左利きに優しくない世界
さて、昨日のランキングを続けよう。
7位!
駅の改札口
にほんブログ村←「まあ、言われてみりゃ体の右側だわな・・・」と思ったら・・・
ポチっ、とひとつ、よろしくお願いします。
まあ今は軽くタッチするだけでよくなったからそうでもないが、以前、改札口が切符を挿入するタイプだったときは苦労した。
何せ右手では狙いが定めにくく、どうしてもぎこちなくなってしまうのだ。かと言って、左手でやるには体を変にひねらないといかん。荷物が多い時などは最悪である。
タッチ式の今でもきっとはたから見たら不自然でぎこちないに違いない。
6位!
エレキギターなど
ポールマッカートニーのエレキベースが左右が逆の左利き用だからか、この手のものは割と昔からラインナップとしてはあったことは確かだ。
しかし、だ。
たいていの場合、楽器を始めるなんてのは人の楽器を拝借してみて、「いーねえ。俺も楽器やってみようかな」ってな展開なわけで。
そうなると、友達のほとんどは標準仕様の右利き用。
始めはそれを借りる以外にないので、最初から右利き用の道具に適応していくしかないのである。
維水志の場合、エレキもそうだが、ゴルフを始める際、クラブは親父のお古を借りるしかなかった。
当然右利き用である。
まあそれだけが原因ではないだろうが、スコアは100を切ったことはない。
便利だったのは、左用のクラブを一本持っていると、木の根っこにボールが行ったときなどどちらでも打てるのが便利だったぐらいだが、それってルール的にどうなのかはいまだに知らん。
5位!
バッティングセンター
今はどうなんだろう?
少なくとも維水志が若かりし頃は、左利き用のブースは一番右側の端っこにしか置いてなくて、しかも球速は中途半端な110キロぐらいしかなかった。
割と野球が得意だった維水志にとって、110キロは物足りなかった。140キロとか打ってみたかったさ。
それに端っこなもんだから、ホームランのボードを狙って打つには全部流し打ちを強いられるのさあ。
たしかハマボールのパッティングセンターはそうだったぞ。
ハマボールで思い出したが、ボーリングの玉ってあれは右利き用なのか?
そうだろうて。
だってスコアが伸びないもん。
4位!
缶切り
これは先日記したことなので割愛する。
が、これが数々の「左利きの悪夢」に気づくきっかけを作ってくれたのは確かである。
確か、友達とキャンプか何かに行ったときだったか。あの時の衝撃と言ったらなかった。
さあ、ここからいよいよベスト3だ!
3位!
定規
これはねー。
ホント笑うわ。
知ったのは30歳を過ぎてからだよ。
なんで定規ってあんなに使いにくいんだろう?って思ってた。
だって、長さを測る際にメモリを読むでしょ。
30センチ定規だと、いつも30センチ側から読むことになるのさあ。
いつも引き算をしなけりゃならんのさあ。
「んーと・・・・。左から7センチってことは・・・・・。23センチんとこだな」
カッターを当てる側もたぶん逆なんじゃないか?
2位!
なんでいつもちゃんと真ん中に刺せないんだろう?
左利きの諸君、そう思ったことはないか?
当たり前だ。左手でそれを使うことが、どんだけ理不尽であることか。
手首が変な角度にならざるを得ない。
そもそもよく左手であれを使っていたものだ。
試しに一度、右手でやってみたら、その使いやすさに驚かされた。
え?「逆にそれを左手で使っているやつを見たことがない」って?
うむ。
そうかもしれぬ。
さて、いよいよ1位の発表です。
何だと思います~?
これさあ!
そう。
1位!
レードル
もうねえ。
こればっかりはいくら器用な左利きでも降参せざるを得ないのだ。
ビュッフェでスープのふたを開けるまでドキドキするのさあ。
「円形のやつじゃなかったらどうしよう」って。
仕方なく右手でやるも、上手にカップに入れられないのさあ。
ヘタすると汁が指にかかっちゃうのさあ。
すくった分のほとんどが、じょぼじょぼじょぼ・・・・って再び寸胴鍋の中にこぼれ落ちるのを我慢しながら何度かトライするのさあ。
後ろからの冷たい視線に耐えながら。
どうです?
こんな風に左利きは苦労をしているのである。
ブログネタになったから、と喜べるレベルではないのだ。
これを読んだ方で、身近に左利きの人がいるなら、その辺りを考慮してあげてもらえると筆者としても嬉しい限りである。
特に左利きの人と横並びで食事をする際は、是非とも彼、彼女を左側に座らせてあげてくださいな。
さもないと、肘と肘がぶつかるで。
にほんブログ村
↑「面倒くさいから今から右利きになれ」と、無茶ぶりをしたくなったら・・・
ポチっとやっちゃってくださいね =*^-^*=