維水志とマンガ その四
「冒険ガボテン島」
いやー、懐かしい。
これもテレビアニメが先だったか、コミックが先だったかもはや覚えていない。
アニメが白黒だったことを考えると、コミックが後だったかしら。
維水志が自分の小遣いで漫画を帰るようになったのはテレビがカラーになってからだもの。
時代を感じるねぇ。
キャラクターのネーミングが安易だもの。
キュウリ、トマト、カボちゃん、イガオ・・・だったかしら。
主人公の名前が出てこないんですけど・・・。
調べたら竜太だった。なんで主人公だけそれ?
カラスの名前がケロちゃんって・・・・。
まあうちのちゅーたも猫なのにちゅーただからなあ。
十五少年漂流記っていうタイトルの小説があったとおもうのだけれど、なんというか、それがモチーフになってんのかしら?
ガボテン島だけでなく、この小説に影響を受けた作品はきっと数知れないだろう。
NHKで昔やってた「無人惑星サヴァイブ」だったかしら?そんなのもきっとそうだろう。
漫画以外、ほとんど本を読まない維水志少年が、幾度となく親から「本を読め」と強要されて本屋で手に取るものと言ったら、上記のような冒険ものか、あるいは怪人二十面相のような探偵小説だった。
三つ子の魂なんとやらだからなのか、今でもアドベンチャー的なストーリーは大好物で、この歳になってもゲームと言えばロールプレイングゲームに食指が動いたり、アニメを見たりするのものもそのせいであると言える。
だからこの冒険ガボテン島は維水志少年にとってとっても魅力的な作品だった。
霧のかかった山を探検する回なんかわくわくしたものだ。
メンバーが川に流された結果、どこかとどこかが実は繋がっていたことが判明するエピソードなんかは今でも覚えている。
未知の世界を探検したい、なんてのは少年だったら誰でも一度は思い描くロマンにちがいない。
バイクで一人旅をする、なんてのも実はそういったロマンに通じる部分があるのかしら。
だとしたら、維水志のバイク好きは必然だったのかもしれない。
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