スローライフ
最近、今後の高齢化社会についてとても危惧している自分がいる。
そりゃ暑すぎてイライラしているからとかそーゆーことではなく、以前からそう思うのだ。
これから語ることは、もちろん自分も近い将来そういった年代の仲間入りをするだろうことも含めてなので、決してエイジイズムではないのはあしからず。
特に高齢者が絡んだ交通事故の報道を見るたびに痛感する。
やれ高速道路を逆走したとか、コンビニに突っ込んだとか、である。
前者に関しては、ドライバーはもちろんのこと、ライダーにとってはちょっと想像するだけでチビりそうになるくらい恐怖感を覚える。
後者は後者で、買い物に行ったときなど迂闊に駐車場を歩けないほど警戒態勢を強いられる。
車の安全性は自動ブレーキシステムやレーンはみ出し防止などだいぶ発達してきてはいるが、急発進防止とか、前方だけでなく後退時でも自動ブレーキが効くシステムとかも必要だろう。
で、ある程度の年齢からはそれがついてない車には乗っちゃいけないことにするとか。
バイクの日本車(新車)はABSが必須になったわけだし、それぐらいの法律を作ろうと思えば通るだろう。
それだけではない。
都会ではあまり見かけないだろうが、普段、街を走っていると最近よくあるのだ。
ちょっと信号待ちの列ができていると1回でその信号を抜けられない。
発進が遅いのだ。
ものすごーーーーーーーく、車間距離が空いてから発信している車が多いのだ。
もちろん信号の短さもあるかもしれないし、中にはスマホをいじっているような不逞の輩もいるが、たいていは高齢者ドライバーのせいである。
大通りに合流するときなども、異様に車間距離が空いている。が、飛び出すには危険な車間である。
そのくせ逆の場合は平然と無茶な合流をしてくるから厄介この上ないのは周知の事実である。
で、だ。
事故は別として、こういった動作が緩慢になるということはこれはもう仕方がないことだから、受け入れていかなければ、と思うのだ。
買い物時のレジがそうである。
レジ係の人がレジを打っている間、支払いの準備をすることはまずない。
財布を手に持っていればまだいい方だろう。
が、合計金額を聞いてから、いかにも小銭が取りにくそうな小さい財布から端数の小銭を一枚一枚取り出すのである。ヘタすると、一枚トレイに置くたびにその指をまた財布の中に入れる動作をリピートしたりする。
自分の場合は即支払いができるように財布の中の小銭を整理しながら待ち構えているので、こーいった場面に遭遇するとイライラしてならない。
しかし、これがダメだ、と思う。
こうしたグズ~っとした動作で支払いを終え、その後、意味もなくレジ係に話しかけたりするところまでが彼らの所有時間、と捉えなければいけないのだ。
コンビニではお釣りとレシートを財布の中に収めるまで購入した商品をいつまでもカウンターの上に置いてそこに留まるわけだが完全にそこをどくまでが彼らの所有時間だから待たねばいけない。
んだから、今後、自分もこのペースにすればいいのだ。
そうしないと疲れてしょーがないと思うのだ。
だって日本は高齢化社会なんだもの。
自分もそうなるのだもの。
そうだ。
まず早歩きをやめようじゃないか。
せっかちはすでにそこから始まっていると思うのだ。
免疫を付けるために渋滞しているところへ出かけよう。
レジも一番長い列ができているところへ並ぶようにしよう。
制限速度を絶対に守って走ろう。
そーすれば少しは寛容な心と思いやりが持てるようになるかもしれない。
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