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引き渡し ザ・ドキュメント

とうとうこの日がやって来た。

思えば、一軒家が欲しい、と、なんとなくハウスメーカーの展示場に足を運んだのが2年ぐらい前だったろうか。

あれから随分と時間が経ったような気もするが、一方であっという間だったような気もする。

土地が決まったのが3月末。

着工が始まったのが6月末。

そして家が完成し引き渡されるのが10月下旬。

土地が決まった時点で家が完成するのは9月だと言われていた。

この半年以上の年月がどんなにか遠くに感じられたことだろう。

それがあまりにも先の話に思え、「本当にこんなんで自分の家が持てる日が来るのだろうか」、とまるで実感が湧いて来なかったし、ずっと半信半疑のままだった。

さらに蓋を開けてみたら9月の完成は無理で、引き渡しは10月下旬になる、というからなんかもう、永遠に建築中のままになるんじゃないかとさえ思ったものだ。

もちろん、実際はそんなことはなく、サイディングが貼られて家っぽくなってからは、まるで坂道を転がるがごとく、あっという間にこの日まで来てしまった感がある。

それで「今日からここがあなたの家です」と言われても、心の準備がまだなのか、頭がおっついて行ってないからか、今一つピンと来ないのだった。

だが本日、家のカギを渡された。

オーナーになったのだ。

引き渡し ザ・ドキュメント

朝9時半。

斬新の営業担当の原口さん、現場監督がいるのはもちろんだが、電気機器やガス機器の説明もあるので電気屋さんやガス屋さんも説明のためだけに来ていた。

なんと、ガス屋さんからは花をいただいたよ。

それと施主支給の部品設置もあるので、久しぶりの棟梁の姿もあった。

先日、最終チェックを済ませた部分をまずは外から見て回る。

特に問題がなかったので、ここでカギの引き渡しになる。

え?ここで?

最後に、じゃないんだ・・・・。

なんかこう、もっと儀式的なものがあるのかと思ったが・・・。

なんとまあ味気ない・・・。

で、今までは工事用のカギを使っていた、と言うから、鍵穴から全部取り換えるのかと思っていたらそうではなかった。

その工事用のカギ、というのが本物のカギよりも短いやつなんだそうだ。

それで、本当の長さのカギを初めて挿入することにより、中のシリンダーが繋がるとかなんとかで、もう短いのではカギが開けられなくなるんだそうだ。

確かそんな説明だった。

カギは全部で4種類。

スペアキーまで含めると随分な数になる。

聞いたことがなかったのが、内側からカギをロックする上下2か所のつまみの下の方だけ取り外しができる、というシステムだ。

長きに渡って家を空けるときなど、これを外しておけば、ドアのガラス部分をぶち破って手を中に入れられたとしても、下のカギはつまみがないので開けることができくなる、という仕組みだ。

「へえ~」と思ったが、たぶん使わないような気がしないでもない。

これにてカギの引き渡しも滞りなく終了。

その後、電気機器、ガス機器の説明を受ける。

細かい使い方は後で取説を見てください、と渡された取説ファイルはものすごく分厚く、随分な重さがあった。

たぶん、まともに読んでらんないから使うたびにお世話になる感じになるだろう。

そして屋内の最終チェックをする。

先日、指摘した細かい部分もしっかりと補修が行われていた。

レンジフードの接合部の微妙なズレもきちんと直っていた。

特に問題がなければこれで終わり、ということだ。

むーん。

なんか上棟式のときのような感動が待っているかと思ったが、意外とあっさりしてるものだった。

まあビフォーアフターなんかは、あれ、当日までリフォーム後の自分ちを見ることができないからあんだけの感動が待っているわけだ。

が、ウチの場合は日々進化していく我が家をこの目でほぼ毎日確認済してるもんだから新鮮さには欠けるのだ。

むしろ、掃除が行われた翌日に見た時の方が感動があっただろう。

そんなんで一連の引き渡し作業は、事務的な感じのまま終了したのである。

最後に、お世話になった営業の原口さん、現場監督、棟梁、電気屋さんとリビングで記念写真を撮ったのが唯一それらしい場面だったか。

こちらもこちらで御礼の品さえ用意していなかった。

否、用意している余裕がなかった、と言っておこう。

大工仕事の最後の日、棟梁には記念品を差し上げたという事実もあることから、他のみんなもそれを期待していたような気がするのだが、こちらはこちらで引越準備等の忙しさに追われ、とてもそんな余裕はなかったわけで。

だから、また改めて御礼に伺う、と告げて解散となった。

そうなのだ。

午後から引越なのだ。

だからその前にご近所さんに引っ越しの挨拶に伺わないといけないのだ。

なのにまだそれすら買いに行っていない!

なんだかんだで12時ぐらいに引き渡しが終わったのだが、引っ越し屋が来るのが1時から4時の間なのでこうしてはおれんのだ。

昼食だって済まさないと・・・。

ようやくここが自分の家になったというのに、感慨に浸る間もなく買い物に行かなくてはならないのだった。

まあくつろごうにも家にはまだ何もないので、どのみち引っ越しが済むまではどーにもできないのだ。

そんなわけで、本日、午前、この家は正式に維水志邸となったのである。

紆余曲折はあったが、こんなに素敵な家に仕上げてくれた斬新に感謝の言葉を述べたい。

とても感動しました。末永く、大事に使っていきたいと思います。

ありがとうございました。

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