祝!影丸1周年!
9月7日
影丸が我が元へやってきて今日で1年だ。
わーい!(σ´Д`)σ オゥイェ-♪ 1周年、おめでとー!
リターンライダー1年生無事に卒業だあ!
その総走行距離5691キロなり。
思ったより伸びなかった。
いっぱいツーリングする予定の7,8月に失速してしまったのが原因だろう。
考えてみりゃツーリングらしいツーリングって行ったら「伊豆ソロツー」の1回ぐらいだもんなあ。
あとはもう、なんか買い物とかが中心だもの。
2年目はもっと遊びたいもんだ。
振り返ってみると、いろんなことがあったなあ・・・。
その軌跡をブログという媒体を用いて残しておけたのはホントすばらしいことだと思う。
ブログ1周年は4日後だけれど、それはそれで、今日はバイクに1年乗って感じたことを記しておきたい。
なんと言っても一番大きいのはクルマに対する価値観が変わってしまった、ということだろう。
クルマってそのポテンシャルを引き出そうとするなら相当無理しなきゃ楽しめないのである。
車庫入れがうまい、縦列駐車がうまい、後退がうまい、とかって自慢はできても別におもしろくない。
加速がすんげぇとか、コーナーをうん十キロで攻めるだとか言ってもサーキットじゃないんだからおのずと限界がある。
それらを楽しもうとするならより高い性能をクルマに求めることになるだろう。
そうなるともうキリがないのである。
ポルシェのスパイダーだとかそんな1千万円レベルの手の届かないところにその究極はある。
それはムリだから究極でないにせよ、それなりのレベルで満足せざるを得ない。
あるいは満足するために足回りの強化など余計に金をかけなければならないだろう。
しかしそれで一般道をかっ跳んでも随時は楽しめない。ほんの一瞬だ。しかも危険と隣り合わせだ。
高速道路をぶっ飛ばしてもおんなじだ。捕まるのをいつも覚悟せねばなるまい。
普通に走ってるクルマをぶっちぎってもただの自己満足だ。
「どーだあ!オレのクルマ速いだろう!」
そーだ。おまえは速い。おまえのクルマが速い。おまえが速いんじゃない。そんだけの金かけたそのクルマがものをいってんだ。そして交通違反をするという曲がった勇気を持っている。
公道を走っている者たちにとってはただの迷惑でしかない。
(結構自分のこと言ってます)
そうして客観的に見ると、ある程度加速と馬力がありゃあもうそれでいーんじゃないかって思うようになった。
だってバイクは違うんだ。
40キロでひらひら走ってたって楽しいんだわ、これが。
ムリしてコーナーを攻めなくても、爆発的な加速がなくても、ただ乗ってるだけで楽しいんだわ。
それでいて加速を求めるなら1千万払わなくても150万円ぐらいで十分なんだわ。それでポルシェより速いんだもの。
快適さを比べたらバイクはクルマには絶対に勝てない。
だが爽快感を比べるのならバイクに軍配が上がる。オープンカーと比べてもそれは同じだ。
オレにとっては、ね。
もちろん体はむき出しだから安全性は極端にクルマより劣ってしまう。
だが、それによって得られるものは相殺以上のものがある。
風を体で、気温をじかに感じる。移り行く視界をフルに楽しむ。
こんな楽しい乗り物に乗れるなら「クルマは移動手段でいーや」と思えるようになったかもしれない。
クルマ・・・・目的地へ行くための手段。
バイク・・・・目的地へ行くことと道中を楽しむための手段。
こんな趣味を持っていると、いつまでもボケなさそうなのがまたいい。
クルマの快適さに五感を徐々にむしばまれてアイサイトじゃないと危なくて乗れない、とかになったら嫌だ。
クルマを一方的に批判しているみたいになってしまったけど、そうではなくて(実際、今のクルマは手放したくはない)、
言いたいのは
バイクを趣味にできて本当によかった。
ということに尽きる。
去年、乗り始めたときは「どーせまたすぐに飽きてしまうか?」とか思ったが、
1年を経て、ますますその魅力に取り付かれてしまったのである。
さてリターンライダー2年目はもうちっとツーリングの数を増やすのを目標としよう。
もうすぐその相棒ができそうだし。
↑「バイク万歳!」「バイクのいーとこはそれだけじゃない」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ