家具は値段相応
完成間近な維水志邸。
引っ越しにかかる費用がかなり抑えられた要因の一つは荷が少ないことである。
そうなのだ。
家具がなんもないのだ。
だからこれから揃えていかなきゃいかんのだ。
ダイニングテーブルとチェア、ソファ、ラグ、テレビボード、パントリーやガレージ内の棚など・・・・。
これ、一気に揃えたら大変なことになっちゃうのだ。
もう財力は底をついているので毎月少しずつ買い揃えていかねばならない。
も、もしかして、最初の食事は段ボール箱の上でせねばならないのかもしれない。
テレビも床置きだ。
新築なのに。はは・・。
むーん。
ベッドがあったのがせめてもの救いか。
で、その家具なんだけど、もう随分と前からいろんなところを見て回っている。
こればっかりはネットで見るだけでは質感が全くわからないので不十分であるからだ。
ワールドポーターズやらセンター北やらテラスモール湘南やらシマホやら・・・。
結構見てきて思うのは、家具は値段相応、ということだ。
ソファこそその違いは一目瞭然だとして、同じ木の素材がそのまんま出ているダイニングテーブルなどは、一見すると値段が違っても大差なんじゃないかと思っていたものだが、全然違う。
違うんだ。
やっぱ安いやつはチープ感が漂っちゃうんだ。
ある値段から世界が変わるのだ。
これまで見てきた店舗にあった家具も、ちょっと「お、いーな」と思うと「え?」と思うくらいの値段だったりする。
それを確信したのが、先週、大塚家具を訪れたときである。
これまで見てきたのとはちと違っていた。
他では目にしなかったような品が多かった。
そして価格帯も違っていた。
ハッキリ言って目の毒である。
よせばよかった・・・。
それで、一体、家具にはどんだけつぎ込むべきなのか、という線引きが難しくなってしまった。
横浜のIDC大塚家具を訪ねた。
以前、母ちゃんがベッドを買う際に訪ねた際には4階の入り口に受付があり、そこで個人情報を記入してから担当者付きで店内を案内してもらう、というシステムだったが、例の親子問題の騒動があったからか、今回その受付部分は展示にとって代わっていた。
それでも結局その先でストップをかけられる。
ソファに座らされ、飲み物を振る舞われる。
つまり担当者が来るまでここで待て、ということなのだ。
今までと何か違うんか?
やがて担当者がやってきて案内開始である。
4階から12階まであるっちゅうんだから大変だ。
一応、カーテン、ソファ、ダイニングテーブル等を中心に見て回ることにした。
それで「これ、いーなあ」と思うダイニングキッチンがあった。
低めのダイニングテーブルで、それに合わせた低いチェアも食事とリラックスの両方を兼ね備えるためクッションが柔らかめのものが合わされている。
家造りを始めた当初、維水志はリビングとダイニングスペースを別々にしたかったんだけれど、紆余曲折はあったものの、結局一体型にした。
そのため、ダイニングスペースと、くつろぐためのソファを中心としたスペースとのバランスを考えないといけない。
で、このタイプのダイニングテーブルを選択した場合はそっちがメインになるため、逆に軽くなるリビングスペースには一人掛けのソファを用意することが予想される。
そんなことを担当者と相談していた。
そしたら唐突に彼が、今回我々が持参していた家の図面を見ながら実際のリビングの寸法に合わせて家具を配置してくれた。
このテーブルがまた偶然にもちょうどいい場所にあったものだ。
テーブルの手前がキッチンの前になり、向う側の壁がリビングの先端になる、という想定。今棚が置いてあるところにテレビがある感じだ。
テレビ側から見た場合。
こんなふうにリビングスペースは一人掛けのソファを、実際には二つ配置するのだ。
なるほど、こんな感じになるわけか。
むーん。
でもまあ、ダイニングはダイニングで、やはり食事することを第一にするのがいいだろう。
じゃあやっぱ普通の高さのダイニングテーブルにするべきでしょうな。
それにしても、これ、素敵だったんだけどなあ・・・・。
特にチェアが・・・・。
なになに・・・・・?椅子一脚、9万?
ベンチタイプのほうは16万?テーブル自体より高い?
全部揃えたら50万、ベンチなしでも35万。
ないわ。
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