リーンアウト
前々回の記事のリンク「誰も書かなかった大型自動二輪免許・・・・」を読んで触発されてしまった自分は「近いうちに絶対一発試験を受けに行く!」とすっかりその気になっているのだった。
その中の左折に関する事項で「小回り」のことが記述してあった。それを読んで気づいたのだけれど、そーいやオレってあんまり小回りが得意ではないよなあ、と改めて気がついた。
「リーンアウトして回る」とあったのだが、よくよく考えると自分は常にリーンウィズなんじゃん!
要するにバイクだけをバンクさせてやるってことを意識してやったことがなかったのだった。
はあ~・・・。そんなの当たり前なんだろうけど、例によって知らなかった・・・。
そしたら無性にバイクに乗って試したくなった。その日はもう夜だったので次の日、早速やってみた。
そしたら・・・
あはは・・*1・・あはは
おもしろいくらい小回りできるじゃん!
おもしろいからくるくるコーナーを回ってみるのだった。
そりゃ今まで回りにくいわけだ。
うーむ。こーゆーのもやはり人から教えてもらうのが一番よいのだろうな、きっと。
そんなんだから最近は帰り道がまたまた楽しい。
パイロンもないのにスラロームしてみたり急制動やってみたりするのである。
今まではぶっ飛ばして帰るだけだった。「うーむ。どーやら11,000回転ぐらいで頭打ちか」とか。
※注:あくまでも安全が確認できる場所でね(o ̄∀ ̄)ノ”。
でも改めて思うのは遅い速度で走るのほうが断然難しいんじゃないかってことだった。
そりゃ100キロ近辺の速度でバイクを制御するテクニックは大変なんだろーけど、そーゆーのはサーキットでしかもスーパースポーツでやることだし自分には無縁のことにちがいない。
「常に生死と隣り合わせ」より、低~中速でヒラリヒラリとバイクを扱って涼しく走るのが何より楽しい気がするのである。
そうなるとオレにとっての大型へのあこがれは「疲れずにロングツーリングをしてみたい」ってことに限られるのかもしれない。
クルマで高速道路を走っているときに見る大型ライダーたちのあの余裕のある雄姿にはホント憧れちゃうのよねー。
もちろん「圧倒的なパワーでぐいぐい加速」ってのも味わいたいのだろうけど、それは高速道路での一瞬のことであり、常時楽しめることではない。
285馬力のクルマに乗ってよくわかった。
ありゃ尋常じゃない。ちょっとアクセル踏むとあっという間に100キロ以上に達してしまう。おかげで小田厚みたいな合流車線が異常に短いような高速道路でも全く臆することがないのはありがたいが80キロなんて一瞬の出来事なのである。
東名なんかだと後方がクリアなら合流からそのまま3車線を一気にまたいで即一番右車線。でもう100キロは軽くオーバーだ。それ以上楽しみたいならアクセルを踏み続けるだけだ。だって全くぶれることなくどこまでも加速していくのだから。
常につかまる、あるいは事故るのを覚悟で走らないと楽しめないなんて本末転倒だ。免許がいくつあっても足りない。
クルマであんなんだからバイクだったらそのパワーは筆舌に尽くしがたいのは容易に想像できる。
そんなことを総合して考えると大型免許を取ってたとえお金があってもビッグバイクを買うことはないかもしれない。
まあそれほどNinaja400R影丸が楽しいということでもある。
↑「そんなこと言っていーんだな」「いーや他にもビッグバイクの楽しさはある」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ
*1: ( ̄∀ ̄。=。 ̄∀ ̄)