隊長も、浮かぬ顔。

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うーん。390に乗ったら絶対に違ってたと思うが仕方あるまい。

隊長のDUKE200のインプレはこちら↓ ↓ ↓

http://ameblo.jp/sa101hiko/entry-11848107945.html

この後、ムルティに乗りたい気分に後ろ髪を引かれながら大観山を去るのであった。

でもこれはこれで。お陰でDUCATI試乗会が再び大観山で行われるという貴重な情報をゲットすることができた。

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