四半世紀前②
そーゆーわけで暫く車に没頭。
大学にも車で通学したりした。
しかしいかんせん駐車場がない。大学を囲っている塀の周りにとめるわけだが一限が始まるだいぶ前に行かないと場所は確保できない。私有地だけに駐車違反になることはないがバイクに比べ明らかに不利なのだった。
そこで暖かくなってきたし再びバイクに戻ろうとする。
が、なんと。
タウニィ動かず・・・。
何がいけなかったのか。1年ちょっとしか乗っていないのにすでにお釈迦とは・・・。やはり「悪の~」から購入したのがいけなかったか。
途方にくれていると朗報が飛び込んできた。
仲間の一人が中免を取り、中型のバイクに乗るから今まで乗ってた原付をくれるというのだ。
ありがたい。さすが金持ち!聞くところによるとこの家では欲しいものをホワイトボードに書いておくと父上がすべて買ってくださるそうだ。原付→中型→車→車(ひとつ前の車がお釈迦になったらすぐ同じものを買ってくれた)などなど。最後には「嫁さん」と書いてステキな奥さんと結婚できたらしい。
ま、最後の例の真偽はさておき、その寛容な家庭育ちゆえの気前のよさなのであった。
いただいたそれは50ccながらギアチェンジをしないと乗れない代物だった。
ギアチェンジ。やったことがない。でもおもしろそうだ!
早速その友達に講義を受けた。
小さいバイクながらタウニィとは比べ物にならない力がある。低速ギアで引っ張る気持ち良さと言ったら・・・。それにこのマニュアルの自分で操ってる感がたまらない。「スクーターなんかにもう戻れない!」と思わせるのには十分だった。
人に言わせるとそれは「結構人気ある」バイクだそうで羨ましがれた。そのカテゴリーに興味のなかったオレとしては実感がなかったが、とにかく素晴らしいものをもらったことに今でも感謝している。
そう。これに乗らなかったら「もっと大きなバイクに!」と思うことはなかったろうから。
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