ありがとう!VTR!
バイクを売ることになった。
そう。
我が家にはNinja影丸の他にもう一台バイクがあるのだ。
その名も、
HONDA VTR。
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本来は夫婦でツーリングを楽しむために購入したのだったが、諸々の事情で本人が乗らなくなったためお役御免にならざるを得なくなった。
ガレージの肥やしとなってしまっている現状を考えるとやむを得ない処置なのだ。
売ると決まったら、キレイにしてあげないと。
査定にかかわるからね。
それにしてもキレイなままの車両だ。
常に完全防水のレインカバーに覆われ、維水志邸ができてからはずーっとガレージ内に保管されていた。
立ちゴケは数回あるが大きな事故は起こしていない、優良車両である。
しかも、走行距離は五千キロに満たない。
人気のB-styleだし、きっとそれなりの高値で売れるに違いない。
そして新しい持ち主に思う存分乗ってもらうほうがいい。
ふだん慣れているNinja400RからVTRに乗り換えると、なんかこう、乗るたびに思わず、「作りがしっかりしてるなあ」、という言葉が口をついて出てしまうほどに、ホンダのモノづくりの素晴らしさが実感できる一台だった。
まあ維水志のカワサキ影丸は暖機運転しないとエンジンが止まるという不良車両だから、というのもあるだろうが、それを差し引いてもVTRはちょっとやそっとじゃ絶対に故障しないだろうと思わせてくれる安心感があったのは確かである。
エンジンの鼓動の乗り手への伝わり方がダイレクトというか、なんか自分の心臓とバイクのエンジンがつながっているかのような錯覚感があるのだ。
これって昔、シビックのV-TECエンジンを運転させてもらったときの感覚と似てるんだわ。
難点は、乗ってないとすぐにバッテリーが上がっちゃう、ってぐらいだったか。
でもやっぱ、フィーリングというのか、維水志には断然影丸のほうが合っている。
何故だかはわからん。
高速を使わないほどのちょっとしたツーリングでETCを利用しない場合でも迷わず影丸を選んでしまう。
運転のしやすさで言ったらもしかしてVTRのほうが上かもしれないのだが。
洗車の翌日、いよいよお別れの日がきた。
最後にまたがってみるマイハニー。
う~む。
やはり、足つきが・・・・。
これでは不安を感じるのも無理はない。
よく乗ってたなあ。
なんたって、納車日にファミレスの砂利が多い駐車場で立ちゴケしてしまったのだわ。
それでも本人はコンパウンド等を駆使して頑張って傷を直したりしていた。
その後、これと影丸とでよく夫婦でツーリングに出かけたものだ。
箱根、伊豆、三浦・・・。
当初はマイハニーの歩み、つまり走行ペースがわからずに、維水志が先走っていろいろと不安にさせてしまったことがあった。
このバイクを売却することになったのは、そのような自分の至らなさも要因の一つにあったということは否めないが、なんにせよ、これまで大切な思い出をいっぱい作ってくれたバイクなのは確かである。
マイハニーと一緒に走れなくなってしまうという若干の寂しさはあるが、これからはタンデムという別の形でバイクライフを楽しむこととしよう。
さ、名残惜しいが、出発の時間だ。
え?
どこに売りに行くのか、って?
ちょっと東京まで。
維水志はVTRで、マイハニーはN-WGNで。ダブルHONDAや。
つづく。
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