御宿 由布乃庄
二日目に泊まる宿は「御宿 由布乃庄」だ。
ここは湯布院駅からはちと遠い。湯布院散策は三日目の予定なので多少離れていてもよしとした。
湯布院での宿を決めるときは苦労した。ネットで調べるもどれもよさげに見えてしまい選ぶのが大変なのだった。
一泊目を奮発してしまったため二泊目はわりと廉価な宿を選択することに。で、設定した金額だと似たようなところばかりになってしまいコレといった決め手がなかったのである。
しょーがないんで「じゃらん」のクチコミに頼ることに。料理、風呂でわりと高ポイントのとろこに絞った。
で、最終的にこの宿にした。
実際の評価は?
景色:窓から豪快な由布岳が眺められるようなところではない。宿が「自分の故郷」と謳っているようになんかふつうの民家に来たって感じのとこなのである。まわりは畑で囲まれていたりする。
部屋:あとからとってつけたような感じで単なる「宿泊施設」だ。情緒を求めるのは酷といえよう。何でもベストな宿などそうそうあるものではない。
風呂:4箇所すべてが貸切風呂のため入りたい時に入れなかったりするので結構不便。12時半までだか1時までだったか24時間入れるわけではないので結局2箇所しか入れなかった。露天風呂にある「星見スイッチ」を押すと照明が消えて満天の星空が拝める・・・はずだったが曇が多くて・・・。こうなると空以外の景色は見られないので残念なことになる。
料理:最高!(下記に紹介)前日まで食べたものよりだんだんランクが上がっていくのは嬉しい。よくファミレスのドリンクバーにあるようなコーヒーメーカーがあって無料で飲めたりするのもお客様想いですばらしいサービスだと思う。
サービス:マイハニーが頭が痛い、と言うので頭痛薬を求めると予備分までくれたりして親切である。他にネットが見れて横にはクーポン、地図等の印刷用か、プリンターまで設置してあった。
総評:料理がすばらしい。
食前酒のサービス。
豊後牛、地鶏。この鶏が今までに増して肉そのものに味がありおいしい。
炭火で本格的な焼肉やー!
このサシ!今まで食べたのが全部かすんでしまった。
焼くとこうなる。めっちゃ柔らかい。肉一片でご飯一杯食べたいぐらいだった。
お約束の馬刺し。これだけスターが揃うと有難味が・・・。
クリスマスを意識した装飾もにくいねー!
野菜の天ぷら。こんだけメインのおかずを出されると酒飲みではない自分としてはどーしてもご飯と一緒に食べたくなるわけで・・・。
宿の人も見かねたのか「後で雑炊が出ますけど、ご飯をお持ちしましょうか?後で雑炊出ますけど」って2回ぐらい雑炊を言われたような気がするけど迷わずご飯をもらった。
鴨のサラダ。
で、鴨のつみれ鍋。どんだけ料理出るの?こっからヤバいぐらいのダシが出て・・・。
ヤバいぐらいうまい雑炊となる。だが惜しいかなすでに腹が限界。
デザートはこちらも自家製ジャージー牛乳を使ったアイス。
朝食。ここらではほうとう入りの「だご汁」ではなくきしめん入りの「だんご汁」となる。距離的にそんなに離れているわけではないのに「ところ変われば品変わる」でおもしろい。味はやはり甘め。
それぞれ少しずつでバランスがよい。
軽めのデザートつき。
うーむ。腹ペコ状態で臨みたかった。食事だけでもまたいただきたい。
実は夜にビールでも・・・と昼間に購入しておいたがとてもじゃないけど無理でした・・・。