片道40キロをタンデム
「おっぺけぺーキーボード」の続き
そーゆーわけで千円ぐらいのキーボードを買おうとネットでいろいろと見てみたが、商品自体が安いのに送料が商品価格の半分以上を占めてしまったりして買う気になれない。
それに物が物なんで実際に触らずに購入するのもどーかと思い、近くの電機屋で済まそうと思っていたが、うってつけの店があるのを思い出した。
そう。「パソコンとバイクの店 ZOA」があるじゃん。
今までバイクの店としてしか利用してなかったが、きっとパソコン関連でも期待を裏切らないだろうと考えた。
それにメットを買ったとき、「クレジットカードから毎月300円が引き落とされる代わりに500円のクーポン券が月に一度使える」という、どう考えてもあまりお得感のないシステムに入ったのだった。
というのも、入会するとその場でさらに1000円のクーポンがついてくるし、いつでも辞められるというので、普段からよくしてもらっているお礼も兼ねて入ったのだった。(おかげですでに3万円を切っていたアライのメットをさらに安く購入できた)。
で、それが4月分だったが、いかんせん店が自宅の小田原からは遠いため、それ以来行く機会がなかなかなくて5月分をまだ使用してないまま月末を迎えたのだった。
千円のキーボードを買いに実質200円の価値しかないクーポンを使いに40キロ先まで出かけるのはまさしく「いみなしほういち」である。
いや、「赤字損太郎」である。だれや?
けど、先日、江ノ島まで30キロぐらいだったか、今までの最長タンデム記録を更新したので、じゃあさらに記録を伸ばしてやろうではないか、とマイハニーと出かけることにした。
前回の経験で30キロのいっき走りは疲れるとわかったので、今回は途中コンビニ等に寄りながらのんびり行くことにした。
例のごとくプリロードを標準の4から6に変更していざ出発。
走り出し20キロを過ぎても疲れが来ない。やはりこれはメットの恩恵があるからなのだろう。ライダーはそうでもタンデマーは疲れているかもしれないので25キロあたりでコンビニ休憩を取った。
もう何度もインプレで語ってはいるが、400ccのNinjaはタンデム時、さすがに発進時は鈍さをちと感じるものの走り出せば軽快そのものである。40~50キロからの急加速はつらいけど街中のタンデムであまりその加速は必要なかろう。
おまけにバイクのバランスのよさのおかげでタンデムでも1人乗りの時とさしてかわらずすり抜けが簡単にできる。
すばらしーね。
そうして目的地に無事到着し、スペースキーのちゃんとしたキーボードも980円という納得のいく価格で見つかった。
さて、クーポンを使おうとしたら・・・
「あ、すみません、これ千円以上じゃないと使えないんです」
なにーーーーーーっ!?
けど、そこはいつものあんちゃん!(今回から「おっちゃん」改め「あんちゃん」で。どーも見た目より若そうな気がして)
「あ、じゃあ」と、100円のアルカリ電池4本を20円でつけてくれて合計千円となった。
ホントいつもすみません(o ̄∀ ̄)ノ
そんな調子だからこれから必要となるメッシュジャケットも注文しちゃったよー。もう~、あんちゃん、商売上手やねー。
相思相愛だね。
そして帰りは本厚木の厚木家という横浜家系ラーメンを久々に堪能して帰った。
さすがに帰りはちと疲れが出てきたので西湘バイパスを使っていっきに帰宅した。
その際70~80キロからの加速ではかなりスムーズに伸びてくれて、またまた影丸を惚れ直したのだった。
それにしても今回のツーリングは思いもかけない動物に出くわした。
サル。
厚木で。日産テクニカルセンターがあるあたり。
笑っちゃうよなー。厚木でサルに遭遇するとは。親子だろうか。最初タヌキか?と思った。動きがネコとは明らかに違っていたからだけどだんだん近づいてそれとわかった。
赤い顔してこっちを見てた。
写真撮りたかったけど停車して攻撃されたら怖いんで一瞬の出会いだったけど・・・・
さらに帰り!
西湘バイパスで、とんび!
80キロぐらいで走ってるバイクに向かってすっごい至近距離まで近づいてきてこっちを覗き込んでいた。
ありゃあいったいなんだったんだろう?
挨拶しているようにしか見えなかったが。
かくして無事に往復80キロの旅を終え、さらにタンデム記録を更新したのであった。
マイハニー「お尻が痛い」
うーん。これ以上は無理かなあ。
やっぱビッグバイクじゃないと・・・・。
↑「長距離タンデムならやっぱビッグバイクっしょ」「サルサルサルサル~」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ