VTRよ!永遠に!
昨日の続き。
何故、VTRとお別れするのにクルマと共に東京へ向かうのか?
そりゃこれから売る場所を決めに出かけるわけで。
つまりまだ行き先が決まってないってことなのである。
そして売れるかどーかもわからんのだ。
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まあ、でもこれだけの優良車両だ。
売れないわけがない。
絶対に高値で売れると確信しての出立だ。
そう。
良い値が付いたらその場で契約を交わし、その場にバイクを置いて帰って来る、と言う算段である。
そうなった場合、バイクのジャケットにバイクブーツをはいてメットを抱えて電車に乗るのは苦痛だったからマイハニーに車で付き合ってもらうことにしたのだ。
だが、東京まで行くには他に理由がある。
ちょっとした作戦があるのだ。
その作戦とは・・・、
ちょっと前に、とあるバイクディーラーで大型バイクを買うフリをし見積りを出してもらったことがある。
で、その際に、このVTRを下取車にするという条件で、一度このモデルの相場価格を教えてもらった。
本来ならば、例のごとく一括査定サイトみたいなのを利用しちゃうのが手っ取り早いのだろうが、なんかの記事で、バイクの場合は「バイク玉」のようなバイク買取業者に売るよりも、新車の下取りで出したほうが良い値が付く、と読んだことがあるからだ。
それがホントかどうかは確かめてみないことにはわからんし。
つまり、大型バイクを買わないにしても、そのディーラーで出してもらった下取価格をダシに、バイク買取業者を片っ端から当たって一番高い値段を付けてくれたところに置いて来る、という作戦なのだ。
こっちから出向けば業者側の出張費もない分、さらに高値を付けてもらえるかもしれんし。
で、そのディーラーの所在地が東京なのだ。
まあ当然ちゃ当然だが、ウソかもしれない見積りのために、彼らがわざわざ神奈川の維水志邸まで実車を見には来てくれないのでこっちから出向く羽目になった、というわけである。
実はそれよりもさらに以前、BMWを買おうかと血迷っていた頃に、VTRの実車見積りを出してもらったことがある。
それプラス、今回の実際の下取価格を聞いて「だいたいこんなもんかな?」という、自分の中での値踏みをし、その値段に折り合いが付けば即売する、という作戦。
だがこの作戦を実行するにあたり、ひとつ問題があった。
VTRの自賠責保険がとうの昔に切れたままになっているということだった。
だって乗らないのに払うのがもったいなかったんだもん。
だが公道を走って実車を見せに行くには再び自賠責保険料を1年分払わねばならない。
すぐ売っちゃうのに1年入らないといかんのだ!
なんでも昔は自賠責も1か月単位ぐらいで入れたらしいのだが、なんかダメになったそーで、結局現在は丸々一年分払わないといけないらしい。
せめてもの救いはこの4月から自賠責保険が若干安くなるということだったが、4月まで待っちゃうと今度は軽自動車税を払わなくちゃなんなくなるからこれまた無駄な出費が出て意味がない。
どーしようか悩んだ挙句、仮に買い取り手がついても3月末までに名義変更が行われないとダブルパンチを食らうことになるからここは保険をかけて軽自動車税については諦めることにした。
それで冒頭の写真にあるように、自賠責保険のシールが来年の4月までになっているのさあ。
ちなみに今はニーハンまでならコンビニ(セブン)で自賠責保険に簡単に入れる。もちろんシールもちゃんともらえるよ。
結局、動き出す時期がよくなかったわけだ。
皆さん、バイクを売る場合は時期も考慮に入れましょう。
自賠責保険も軽自動車税も本来であれば払っているはずのもの。で、あれば、トータル的に少しでも費用を抑えるために4月に入ってからの行動を選んだのだった。
それで結局たかが千円ちょっと安くなっただけなわけだが、それでも自賠責保険+軽自動車税=12,000円ちょっとかかっちゃてるのを少しでも抑えた、という点で良しとしないといかんのだ。
まあこれも、少しでも高く値を付けてもらうためのプラスの措置、と考えよう。
要はこの分査定が高くなればよい。
「トータル的にゃ大差ないじゃん。面倒くさい」と思われる人は大金持ち。
これはどーやら維水志の性で、全体的に見れば確かに差は少ないのだろうけども、こーゆーことをひたすらシミュレーションすんのがたぶん大好きなんだと思う。
要するにケチ?
そーだ。ケチなのだ。コスイネンなのだ。ケツの穴が小さいのだ。
けどその分、使うと決めたらどーんっ!と使うのさあ。
そんときゃケチではない。
前置きが長くなった。
さあ出発だ。
維水志は高速を使わず下道246号をひたすら北上する関係上、車のマイハニーよりも1時間ほど早く出立。
東京の例のディーラーで待ち合わせ合流だ。
久々の都会へ向かう下道。
相変わらず無謀なバイクのすり抜けが多いなあ。
やつらにゃはみ出し禁止車線とか関係ないんか。
まずはディーラーに到着。
早速見積りをしてもらう。
う~む。
この前聞いた価格幅で一番下のラインですか。
う~ん、それよりプラス2万は出してほしかったのだけれど・・・・。
まあいいや。これをベースに他を当たってみますわ。
他で売れたら売っちゃってもいい、とおっしゃってくれたので。
まあ、でもとにかくフェイクに対して見積りまで出していただきありがとうございました。
もしかしたら本当にお世話になることもあるかもしれませんのでその時はよろしくお願いいたします。
次!
まずはここから8キロほど離れたところにある「バイク玉」へ。
あんだけテレビコマーシャルとかやってんだ、さぞかし高値を付けてくれるに違いない?
それにしても店舗が小さいなあ。
入念な査定。
さっきのディーラーと比べると随分と入念だ。期待できるかも。
・・・・・。
え?
さっきのディーラーより2万低い?
低い?
「ディーラーで下取りで出すって言ったら、それより5万高くついたよ(実際は2万だけど)」
と、押したのだが、「そこまで差があると・・・」と渋られた。
バイク玉、クソである。
何の役にも立たぬ。まああんだけコマーシャル打ってりゃ広告費に金がかかりすぎてんだろ。
マツイまで使っちゃってるし。
まあ予想通りと言えば、予想通りだ。
次!
ご存じ!赤男爵!
マイハニー運転のN-WAGONナビに従って都内を走り回る。
赤男爵、到着!
ここも似たようなもんだろうなあ。
査定、よろしくです!
・・・・・。
もっとクソである。
バイク玉よりさらに1万低いのだった。
はは・・・。
実は維水志が期待しているのはここではなく埼玉を中心に発展する「S〇X」である(まんまに見えるが・・・)。
このVTRを新車で叩いて買ったのもそこだった。
赤男爵よりも梅田屋よりも悪の〇富よりも、どこよりも安かった。
今は埼玉県外にも支店を急増中で、中古販売にも力を入れているようなので、そこを最後の砦としたいと思っているのだ。
たぶん、先ほどのディーラーと同じか、それ以上の値はつけてくれるだろう。
そこがダメなら仕方ない。梅田屋も悪の〇富も行くだけ無駄だろう。
さて、じゃ次、そのS〇Xへ行こうか。帰り道だし。
だがここから事態は意外な展開を見せるのであった。
つづく。
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