Ninjaよ!私は帰ってきた!!

バイクが紡ぐ彩り生活!

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軽②

どうしても目をつぶっておけない点。

それは高速走行である。

まず静粛性がない。80キロでうるさい。会話がまともにできない。

次にパワーがない。ちょっとでも上り坂ならアクセルをべた踏みし、エンジンをぶん回してやっと走る。

中央高速なんか地獄である。へたすると80キロに到達しないときだってある。

だから他のクルマの迷惑にならないように走らねばならず、気を遣う。

当たり前だ。あの車体で660ccしかないんだ。リッターバイクはおろかナナハンよりエンジンが小さいんだ。

軽の利便性は好きだ。

だがこの1点に納得できない自分がいるなら乗るべきでない、と悟った。

「いや、高速道路なんか毎日使うわけじゃないんだから」

と、一度レンタカーを借りて出かけたこともあった。

確かに気分爽快だった。

だがその後、返却時に味わう空しさは何だ?

そんな惨めさを、楽しかった日の最後に毎回味あわなければならないのは酷ではないか。

それに返却時間の制限もあってせっかくのレジャーを余裕を持って楽しむことができない。

このまま乗って自宅まで帰れたらどんなにいいだろう?と幾度となく思う。

なんかキーを返すときに「すみませんでした」って謝りたくなったのは何故だろう?今でもわからない。

やはり所有する喜びには代えられないのだ。

(まあ借りたクルマがいけないよね。フェアレディZロードスターなんだもんΣ(-∀-;))

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買うメドもたたないのにいろんなディーラーを訪れ試乗し、見積りまでしてもらう。そしてカタログを端から端まで眺めてバーチャル体験をすることでバーチャル満足をしていたのだった。

そんなんだから経済的に購入可能となれば当然行動に出る。

かくして2年を待たず、軽との決別をすることになったのである。

それが今年の3月末の出来事だ。

ワゴンRよ。ありがとう。

そしてさようなら。

そして今は新車の高速走行性能に十分満足している。力をもてあましてもったいないぐらいだ。

静粛性もバツグンでいつまでもどこまでも乗っていたい、とそう思わせてくれる。

高速性能のみならずあらゆる部分が気に入っていて所有の喜びを満たしてくれている。

それなのに、それなのに・・・。

半年も経たずにバイクに夢中って・・・。

オレってつくづく浮気ものだあ~。