初山道
なにしろ25年前のバイク生活といったらひたすら足としての利用が中心だったため山へツーリングに行った記憶がない。
だから交通量の多い道路をすり抜けてスムーズに走るような技術は磨かれたものの、ワインディングロードでコーナーを攻めるような走りは全くと言っていいほど経験がない。
だから昨日の箱根新道への小ツーリングは初めての山道となる。
忘れないうちに感想を記しておこう。
登り。
登りだろうがなんだろうが加速は申し分ない。ストレスなく走れる。
それでも馴染みのない道なのでカーブの先が予測できないときはスピードを緩めるしかない。
しかし見通しがいいときはちょっとバイクを傾けて気合を入れてみる。といっても速度はたかが知れてるが。
でも。
んもー。これやるときがやっぱ一番楽しいかもー。
下り。
箱根新道と言えば「エンジンブレーキ多用せよ!」の警告がそこかしこにあるので有名なぐらい下りが続く。避難所もやたら目に付く。
クルマなら2速レンジでずーっと下るからそんなイメージでいたらバイクはそんなんじゃ走らなかった。
さすがにトップギアじゃ、と思ってずっと5速だったけど途中でトップギアでも十分なのがわかった。
ちょっと加速がついて70キロを超えそうになったら5速に落とすぐらいだった。
60キロ平均で慣れてきてきたとこで70キロぐらい。カーブで減速。そんな感じで80キロは怖くて出せなかった。
他にもひとつ試した。
前に高速道路で80→100キロの加速があっという間だったってことを思い出した。そんでその回転数もブログに記したおかげで覚えていたからちっと試してみたくなった - ならばそこからの加速がいーんではないか、と。
実際その通りだった。4千5百回転くらいからがすごいのだ。上りの坂道でも途中で「怖いからやーめた」って思うくらいの威力だった。一気に90キロまでいっちゃうんだもん。
こりゃへぼいままリッターバイクとかHAYABUSAとかに乗ったら命がいくつあってもたんない気がした。
タンスタだったかのインプレで「Ninja400Rはコーナーが楽しめるバイク」という評価があったが確かにうまく乗りこなせればもっと楽しい気がする。
さて、腕を磨くためにまたちょこっと出向いてみるか。
そーいやさすがにあの辺りだと箱根帰りのライダーとたくさんすれちがった。
道の駅に行けばもっといるかもしれない。今度は午前中から出かけよう。