軽自動車の商談が3時間でまとまった日
で、数分でもう一つのホンダ営業所に到着。
目当てのN-WGNはもうエンジンが暖気中である。
乗り込む。
おお、やはりいい質感じゃないか。
これがムルティストラーダより安いとは。
営:「先ほどのDハツで走ったのと同じ坂道に行ってくださっても全然構いません」
維:「そ、そうですか。じゃあ、遠慮なく・・・・」
出る。
うむ。
やはりそうだ。
見よ。出だしが全然違う。
お義母さんのディーバ・ターボとも違う。
営:「その頃のディーバより、低速域での使いやすさを重視しています。高回転まで回さなくても力が出ます」
全くその通りである。
先ほどのNAムーヴとは大違いだ。
じゃあムーヴのターボも乗りたいか?
答えはノーだ。
割引のない車はクルマじゃないのだ。
ハンドルを振って蛇行運転してみる。
むーん。
きびきびとしたレスポンスではないな。
そしてブレーキは残念だが、ムーヴに軍配が上がる。
営:「昔は随分と言われましたが、今はブレーキもだいぶよくなっています」
やっぱそーかあ・・・。確かにお義母さんのディーバのブレーキも効き具合がよろしくないと感じていたが。
まあもちろんちゃんと止まることは止まるんだけど、フィーリングがよろしくないのかしら?
坂道にさしかかる。
前を行く車との車間距離を取って・・・・。
加速!
( `ー´)ノ
にゃあ。
余裕がある。
しかも今、大の大人が三人も乗っているにもかかわらず、だ。
これなら高速も問題なく巡航できそうだ。
ふふ。
いーなあ、これ。
全然問題ないじゃないか。
信号で停止すると、アイドリングストップなのがわかった。
それが嫌な場合は停車中にハンドルを左右にちょっと動かすと再びエンジンがかかるそうだ。
へぇー。
試乗中にもいろいろと営業さんから話を聞き出す。
やはり夏場、エアコンを利かしまくると燃費は悪くなるとか。
まあそれも覚悟のうちだ。
先ほどコペンとムーヴで試乗した道へ向かう。
程よくカーブや坂道がある。
ムーヴではバインバインと跳ねてしまう印象のあったのと同じ道を同じような速度で走ってみる。
うん。こっちのほうが安定している。
三人乗ってるからかな。
否、違うな。
こんな車体でもカーブでの安定感がある。
で、ムーヴの時と同じ場所で運転席をマイハニーに譲る。
営:「ほどよくエンジンが焼け焦げた匂いがしてますね(;^ω^)」
維:「あ、そーいえば、さっきの試乗のときもそうだったかも」
営:「いや、エンジンにとっては時折回してあげたほうがむしろいいんです。それに、このくらい走っていただかないとこの車の本当の性能もわかりませんし」
と、ポジティブなコメント。
営:「いやー、維水志さん、運転すると性格が出ますが、だいじょぶです。私と同じ匂いがしますよ。私もよく部下から、『店長、飛ばし過ぎですよー』と言われるんです。あはは・・」
ええっと・・・・。
別に常にそんな運転してるわけじゃないんですけど・・・・。
そうだ。そーいやこの人、店長さんだったんだ。
トイレに行くとき壁に貼ってあるスタッフの写真を見て気づいた。
店長さんでもよほどの金額を出す際には上と掛け合わないといかんのだ。
一方、運転を交代したマイハニーの感想だが、
「全然違う」
と、やはり好印象のようだ。
やがて元の営業所に到着。
試合終了。
これで断る理由がなくなってしまった。
契約成立。
書類記入へと移る。
まんまと相手のペースに乗せられて完封負けをくらったのか?それともかなりな割引を勝ち取った維水志の逆転勝利なのか?
わからないが、この取引はたぶんお互いにとってだいぶ有益だったんじゃないかと思われる。
店長さんも笑顔。維水志も笑顔。
これでいーのだ。
店長:「ご無理言ってすみません。ありがとうございます」
維水志:「いえいえ、こちらこそ遅くまですみません」
気づけば9時を回っている。
たった一日で、しかもたった3時間で、車を買い替えることになった。
早っ(;´・ω・)
今月末までに納車されるそうだ。
維水志にとって初めてのホンダ車となる。
N-ワゴン カスタム・ターボだ。
あ、なんか急にウキウキしてきた(≧◇≦)
納車されたら最初にどこに行こう?
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