見積り合戦 エクステリア編 四者四様
外構工事の見積りは必ず業者が現地調査を行いながらするのが当たり前なわけだが、ウチの外構の場合、駐車場のスロープの取り方で業者それぞれの違った見解が出てきたのだった。
斬新紹介のKSエクステリアの場合、駐車場に関して特に問題は上がってこなかった。
スロープを造る際、隣りの敷地へ土留をしなければならないブロックを積むことが必要、ということぐらいだった。
むしろここにはこちらからカーポートの柱のことを詳しく聞いたのだ。
カーポートの柱が意外と分厚く、20センチぐらい駐車スペースにはみ出してしまうので、駐車する際気になると嫌だから、できれば土留のコンクリのところに柱を埋め込めないか?と聞いたところ、それだと補強が必要になるので6万ぐらい施工費が高くなると言われた。
が、これも後に他の業者に同じことを聞いたのだが、補強面で心配があるのでやらない方がよいと言われた。
そんな風に、カーポートの柱の設置の仕方を一つとっても業者によって見解の違いが出るのだ。
で、2社めのガーデン・ピ~の現地調査だが、KSエクステリアのそれと比べやたら時間がかかった。
2時間ぐらいだったろうか、たまたまこの日は他の業者も下調べにくることになっていたのだが、そこと鉢合わせになってしまうぐらいだった。
否、実はこれぐらいかけてじっくり調査してくれたほうが、ちゃんと見積りを出せるのだと、後にこれら2社の見積りの違いをみて悟った。
で、ここで駐車場について新たな意見が・・・。
土を全部掘っちゃって駐車場を平らにする、と言うのである。
だが、そこですぐに問題が発覚。
ウチの基礎だが、いわゆる深基礎にあたる部分がスロープの半分ぐらいのところまでしかないのだ。
従って土を全部掘るということは、基礎より下の土を露出するということを意味し、無理だということが判明した。
それでもガーデン・ピ~は、どーしてもスロープをつけるのが嫌らしく、全部掘れないにしても途中まで掘り、基礎側に補強のコンクリ部を増設したらどうかと言う。
さらには南側の庭になる予定の部分を見、駐車場1台分はそちらに回したらどうか、という発案まであった。
なるほど、縦列に車が2台並ぶよりか、そっちのほうがいーかもしれん、と維水志は思ったが、マイハニー的にはリビングから車が見えるのはどーにも気に入らないということで却下となった。
まあポルシェとかならいいが、いわゆる乗用車を毎日リビングから眺めるのは確かによろしくない。
で、提案した本人も数分後には「やっぱり東側のほうがいいですね」と、何が気になったのか、すぐに意見を翻したのが謎だったが・・・。
結局、縦2連の前1台分のスペースには段差ができるのを前提に話が進んだ。
それにしてもスロープを造るのに基礎が問題になるだなんて想像すらできなかった。
続けて3社目はボーケンと呼ばれるリクシルだけを扱う業者。
ここだ。散々家の周りの寸法を測り、見積りに3週間ほど猶予を与えたにもかかわらず結局カーポートの分しか結果を提示しなかったところだ。
ここからは特に案が提示されたわけでもなかった。
一体、何しに来たのかしら?
そんなわけで、てこれらの業者では満足な回答が得られないまま、最終の個人業、タボウ工業の下見の日になった。
朴訥な感じの人で、なるほど腕は確かそうな雰囲気はある。
個人業だが積水ハウスの外構下請けをしている、だから下手な仕事はできない、と腕に自信があることをほのめかしていた。
で、この人ときたら3時間近くもいろいろと話すのだった。
問題の駐車場スロープに関しては、新たに「奥から手前まで約12メートルあるから全部使って緩やかなスロープにすればよい」という意見が出てきた。
○メートルの長さで○メートル地面が下がるから、だいたいこれぐらいのスロープになる、といった話だった。
それよりここが気にするのが残土処理の問題だった。
なんでも土を処理するにも費用がだいぶかかるらく、12メートルスロープを取ったときの土の出方がハンパないとおっしゃる。
だから費用を安くするにはそこがネックになるんだという。
そんな残土の話なんか、前の3件じゃ一つも出てこなかったのに・・・・・。
まあ個人業者だからかなあ・・・・。
フェンス等の部品に関してはネットの値段を告げると、「どーしてそんなに安くできるのか?ウチじゃ無理だ」的な反応だった。
そんなんでポストに関しては施主支給になる代わりに、配線を地面に埋めるなど、設置は無料でやってくれるということになった。
で、そこまで4件の話と2.5社の見積りをトータルしてみて、どーやらこりゃ100万で抑えるのは不可能なんだとようやく実感できたのだった。
今回はカーポートの設置は諦めるしかないということだけは決まった。
かくして見積もり合戦エクステリア編の決着は、このおっちゃんの見積りの到着次第、ということになった。
いずれにせよ、施工は家に住み始めてからになりそうだ。
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