ブーツ探し
「じゃあとりあえず厚底ブーツを探してみるか」
足つきを少しでもよくするためにできることとして、乗るバイクの決まってない今できることと言ったらそれぐらいだろう。
ネットで調べて女性ライダー用品がわりと充実していると謳っているショップを見つけたのでそこへ行ってみることにした。
それがまた新山下(横浜)なのである。
遠い。
けど、オレの感覚も麻痺してしまったのか、この地に住んでちょうど1年になるが、常人の感覚で遠いはずの距離がさほど遠いと思わなくなってきている。
ほぼ高速道路で1時間ほどで着いてしまうからか。クルマの快適性もあるか。
いや「1時間かかる」ってのは遠いはずなんだが・・・。
人間の慣れというのは恐ろしい。
「慣れ」というのか「順応性」というのか、特にオレの場合どんな環境でもたいてい適応してしまうのである。
そう言えば聞こえはいいが、もしかしたらジタバタすんのが面倒くさいのかもしれない。あと抵抗する気力がないだけなのかも。
あと、関係ないけど乗り物酔いした経験がない。
かつてラスベガスからグランドキャニオンに行く際に8人乗りぐらいの小型飛行機で行ったことがある。
「だいじょぶか?この飛行機」と命の危険を感じるぐらい縦横に激しく揺れたのだった。
無事に着陸後、パイロットとオレを除く全員が真っ青な顔をしていた記憶がある。中には嘔吐した人もいたぐらいだが、オレときたらまるで問題なかったのだ。
あのときハッキリ自覚できたものだ。「あれ、オレって乗り物酔いしないんだ」と。
話しを元に戻します。
そして現地に到着し腹が減ってたからまずは昼食にしようということになった。
幸い、そこの駐車場は時間制限はなかったのでクルマを放置して近くで食べれるところを探すことにした。
が、マイハニーがなぜだか近くにある店を認識していて、固有名詞でその名を挙げるのだった。
「タイクーンに行こう」と。(こちらに関してはグルメ記事のネタとしてまた明日に報告させていただきます。てへっ)
満腹になって戻る。
その店はクルマ用品も扱うでっかいショップの奥のほうにこじんまりと営業しているのであった。
そうは言っても特定の車種にしかニーズがないであろうビキニカウルが在庫としておいてあったりと、バイク用品店としては確かに品数は豊富である。
で、レディースコーナーに行ってみる。
もともとレディース用品が少ないためか、さほど数はなかったのである。
女性店員が厚底ブーツや底上げについていろいろと説明してくれた。
エンジニアブーツという聞きなれない言葉も耳にした。
彼女の話しの内容からするとそれはアメリカンタイプに乗る人がよく履いているということだった。
そうなると、やっぱ乗るバイクが決まらないと結局はなかなか決め手に欠けてしまうのだった。
結局はねえちゃんも、とあるお客さんの話しを持ち出して「サイドスタンドも変えなきゃいけないぐらい車高を低くして乗られる方もいらっしゃいますからバイクが決まったら是非またいらしてください」と言うしかなかったようだ。
適当に売りつけてやれ、というのではないところがすばらしいと思った。
なのにこの店の残念なところはその価格だ。
グローブとかも見てみたがいかんせん値段が高い。ほとんどが1割引どまりなのである。
こんだけ在庫をかかえてしまうとそうそう安くはできないのだろう。
結果、申し訳ないけど消費者としては何も買わずにおいとませざるを得なかった。
あとここの施設は2階にあの「悪の梅田屋」があったりトライアンフやハーレーダビッドソン専門店があったりする。
梅田屋を見た限りではマイハニーはドゥカティのモンスターにしょくしゅが動いたようだ。
で、またがってみるもやはり足つきが悪いのは変わらなかった。
そして帰りはちょっと寄り道になるが伊勢原の○ップスに行ってまたいろいろと試し履きをして帰ったのだった。
とりあえずオレの持ってるのと同じelfのシンテーゼ13関連記事がいいというので、例のごとくZOAのあんちゃんのところで発注してもらうことにした。
注:伊勢原の○ップスに夏の夜に行くのは避けたほうがよい。虫だらけになる。
↑「そりゃRIC○LANDやないかい」「結局なんも買わんのか」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ