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試乗あらし第二章vol.1 ムルティストラーダ1200S 2016

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

翌朝、ガレージから後ろ向きでムルティを出す。

パニアがついていたらちょっと厳しいかもしれないが、センタースタンドを使って回転し、向きを前にしてあればたぶんだいじょうぶだろう。

この日は近所のコーナーのある道を走っていろいろ試しながら返却する予定。

それでまずは積載モードをライダー一人に変更だね。

1速でかなりな速度まで引っ張れるから本当はすぐ2速にあげないほうがいいのかもしれない。

中途半端に2速にしちゃうから走りづらいような気がする。

きっと自分のバイクと比べてエンジン音が大きいからビビっちゃうんだろうな。

うーむ、今思えばそんな気がする。

で、、路面に凸凹をつけてある道路をツーリングモードで走ってみたのだが、結論から言うとあまりよくわかんなかった。

たぶんわからないぐらい車体の動きが自然だったのかもしれない。

ABSがこれまた凄い。

1200GSの時と同じで何事もなかったかのようにスーッと止まる。

ああ、やっぱり安全のためにABSが欲しい・・・・。

で、本来はここでエンデューロモードでダートの道にトライするつもりだったのだが、何かあったら本当に助けも呼べなくなる可能性があるので自粛した。

結局、スポーツモードも試さず、4 bikes in 1の恩恵にあずかることはなかった。

最後に初動画自撮りをやっておいた。

自撮り from 維水志萌一 on Vimeo.

ゆ、ゆっくり走ったつもりだったのに、は、速すぎた(~_~;)

慣れてないなあ・・・。

30キロ以下ぐらいで走んないとダメかしら。

たぶん前を行く軽トラが30キロぐらいなんだと思うが、それでも速いもんな。

しっかしこうして見ると、ライトの視認性、つったらないな。

こりゃあ目立つ。

安全面で一際優れている印象が強い。

さて、では名残惜しいが返却をしに行こうか。

高速走行にも少し慣れたので今日は積極的に一番右の車線を使って流れに乗る。

ABSもあるのでふさわしい車間距離があれば100キロ巡航でも安全に止まれる自信がある。

そして背が高いから、前がトラックでもない限り、先まで見渡せて危険を早めに察知できるのがいい。

追い越し車線が団子状態で真ん中の車線ががら空きになった。

後ろから何かの車が車間を詰めて来る。レヴォーグか?

こいつはきっと左に出るだろ?

じゃ、お先に失礼。

アクセルをグイッとあおる。

ドゥカティサウンドがうなりをあげて車体が弾丸のごとく前へすっ飛ぶ。

は、速い・・・・。速いわ。(;^ω^)

100 → 158以上 が一瞬。

馬が後ろ足をダーンっ、と蹴って走り出すみたいな感じ。

何が来ようがあっという間に引き離す。

200以上の世界でもなければ、前が空いている限り車がこのバイクを煽ることは不可能だろう。

あー、もう着いちゃったよ。

は、速すぎる・・・・。

高速ICを降りる手前でちょうど燃料警告灯が点灯した。

実は朝、家を出る時にすでに点灯していたのだけれど、走っているうちに消えてしまった。

点いたり消えたりするのはわかるが、一度点いたのに30キロ以上も再点灯しないままってことはあんまりあてにはならないだろう。

航続距離で考えたほうがよさそうだ。

給油。

試乗前にタンクのキャップを開けて見せてもらったから覚えているが、給油口ギリギリまでなみなみとガソリンが入っていたからそれに倣って満タンに。

トリップメーターもゼロからスタートしてるし、かなり正確な燃費計測ができたぞい。

走行距離:249.1㎞

ハイオク給油量:14.53ℓ

今回の燃費:リッター17.14キロ也

おお、あんだけ渋滞してる中を走ってこれはかなりえーんでないかい?

普通に高速巡行なら間違いなくリッター20以上は行きそうな気がするんですけど。

さて、ディーラーに到着。

バイクを返却し、簡単なアンケートに答える。

営業マンに簡単な感想をざっと述べる。

マイナス点を先に行ってしまったから脈がない、と思われたからか、見積りを先に出してもらっているからか、詳しい商談へとは進まなかった。

ちゃんと凄い点も報告したんだけどなあ。

維水志の表情が冴えなかったのかしら。

確かにこの時点では購入に踏み切る気はなかった。

それはやはり高額なだけに、である。

DSC_7519.jpg

フリーライドから数日経った今はどうか?

欲しいか?と問われれば、そりゃ欲しい。

こんな贅沢なバイクは他にないわけで。

そう。贅沢なんだ。

買うか?と問われれば・・・・。

正直、微妙、と答えておこう。

安全性やステータス性が何よりも捨てがたい。

一方でそれはこの金額に見合っているか、というと、それだけの装備だから見合っていると言える。

微妙、となってしまう原因は、全てに満足できたわけではないのに、そんだけの金額を支払う気になれないからなのだ。

買うからには全面的に称賛したいのだ。

それはつまり回帰もあり得るということ。

他も試乗し、「やっぱり大型乗るならムルティだわ」となる可能性もある。

なのでタイトルを変更した。

今日からは「試乗あらし第二章」だ。

これまでのはもう4年前の情報だしね。

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