負のオーラ

前々から思ってた。

自分にはもしかして貧乏神が憑いているのではないか？と。

そんなことは誰だって認めたくないもの。

が・・・・。

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以前、記事にしたが、維水志、高校時代の同級生と旅行をするのに自ら手を挙げて幹事を請け負うことにした。

で、その話しが持ち上がったのは2月末の飲み会の席だったわけだが、その勢いそのままに1週間後には宿を決め、一気にパンフまで作って参加メンバーに送付した。

15名。

そう。あの場にいたメンバー10名にプラス5名がノルマだ。

それだけ集められるぐらい魅力のある企画であろう、と自分でも思った。

実際、3月末までに14名が集まった。

「おお、あと一人で目標達成じゃないか。ならばさらなる詳細予定を組んでもっと魅力のある旅にしようぞ」

と、参加予定者に新たに組んだプランの内容をメールで送った。

が、ここからだ。

雲行きが怪しくなってきたのは。

体調が悪い、という理由で一気に5名のキャンセルが出た。

うん。決してそれを責める気はない。

例によって組んだ日程がよくないんだ。

たまたま検査入院とぶつかってしまったり、持病が梅雨時で悪化する可能性がある等、どうにもならない理由でキャンセルする人はそうせざるを得なくなっってしまったようだ。

・・・・・・・。

これが秋ぐらいだったら違ったのだろうか？

いや、どーにも維水志本人が負のオーラを身に付けているせいだとしか思えなくなってきた。

自分が参加するためには自分が休みの取れる日程でなくてはいけない。

だからこそ自分で手を挙げたわけだが、それが蓋を開けてみりゃ最初っから負の日程なわけである。

まあゼロになったわけじゃないし、9名でも十分に楽しめる旅行になるのは間違いない。

だが、キャンセルはまだ増えるような気がしてならない。

そして、どーしてこう自分には不幸の影が付いて回るのか、と思うとホント嫌になってくる。

会社がそうだ。

維水志が所属した会社二つ。

維水志が入社してからだ。業績が落ち始めるのが。

まああのときからだろう。自分に貧乏神が憑いているのでは？と思い始めたのは。

好きなプロ野球チームは毎度最下位のあのチーム。

そしてそれに限らず他のスポーツをテレビで観戦する際も、自分が応援するチームがたいてい敗れる。

自分がテレビを見ているから負ける、というのは大きな間違いで、自分が試合を見られるヒマがある時が、負ける試合を見られる時しかないのである。

ツーリングの日程もそう。

雨の降る日にしか休みを取れないのだ。

で、それらは一例に過ぎない。

実際にはそのようなことが、挙げればキリがないぐらい次から次へと出てくるのだ。

そんなことを考えるにつれ、人生って楽しくないんだ、と思う。

運命。

自分で変えられるのなら変えたいものだ。

それとも貧乏神に土下座して「出て行ってください」と頼むしかないのだろうか？

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