三度沼津へ
本来ならば庭造りを勧めたいところだったが、この一週間は夫婦ともにちょっと疲れも溜まってきた、ということで午前中はのんびりと温泉にでも浸かって疲れを癒そう、ということになった。
最初の候補は紅葉もピークであろう中川温泉にしようかと思ったのだが、ランチも食べて帰ることを考えると候補から外さざるを得なくなってしまった。
だって、「お刺身が食べたい」というリクエストなんだもの。
美味しいお刺身が廉価で食べられるところ、と言ったら・・・。
近くでは一か所しか思い当たらない。
沼津や。
これでこの十日間で三度沼津を訪れることになった。
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まあ三回目なのは維水志だけなのだが。
けど、何度来てもいーわあ。
「マジ沼津好きっすぅ」と、バカっぽく言ってしまいたくなるほどである。
選んだ温泉はここ。
東名沼津インターを出てすぐのところにある。
街の景観が見えてしまうのは興醒めする部分ではあるが、遠くに海、頭だけだが反対側には富士山を拝むことができるのはいい。
価格は百円引きの割引クーポンを使って1200円である。
ちなみにタオルの貸し出しは有料だ。
ちょと立ち寄ってのんびりするなら十分なレベルだろう。
ここから少し下ったところに万葉の湯があるので、きっと熾烈な生存競争が繰り広げられているにちがいない。
ここは、そうさな、価格では勝っている、と言える。
ああ、さっぱりした。
ゆ～っくり入ってだいぶ疲れも癒されたと思う。
さあ、じゃあランチだ。
いつものように沼津漁港へやってきた。
日曜に来るのは珍しい？のか、無料駐車場、というか無料駐車スペースが軒並み埋まっている。
そんな中、漁港の駐車場が条件付きで解放されたので即そちらへ停めることに。
ラッキー。
その条件とは駐車場入り口で配布される紙に記された店舗で何か買い物をし、出る際に証拠のレシートを係員に示すだけでよい、というもの。
ところが、我々が行く予定の店の名は、その紙には書いてなかった。
その旨を駐車場の係員のおじさんに伝えると、とにかく指定の店ではんぺん一枚百円でもいいからお金を落とせばよい、と、得意げに教えてくれたが、いくら以上使わないといけない、という金額指定が書いてないので、たぶん言われなくてもそうさせていただいただろう。
まあ実際は百円ってことはなかったが。
マイハニー指定の店がここである。
さかなや千本一。
マイハニーが探しておいた店で、この漁港の中でも老舗だそうだ。
なんでも北海道の番組で撮影に使われたとか。
で、店ののれんは細い路地にあるのだが、店舗はビルの3階にある。
この細い路地の中にビルがあるとは思わなかった。
エレベーターを使って3階へ。
・・・・。
即、帰ろうかと思った。
エレベーターを出たところが仕切りのない喫煙スペースとなっている。
アホか？
パーだよな？
否、ぱーぷーだろ。
なんでこんなところに喫煙スペース？
意味がなくね？
幸いなことに、順番待ちがなく、すぐに呼ばれたので助かった。
「カウンターでもよろしいでしょうか？」
と問われるが、この場を去れるのならどこでもいーがな。
が、今度は通されようとしている席の真横の客がタバコを吸ってやがる。
・・・・。
「喫煙していない席でお願いします」
この時代にこの規模の店で全席喫煙オッケーなのか？と思ってダメもとでそう伝えると、すぐに他を用意してくれたのだが、そっちは禁煙席だった。
アホか？
パーだよな？
否、ぱーぷーだろ。
喫煙席があるならなんで最初から禁煙or喫煙の希望を聞かないんだ？
タバコ吸ってる客だって、今の維水志の言葉が聞こえたはずで、「なんで喫煙席でタバコ吸ってんのにそんなこと言われなきゃいけないんだ？」と気分を害したにちがいない。
禁煙席がないなら帰るところだった。
くっさいタバコの臭いを嗅ぎながら旨いお刺身が食べられるわけがなかろう。
全部台無しになるわ。
結局、喫煙スペースから一番遠い窓際の席へ通してもらえて事なきを得た。
窓からは富士山も拝めるとっても素敵な店舗なのに、なんで入口に喫煙スペースがあるかなあ・・・。
ここに限らず、店の入り口を喫煙スペースにするところってあるんだけど、ありゃそう決めた店の関係者は絶対に喫煙者だろう。
タバコ嫌いなやつがどんだけあの臭いが嫌いなのかわからんのだろうて。
電車ん中でタバコくせー奴が隣りに座っただけで席を移動するぐらい我慢ならない、ってことが。
まあいい。
料理が最高に美味かったんで。
だって、
このクオリティなんですも～ん(≧▽≦)/
これで1500円だなんて！
大洗漁港で食べた二千円の刺身は何だったの？刺身なのに残すって何？
ここはそんなことはない。
全てが旨い！
つま以外を残して全て完食である。
これで600円だもの。
いやあ、ここもいい。
沼津に来たら、ここにしようか、それともあっち・・・？
って、悩まなきゃいけないんだ。
他にないんだ、近くにそーゆーとこが。
地アジフライ。
身が厚い。
マグロの竜田揚げ。
これは普通。
カニ汁。
あさり汁とかもあればいいと思うのだが、汁物はこれとアラ汁の二種類だけのようである。
マイハニーは日本酒もご所望。
これ、なかなかオシャレだわ。
よくある、酒桝にグラス、またはコップやらおちょこを置いてあふれるようになみなみと注ぐ、というパターンじゃない。
片方のコップ？に注ぎ、そこからおちょこへと流れ出る分がおちょこからこぼれる寸前で止める、というやり方。
へえー。
このセット、欲しいなあ。
日本酒、飲まないけど。
いやあ、満腹だあ。
とっても満足。
会計をし、エレベーター前でタバコの煙にむせながら逃げるように外へ出る。
そこだけなんとかならんか？
気を取り直して、沼津バーガーへ。
駐車場用のお金を落とさねばならん。
満腹だから、もちろん頼むのはバーガーではないが。
ん、でも、バーガーもめっちゃ美味しそう。
サメバーガー、是非一度食べに来よう。
来週、また来るか。
沼津港がアニメとコラボしてんのかな？
我々がオーダーしたのは写真右奥に見えるやつ、
380円。
ちょっとピリ辛で、さつま揚げみたいに弾力があってとっても美味い。
さあ、じゃあ帰るとしよう。
1時間ほどで帰れるという近さも魅力だ。
そしてどこからでも雄大な富士を眺められるのもいい。
沼津、ホントにいいところだあ。
1時間で帰れるはずだったが、東名で事故があり、渋滞につかまる。
いつもの足柄SAに立ち寄る。
スタバでコーヒーを飲み、富士を眺める。
いーなあ。
で、この後だが、足柄SAから出るのに30分近くかかってしまった。
SAの出口が渋滞しているから中が込んじゃってんだ。
こんなの初めて～。
渋滞ポイントのSA・PAに寄る際は、できるだけ出口に近い方に車を停めるべし。
これが今回の教訓だ。
14時頃には帰宅するつもりだったが、結局、着いたのが16時過ぎだった。
従って、ガーデン造りは、汚水桝のサイズだけ確認しホームセンターへモノを探しに出かけるだけにとどまった。
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