維水志とマンガ その一
正月休みに実家へ行った際、置きっぱなしにしていた昔のコミック本を持って帰って来た。
確かもっとあったはずなのだが、数々の引っ越しで徐々に数を減らしていったようだ。
維水志とマンガ。
幼少の頃、電車好きから一転して恐竜好きになったようだ。
自分では電車好きだった記憶はないのだが、親が言っているからそうなのだろう。
とにかく恐竜が好きで小さな恐竜の人形を持っていたのだが、それを使って恐竜ごっこをして遊んでいたのはよく覚えている。
中でも自分の一番のお気に入りはトリケラトプス。
だからヒーローはトリケラトプス。肉食恐竜のティラノザウルスは悪役なのだ。
人形遊びだけでは物足りず、今度はそれを絵に描くようになった。
それでノートに連載漫画を描き始めたのが幼稚園か小学校低学年の時だったか・・・。
連載漫画、と言っても、大学ノートの1ページに縦横の線を1本入れて4コマに区切ってあるだけの幼稚なものである。
しかもノートだから右開きじゃなかったかしら?
タイトルは「チータと仲間たち」だったような・・・・。
なぜそーゆー名前だったのかは覚えていない。
主人公がチータ、ヒロインがチュータ、そして三枚目役がタータっていう名前だったのは確かだ。
たぶんこの設定は、鉄腕アトムの、アトム、ウラン、コバルト三兄弟からヒントを得たのだろう。
悪役はデブトンって一味だったんだが・・・・・、そりゃなんだったんだろう?
その当時はまだブラック魔王とかは放映されてなかったし・・・・。
まあとにかく、そのチータ、チュータ、タータが悪のデブトン一味と何かの対決をする、というストーリーがシリーズ化されて、確か第8巻ぐらいまで作ったんだ。
中でもよく覚えているのは「レース対決」である。
たぶんだが、これは「マッハGo!Go!Go!」の影響だったはずだ。
そんなふうに各話、アニメの影響を受けていたのだろうけれど、覚えているのがこれだけ。
そのチータ・チュータ・タータという響きが好きで、オリジナルソングまで作って歌っていた。
不思議なものでそのメロディーはしっかり覚えてんだ、これが。
ブログじゃなかったらここで歌って披露してたろう。
え?聞かされなくて良かったって?
まあまあ・・・。
ちなみに我が家の猫のちゅーただが、実はここから名を取ったのだ。マイハニーが「ちゅーた」っていう響きが気に入ったんだそうだ。
うーむ。
自分で描いたその作品を見てみたい・・・・。
が、全部捨ててしまったか、捨てられてしまったかのどちらかで、もう記憶の中にしか残っていないのだ。
ざ、ザンネン・・・。
自分がどんな子供だったか、その一部を垣間見ることができたかもしれぬ。
まあ、それはさておき、そんなわけでマンガを書くのが好きになった。
小3ぐらいから喘息の発作が頻繁に出るようになり家で遊ぶことが多くなってからは余計にマンガ一筋になっていった。
当然、将来の夢は漫画家になることである。
それでやっぱりお小遣いはコミック本に費やすようになっていったのだ。
その中で、捨てないで残っていたのが冒頭の写真にあったやつというわけだ。
続きは今後のネタにしよーっと。
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