トクラス
本日は前回のLIXILのショールームに続き、トクラス(旧ヤマハ)の横浜ショールームを訪れた。
ここは横浜駅西口から15分ほど歩いた坂の途中にある。
今日はショールーム訪問以外にも家具見学等、いろいろと用事があるので車にした。
10時から営業開始だが、15分前に到着。
ビルに併設の機械式駐車場を利用させてもらう。無料。
ここでは水回り、キッチン、バスを見学する。
サッシ類はないので前回ほど時間はかからない。
そして今回は維水志邸の施工業者斬新の維水志担当、原口さんは所要で来られない。
午後から建具のショールームを見学するので、そこから合流する予定だ。
まあ風呂場の坪数も変える予定がないので一緒にいても意味がないっちゃ意味がない。
知りたいのは値段ぐらいだ。
LIXILとTOCLASのキッチンじゃどっちのほうが仕入れ値が安くできるか、などだから後で聞けばいい。
予約を入れておいてくれたので、担当のお姉さんの説明付きで見学ができる。
まずはキッチンから。
TOCLASのウリはなんといってもこの人造大理石のシンクだろう。
天板との境目がなく、手入れや掃除が楽なのだ。
ステンレスを選べないという潔さが商品への絶対的な自信として表れているのか、はたまたコストダウンをするためのなのかは定かではない。
四角いタイプも選べる。
広さは十分だと思えるが、見た目はLIXILのほうが若干広いだろうか。
これは、ステンレスとの継ぎ目があると、そこからどうしても汚れが付着してくる、ということを説明した図。
人造大理石は手入れもしやすく、TOCLASのものは他社と比べて厚みもあるからかなり丈夫である、という説明。
まあ確かにステンレスだとべこんべこんしちゃうイメージがあるわね。
あ、そりゃ安アパートのシンクの話か?
維水志家が標準で選べるのはBbというクラス。
その上のBerryというのになると、例によって選べる選択肢がBbのそれと比べかなり豪華なものになる。
こういった色の選択も幅が広がるわけだが、そういうものは要するに金が余っている人たち用の贅沢市場商品なのだ。
一杯、一万円のラーメンとか、およそ一般市民の手の届くところにはないわけだが、こうして一緒の場所にあると錯覚を起こしてしまうから始末に悪い。
だからそれらの商品はそこには実存こそするものの、維水志にとっては実は想像上のものでしかないのである。
標準のBbしかない、と思えれば、それで十分だし、機能的に見ても全く問題ないと思えるのである。
天板の色は白固定で、シンクの色は5色から選ぶ。
それと比較しながらパネルの色との組み合わせを考える。
食洗器はまあ同じような感じだな。
確かこういった部分は各社パナソニック製だったり他社製品を組み込んでいるんだっけ。
収納。
例によって上の収納部分はがら~んとしていて補助的なものがないとうまく収納スペースを生かせないのはどこも同じ。
その際、オプションを利用するとTOCLASのほうが値が張るような気がする。
水切り籠の値段がすでにこちらのほうが3千円高かったようだが、LIXILと同レベルのものを比較したかどうか不明なので確かなことは言えない。
実際の見積もりを見ないとわからない。
換気扇。
こちらも清掃のしやすさを謳ってはいるものの、やはりこれはLIXILに軍配が上がる。
清掃の仕方はLIXILのほうが簡単のような気がするし、維水志的にはこれはスタイルがイマイチだと思えるのだ。
ガス代はこれが標準。
これをオプションのガラストップに換えると、
これになる。
ん?どこかで見たな?と思ったらLIXILのオプション品と同じだった。
いや、もしかしたらLIXILはオプションじゃなかったかもしれない。ホーロートップかガラストップかを選べんじゃなかったかな?
これも見積もりが出てみないとわかんない。
これが一つ上のシリーズだと白いものも選べるようになる。
で、これ、ゴトク間が広いのかと思ったら、それは目の錯覚で実際はその上の黒いタイプと間隔は同じなんだそうだ。
総合的に見ると、維水志的にはLIXILのほうがいいと思えた。
シンクとのつなぎ目のことが気になるならTOCLASなのかな。
次に風呂。
実はこれは斬新が施工した家の内覧会で、維水志家がとっても気に入ったお宅が使用していたお風呂なのである。
特にマイハニーは、この丸みを帯びた感じがとてもいいと言っていた。
維水志が気になるのは掃除のしやすさ。
特にバスタブと壁のつなぎ目。
なんかゴムみたいなので水が浸入するのを防いでいるようなのだが、これが嫌なんだ。
絶対に水が浸入してカビの原因とかになる気がしてならない。
だがユニットバスにするならこの部分は諦めるしかなく、それが嫌なら造作の風呂にするしかない、と以前どこかで言われた気がするのだが、LIXILがこの問題を解決していたのだった。
LIXILの風呂はバスタブに壁を立てているのでこの隙間がないのである。
他に排水の仕方や排水口の形を見ても、やはり風呂はLIXILにしたいと思った。
シャワーはエアーが入り節水が優れているタイプ。
例によって色はいろいろと選べ、シミュレーションができるようになっているのはこちらも同じ。
LIXILとの違いとしては、こちらは3面ある壁の色をどう選んでも金額は変わらないらしい。
あちらは確か制限があったはず。
展示モデルと同じでこんな感じ(1面だけアクセントを入れて他2面は同じ)にしてもいい。
LIXILでこのパターンにするとオプション扱いだ。他2面が白なら標準。
マイハニーチョイス。
「え?赤?」と驚いたが、いろいろ見てみると、風呂の壁は明るい色のほうがいいと思った。
帰り際、「どっちが良かった?」と聞くと、あんだけあの風呂が気に入っていたマイハニーも、「掃除のしやすさを考えるとLIXILのほうがいい」と言っていた。
まだ家づくりを始めて間もないころ、ハウスメーカーの展示場巡りをしていた時代、維水志はヤマハキッチンの鏡面仕上げがものすごく素敵で、キッチンはヤマハがいい、とずっと思い込んでいたものだが、そのTOCLAS信仰もここで終わりを迎えるのだった。
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