ヤビツ峠 写真なし
事前情報によると、宮ヶ瀬側からヤビツ峠を目指す場合は勾配はなだらかな反面距離は長いらしい。
秦野側からは距離が短いために坂が多いとか。
こちら側は狭くて見通しの悪い道が続くため注意して走行したほうがよい、ということだった。
おまけにこんな道なのにわりと利用者が多いらしく、クルマだとすれ違うのに一苦労するらしい。
その情報どおり・・・・
狭っ!
4回はちあわせて4回ともオレが後退したね。
はちあわせた場合どうするか?
オレの持論は 『うまい方がさがる』 だ。
というのも若いときにこんなことがあった。
絶対にすれ違い不可能な道を走っていてもうすぐ出口だというときに、道路のミラーに向こうからのクルマが見えた。
当然、向こうにもこちらの姿が見えているだろうから待っているものだと思いきや、アホが進入してきたのである。
で、はちあわせてお互い停車。
「なに考えてんだ?当然おまえが下がるんだろ?」と思って待っているが一向に下がる気配がない。
しょーがないんでクルマから降りて下がるように指示したがどうにも頑固野郎で聞く耳をもたない。
で、こう言ってやった。
「あ、なんだ。怖くてさがれないのか。なんだあ、最初からそう言ってくれよ。腕がないんじゃしょーがない。じゃあオレがさがるよー」
と言い放ってクルマに戻ろうとしたら頑固野郎は下がりだした。
とてもおもしろかった。
それ以来、はちあわせて後退しないやつはオレの中では「超へたっぴーなやつ」と決めてあるのでさすがに超がつくまで下手ではないわたくしめがさがってさしあげるのである。
そのほうがかなりスムーズだし時間もかからない。
ちなみにバックは得意で普通に前方向に走行してんのと同じぐらいの感覚で下がれる。時速40キロぐらいなら全然平気。直線でなくても平気。
今回も80メートルぐらいさがったときもあったけど、たぶん相手がさがるより速かったはず。
そんな状況だから先が見えないときは細心の注意を払って進む。
気がついたのはチャリンコが多い、ということだ。
なんか本格的な格好をして本格的な自転車に乗った方々がいっぱいいる。
だから余計に注意が必要だった。
それにしてもこんな山道をチャリンコで!?
きっと恐ろしい体力の持ち主たちなのだろう。
途中、川が併走していて釣り場やキャンプ場がたくさんあった。
どーりでこんな道なのに交通量がそれなりにあるわけだ。
歩行者にも気をつけないといけない。
それにしてもレガシィのパワーはすごい。
あと四駆ってのもあるのだろうけどこんなでっかい車体なのに全然そう感じない。
インプレッサだったらもっとすごいことになってたんだろうけどたぶん自分にゃ扱えない。
ほどなく前の集団に追いつくことになったが、こうなるとはちあわせた場合が大変だった。
これって下手すると大渋滞とかになることもあるんじゃないのか?
そのうち前の2台共がなぜだか道を譲ってくださったのでしょうがなく先へ行かざるを得なくなった。なんだか速く走らないといけないみたいになっちゃった。
え?全然あおってなどいないでっせ。ホンマですって。
間が空くとはちあわせ時に面倒くさいんでくっついてっただけですって。
やがてナビ上にヤビツ峠の文字が見えてきた。
すんごい見晴らしのよいところを期待してたらなんと普通の駐車場が現れたのだった。
え?ここ?みたいな。
しょーがないんで一応停車して降りてみると近くに遊歩道があった。
ちょっと登ってみたがハイキングの予定など考えてもいなかったマイハニーの靴では無理なのですぐに退散した。
結局、見晴らしなど何もなくがっかりさせられたのだった。
収穫は近くでたぶんシカだと思うんだけれど「ピーッ」って3回ぐらい鳴いたのを聞けたことぐらいか。
なあんだあ。こりゃ改めて武装して来ないとダメだと思った。
ところがそこを出発して秦野方面になるといよいよすばらしい絶景が姿を出し始めた。
道も先ほどまでの悪路とは異なりすれ違いできないような部分も少なくなってきた。
すると絶景を見下ろせる駐車場が現れた。
なあんだあ。こっちが本番かよー。
そりゃーすごい絶景ですって。
って、写真なーーーい!
また今度・・・・。
前情報どおり勾配はきつい(チャリンコの人がその急勾配を登ってくるのには驚いた)。
距離も246までそう遠くは感じなかったし道路の状況もよかった。
これならバイクで来ても怖くないかもしれない。
多忙な8月が終わったら是非また来たい。
あ、世間はお盆休みかあ・・・。
いーなあ。
↑「本当ははちあわせて相手に睨まれるのが怖いんだろう」「そんな狭い道によく好んで出かけるな」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ