維水志とマンガ その二
「ハリスの旋風(かぜ)」
ありゃ。なんで1巻がないのかしら?
ともかくこれは名作だわ。
体は小さいが喧嘩はめっぽう強い国松が、スポーツのルールをまったく知らないにも関わらず、いろんな部活に入って大活躍する物語。
もう夢中になって読んだ。
とにかく破天荒だけど人間味あふれるキャラクターが魅力だ。
野球、剣道、拳闘、サッカー・・・だったかしら。
小さい体が大きな相手に挑んでいく姿が圧巻。
マンガで読んだのが先かしら、それともアニメが先だったかな?
維水志が野球を始めたのがたぶん小五。
それまでスポーツにゃまるで興味がなかったから、たぶんアニメが先だろうな。
このコンパクトコミックスを買ったのも中学校に入ってからだったかも。
アニメも、まだ白黒時代の「ハリスの旋風」と、カラーになってからの「国松さまのお通りだい」があった。
国松の声は大山のぶ代だったと思う。
後者の主題歌、
「ドンガ、ドンガ、ドンガラガッタ~♪」
好きだったなあ。
そんな昔のものも、たいていはYouTubeで見られちゃうってのがすごい。
維水志が一番好きだったのは拳闘編かなあ。
あの番長がやられちゃうんだから。
そんなふうにかつてのライバルが後で国松と一緒に拳闘をやったりするとこなんか、後のドカベンがその影響を受けているような気がする。
でもやっぱりサッカー編がメインなんだろうな。
当時、スポーツっつったら専ら野球だったものだが、多少なりともサッカーの知識があったのはこのマンガがあったからだろう。
もう一度読み直そうと思ったけれど、面倒くさくなってすぐにやめてしまった。
なんかもうマンガを読む体質ではなくなってしまったのかも。
マイハニーいわく、
「時代を感じるね」
だそうだ。
そう。
過去の産物(遺物?)なのだ。
時代とともにその役割を終えているのかもしれない。
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