フードコート
「ら~らぽーと♪」海老名へやってきた。
海老名もちょっと来ないうちに随分と変わったものだ。
こちら側は相模線側で、かつてはさむ~い風がぴゅ~っと吹いているだけの、さみし~いエリアだったのだが・・・・、
どーんっ、と、こげなでかかもんができとるがな。
いやもう、どこかわからんぜよ。
海老名駅から近いが、帰りに買い物もあるのでクルマで行くことにした。
ここへ至る道路が狭い道が多いもんで超ごったがえしてんじゃないかと戦々恐々としてやってきたのだが、午後から出向いたからか、拍子抜けするぐるらいスムーズに駐車場まで行けたのだった。
まあその辺りが人口密度の高い辻堂のテラスモール湘南とは違うのだ。
それはもちろん、「あんな混雑するようなところよりかは断然アクセスしやすい」、という良い意味で、である。
だが、駐車場の状況とは裏腹に、モール内はものすごい人出であった。
スノーピークまである。
その他、必要と思えるものは全て揃っている、というぐらい店舗の数も多い。
あ、でも家具屋系統がなかったかしら?見なかっただけ?
うーむ。
これじゃビナウォーク側は廃れてしまうんじゃなかろうか。
まあもう関係ないのだが。
で、着いたのが1時半を回っていた。
昼抜きで来たのでまずは腹を満たそう。
それで3階のフードコートへ行くがこれがもう大変な混雑なのだ。
席を確保しようとしたら、それはもう食事が終わりそうな人の後ろで待ち構えていないといけないぐらい、どこを見ても埋まっているのである。
あんだけのスペースと座席数がありながら、である。
それでもどんな店があるのが一通り見て回って今度は4階のレストラン街へ行ってみるが、これまた行列のない店は皆無であった。
目の前でステーキを焼いてくれるような高級店でさえ、である。
うーむ。
ならまあフードコートで席取りをするしかあるまい。
本来、フードコートは落ち着かないので好きじゃない。
レストランだって合い席になるのは御免なくらい人が近くにいながら食事をするのは嫌である。
フードコート、なんてあちら側のちゃんとした英語が使われるようになったのはいつ頃からだろうか?
昔はそんな言い方していなかったはずだ。
そしてフードコート、イコール、ジャンクフード売り場であった。
懐が寂しいときはそーいった施設のチープなうどんとか、何の肉を使ってんのかわかんないようなハンバーガー屋で食事を済ませていたものだが、今のフードコートときたらそんなイメージじゃないのである。
なんたってちゃんとレストランを営業している店が出店してんんだもん。
どれも美味しそうで目移りしてしまうほどだ。
例えば、単身ライダーさんと初顔合わせをした仙台の有名な牛タンのお店があったりするのだ。
従って、価格もワンコインで済むような店はない。
かろうじてたこ焼きや焼きそばなどを提供するような鉄板焼きの店もあるが、それとて500円以内で食事をするのは無理である。
そう言う意味では高速道路のSA、PAも変わってしまったわ。
そんな激混みのフードコートで、音楽は鳴っていないが椅子取りゲームみたいにぐるぐると15分ほど徘徊していたらようやくと席が取れた。
や、やっとだ・・・・。
で、今度はあんだけある店の中からチョイスしないと。
野菜カレーや牛タン、ピザなどにも惹かれたが、我々のチョイスは、
ここだ。
博多めんたいの店、やまや食堂。
選んだ理由は珍しいから。
そして明太子が超うまそーである。
その他、ヘルシーなお惣菜が並んでいる。
基本セット、というのがあり、それは大盛りまで無料のご飯と、大き目なお椀たっぷりの豚汁、明太子一腹?の半分が付いてきて680円である。
後はお惣菜の中から食べたいものを選んでお会計だ。
基本セットのお盆を手に取ると、最初に豚汁をよそってくれる。
その際、葱を乗せるかどうかも聞いてくれる。
ここで前を行くマイハニーと維水志の順番の間で豚汁をよそってくれる店員がチェンジした。
その人と前の人との盛り方の差に驚いた。
維水志の担当者はそりゃもうこれでもか、というぐらいたっぷりとよそってくれたのだった。
やー、ようやくと食事にありつける。
維水志のチョイス。ナスのお浸しとぶりみりん、それと唐揚げ。唐揚げがお盆に乗らなかった。
ご飯は大盛り。
マイハニーのチョイス。ポテト明太サラダ、高菜、味の南蛮漬け。
ほら、維水志の豚汁との量の差がかなりあるのだ。
唐揚げ。3つだけどそれぞれが大きめで一口では口に入らない。
お好みで明太ソースをかけてくれる。
明太マヨポテトサラダ。最高の組み合わせだ。
そしてこの高菜だ。
劇的に美味い(≧◇≦)。
ぶりみりん。ちと硬いが臭みなど一切なく皮までおいしくいただける。
アジの南蛮漬け。いい味付けだ。
どれも美味い。
今までのフードコートの概念は崩壊だ。
そしてメインのこれ。
これがまた柚子の香りがしてさっぱりといただける。
危険な組み合わせである。
さらに危険な組み合わせがこれだ。
実はこれと豚汁だけでも十分である、と後でわかった。
お椀からあふれ出んばかりの豚汁・・・・。
平らげるのに結構苦労してしまった・・・。
というのも、ちょっと浮気もしたからだ。
何でも小籠包が評判のお店らしいからしょーがないのだ。
これも本格的な味だよ。
うー。
超満足だ。
なんでだろう?
取れた席が端っこで人の往来が多かったのにそんなに気にならなかった。
きっと食事が美味しかったからだ。
それともうこんだけデカいスペースだとかえって気にならなくなるのかもしれない。
お土産に高菜を買って帰りたいぐらい美味しかった(*^。^*)
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