金子半之助と金原千恵子(2)
本日、4つ目のイベントは悪あがきをしたが、次のイベントに間に合わなくなるため、諦めざるを得なくなってしまった。
それはまた次の記事で書くことにして、本日のメインイベントへ進もう。
とりあえず東京駅から日本橋を離れる。
どーもこちら側には縁がないようで、ここ何年かで3回東京駅を訪れる機会があったが、一度もこちら側(何口になるのかよくわからん)に寄ることがなかった。
これもJRに乗る際に、改札内から撮影したものである。
東京駅から中央線で3つ隣りの水道橋へ行く。
快速に乗ったらどーやら水道橋には止まらないらしいんでお茶の水でいったん降りる羽目に。
そしてやってきたのが、
ここだ。東京ドーム。
野球でここに来るのは4,5回ぐらいだったと思うのだけれど、野球以外で来るのはたぶん初めてなような気がする。
そう。今日のメインイベントは、これ、サザンオールスターズのコンサートなのである。
維水志は「懐かしいなあ」と思うレベルなのだが、実はマイハニーがサザンの大ファンなのだ。
確か、維水志が15,6歳の時に彼らが「勝手にシンドバッド」でデビューした。
その時、バンドをやっていたからその曲を耳コピして演奏したのを覚えている。同時にめっちゃヘタっくそだったのも覚えている。
当時は確かサザンはまだ青学の学生だった覚えがあるのだが、「サザンの在籍する青学」とか「渋谷にキャンパスのある青学」とかいう響きが、とってもオシャレに思えて随分と憧れたものだ。
それで青学、と言えば英文科、で、カワイイ女の子がいっぱいいる、とかいう不純な理由でその後維水志の第一志望になるのだが、夢は叶わなかった。
そのサザンがあれから30年近く経った今も、ここ東京ドームでコンサートをやり、こんなに幅広い世代に未だに愛されているバンドに成長するなんて当時は想像することすらできなかった。
「C調~」以降の不振ですぐ消えるかと思った。
こんなふうに名だたる著名人からお花が届くんだねぇ。
放送すんのは相変わらずWOWOWだと思うのだけれど、こうして他局からもお祝いしてもらえるのだ。
偉大だ。
いやあ・・・。それにしてもすごい人出である。
JRAのウィンズもあるから人間のゴミも混じっているが、ここにいるほぼ全員がサザンファンなのか?と思うと改めてサザンの偉大さを痛感せざるを得ないのだった。
時刻は間もなく16時半だ。開演は17時。
24番ゲートから入るのはわかっているが、入場する前に朝から天丼しか食べていなかったのでちょっと腹ごしらえをしたかったのだが、どこを見ても人・人・人・・・・・・だらけでどーにもならず、もう中に入る以外にできることはなかった。
ペットボトルの飲料を買うのが精いっぱいである。
で、座席は入場券と引き換えにもらえる券に記してあるらしく、入るまでのお楽しみなのだそうだ。
お楽しみ、というかドキドキだろうよ。否、むしろ不安のほうが大きいか。
3階席とかだったら何も見えんだろうて。
マイハニーがファンクラブに在籍しているから少しは優遇されることを期待してはいるが。
その彼女も今年は会費を払わなかったんだそうだ。
コンサートもこれで最後にするのだと言う。
どーして今までファンだったのを辞めるのかはよくわからないが、一大決心をしてのチケットゲットだったからいい席に当たることを期待したい。
で、入場の際の荷物チェックを受け、座席指定席引換券を渡すと、座席指定券と共に返された。
見ると、「エキサイトシート」って書いてある。
これってもしやあの後から取って付けたグラウンドレベルの席じゃ・・・?
維水志は野球を知っているからたぶんそうだろうと思うのだが、それってかなりいい席なんじゃ・・・・。
43通路入口から入ると階段に列の番号が書いてあるが、我々のは「B列」と書いてある。
それはたぶん数字の1より下に下るからアルファベット表記に違いないと確信した。
案の定、さらに腰高の格子状のゲートが別にあり、係員にチケットを見せると中に入れてくれた。
おお、最後のコンサートでこれはかなりラッキー?
まあ位置的にはステージ中央からはだいぶ端になってしまうのだけれど、座席に余裕があんのがいい。
目の前はもうグランド内の席なのだが、そいつらはパイプ椅子である。
ステージからこんなに離れているのなら明らかにこちらの方がいい席だと言える。
コンサートの様子は写真に撮れないので、代わりに東京ドームのエキサイトシート下の人工芝だけ写真に撮っておくことにした。
笑うなあ。野球で来たらこんないい席取れないだろうて。
で、バックスクリーン側がステージなもんで椅子が逆方向を向いてんですけど。
まあ始まったらほぼ立ち上がってんだろうから関係ないっちゃ関係ないが。
やがてコンサートが始まる。
うん。いい席だ。
前後左右に人がいないから圧迫感がない。
じっくり堪能できたよ。
懐かしい曲から最新のアルバムの曲まで。
行きの車の中でCDを聞きながら来たけれど、そんときゃ「どーもボヤけた感じの曲ばかりだなあ」と正直思っていたが、こうしてライブで聞いてみると全然違う。
なかなか名曲が多いと思った。
全部で約36曲、3時間40分ぐらいやってたよ。桑田さんもパワフルだねえ。
いやあ、やっぱりライブはいい!
まあ正直でかい会場だけに音源は期待できないが、代わりにエンタメ性が凄い!
入場時に配布されるキラキラライトがセンサーに反応するのだろう、曲によって色が変わる。周りを見回すとまるで星がキラキラ輝いているように見えるのだ。
花火級のデカい音がパ~ッン、ってしたかと思うとリボンが空から降ってきたり・・・・。
前回日産スタジアムでやった解散コンサートではステージを入れ替えたり、メンバーがカートに乗って移動したりと動きがたくさんあったわけだが、それと比べると今回は動きはほとんどなかった。
桑田さんもほぼ同じ位置でずーっと歌っていた。
やはりライブはいいねぇ。
マイハニーも帰り際、「やっぱファンクラブ続けておけば良かった」と後悔していた。
サザンが一度解散した後もずーっと入ってたわけだから、何も今更辞める必要はなかったんじゃ・・・。
辞めている間、入ってたファンはもっと優遇されてもいいと思うのだが、きっとそういうサザンフリークは数えきれないほどいらっしゃるのだろう。
腰を振る、変な振り付けのダンスをする曲があるのだが、調子に乗ってやってたらか、帰りに腰が痛くなったのだった。
ああ。
メインイベントが終わってしまった。
後は夕食を食べて帰るだけだ。
終わったのが20時40分ぐらい。
駐車場は最大料金が適用されるのは確か22時までだったから、それまでにゃ出ないといかん。
もう一度東京駅へ戻らないといけないのに、こんな大勢の人達がはけるのにどんだけ時間かかるよ?
もしかして夕食を食べている時間がないかも。
あ、いけね。ブログのタイトルの説明をするのを忘れていた。
コンサートの演奏者の中に金原千恵子という有名なヴァイオリニストがいたのだ。
マイハニーが「この人、凄いんだよ」と教えてもらい「へー、そうなんだ」と初めて知ったのだ。
で、なんでブログのタイトルなのか?と言うと、朝食べた天丼屋の「金子半之助」と響きが似ていたから、というくだらない理由なのだ。
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↑「そ、それだけ?」「って『金』しかいっしょじゃないじゃんか」等、いろいろと思われたら・・・・、
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