体が慣れる低糖質ダイエット
こんだけ食べ物に制限がある中で、たぶん救いは肉や魚介類が食べられる点にあるだろう。
そして油が大丈夫、という点で料理法に幅が出るということがあるかも。
だが予想以上に壁が高い。
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それこそ初めの頃は、お米を食べない分の代わりとなる量を摂取しようと料理の品数を多くした。
大変だったのはマイハニーだ。
限られた食材で毎回それなりの品数を用意しないといけない。
こんなん続けるの難しいだろうと思われた。
そしてさらに問題なのが外食だ。
麺類がNGだから、ラーメン屋や蕎麦屋、うどん屋、パスタ屋には入れない。
そしてご飯がセットでついてくるような食事処へは行けない。
そうすると行くのは決まってファミレスになってくる。
ファミレスで肉系の料理を単品で注文する。
で、単品のみだとお腹が満たされないのでオーダー数が多くなる。
焼き肉屋とて同じこと。
白飯がなくなる分、肉の皿が多くなる。
結果、金が必要以上にかかってしまう。
なにより選択肢が少ないため毎回同じようなものしか食べられなくなるため、外食のたびにどこへ行こうか悩むのである。
こんな状況だからきっと長続きは困難だと思えた。
ところが、だ。
ダイエットを始めて2~3週間ぐらい経ったあたりで変化が出始めた。
カロリー摂取量が減ってんだから体重が少し減るのはまあ当たり前だ。
何が違うのかというと、腹持ちが良くなってきたのである。
お昼を食べるのが12時あたり、夕飯のお弁当が食べられる時間が19時前後なのでたいていの場合、小腹が減ってイライラしてくるので間食なしではいられなかったのだが、これが明らかに違ってきた。
「腹減った~」「なんか食いた~い」ってならないのである。
原因は血糖値の上昇が緩やかだからと考えられる。
低糖質を中心とした食事だと、上昇と下降が緩やかなカーブを描くらしく、そのため腹持ちが良くなるのだとどっかの記事で読んだ気がする。
半信半疑ながら続けられるようになった原因の一つはそこにある。
だが、一番の要因は結果が体重の減少という形ではっきりと表れてきたことだ。
これまで何度もダイエットにチャレンジして超えられなかった壁があった。
70キロの壁だ。
維水志の身長だと理想的な体重は64キロ。
だが自分がその体重だったのは、身長が伸びるのが止まった高校2年生の頃だっと記憶している。
そこから、より運動をしなくなった年齢に突入し、20代では68キロ期間がしばらく続いたか。
だが、30になる手前で70キロを超え、ぶくぶくと肉が付き始め時には80に近づく勢いの時もあった。
が、明らかに腰への負担があったため、そこはセーブが効いたらしく、禁断の80台へ突入することだけは免れたが、中年期は75キロ以上でいることがかなり多かったと言える。
そんな調子で、20代後半から25年以上、60キロ台の数値を見ることはなかったのである。
それがこのダイエットを始めて2か月ぐらい経ってだったろうか、ついに、実に四半世紀ぶりに60キロ台に戻ったのだ。
その数値を体重計で見たときは感動的だった。
自分の感覚ではそんなに苦労をした感じがないから余計に、である。
10月17日のダイエットスタート時点での体重は確か73.4キロ。
こんなに本気で取り組むことになるだなんて予想もしてなかったから、あんまり確かではないのだが。
その時期、割と食べる量に気を使っていたからか、75キロ以下をキープできていた。
73.4キロは維水志的には少なめな体重だった。
で、経験上、73キロあたりからだと、たった2キロですら減らすのが大変なのはわかってた。
78キロからの2キロ減とはわけが違う。
間食を控え、食べる量を極力抑え、いつも空腹と戦ってイライラしてないと達成できない数値だから精神的にかなり不衛生なのも知っている。
それだけに、普通の量を食べていながらあっさりと70キロを切って壁を越えたときは、低糖質ダイエットの効果をはっきりと認識できた。
しかも空腹と戦っていないし、イライラもせずにこれだけの効果が表れたのだ。
この頃、さらに驚いたことに、あんまり食事の量を食べなくても平気になってきた。
従って、ファミレスでの追加の一品を控えてもだいじょぶだと脳が理解するようになったのだ。
こうなると「食べる量を抑えている」という感覚がまったくないのである。
つまり、ダイエットをしている感じがしない。
体が慣れちゃうんだ。
問題は「時たま食べたくなる好きなものが食べられない」ということに尽きるだろう。
例えばラーメンとか。
だが、これに関しても不思議なことがあるんだ。
「好きなもの」の代替品を食べることで、「どーしてもあれが食べたい」という欲求も少なくなっちゃうのだ。
ダイエットを始めた当初、1日1食のお弁当のお米がすごい楽しみだったわけだが、最近じゃ「ご飯なくてもいーかも」と思えるようになっているのがまたびっくりである。
次回はその代替品を中心に記すことにしよう。
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