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異国迷路のクロワーゼ

今クールのアニメより感想ネタを一つ。

今回、毎週欠かさず見てしまう1つがこれ。

異国迷路のクロワーゼ

異国迷路のクロワーゼ

ちなみにクロワーゼというのはフランス語で意味は「出会い」だそうだ。

「いみなしよ。ついにロリコン化したか?」

と思われたあなた、

正解です・・・い、いえ、違います。

まあ確かに主人公はかわいいですが、私が今回このアニメに注目しているのはちょっと違う点なのです。

それは「外国人から見た日本人」という今までにない点が描かれているところなんです。

大学で異文化コミュニケーションなるものをゼミで研究していたこともあって、この手のテーマには触手が動いてしまうのです。

とにかく日本って海外から見たら特殊な文化ですからねー。

日本人がすることは外国人にとっちゃ奇行に思えることが多いわけなんです。

このアニメでは主人公の女の子がいわゆる「丁稚奉公」でなぜだかフランスの鍛冶屋にやってくるという設定になってます。

彼女をフランスへ連れてきた鍛冶屋のご隠居的存在のダンディーなおじいちゃんは日本文化を理解しているのだけれど、現在その鍛冶屋を仕切っているその孫はこの少女の行動や心情がいちいち理解できないのであります。

それが結構きちんと描かれてる。

たとえば謝る必要のないときに謝る。集団意識の強さ。他人を警戒しない楽天的な性格、などなど。

実におもしろい。

ゆね

ある回ではこの女の子がフランス人貴族に「簡単に謝るのは自分がバカだということを認めることなのだし、みっともないからやめなさい」とか言われちゃったりします。

そーゆー視点で描かれるアニメってなかなかないわけで、わたし的にはとっても貴重。

昔、確か浦沢直樹の「モンスター」だったけか、ドイツのメンゲル警部だかユンケル警部だか忘れちゃったけど、そんな名前のデカが、笑う場面じゃない場面で笑う日本人を見て「なぜ笑う?」と心の中でつぶやくのが印象的だった。

このアニメは毎回それがあって楽しい。

きっと外国人が見た日本人はこんなんなんだろう、と。

またアメリカじゃなくてフランスってのがいーね。

オープニングとコマーシャルに入るときのフランス語の響きが素敵。

大学時代の第1外国語がフランス語だったこともあってかそれも楽しみ。ちなみにフランス語っぽいしゃべり方をマネするの得意です。マネだけね。しゃべれません。

舞台設定は19世紀の初頭?だけに日本人がいまだに日本らしいバリバリの時代です。

こんなアニメもあるなんてなあ。異文化に興味のある方は是非ご覧になっていただきたい作品です。

主題歌もレトロ調で素敵です。

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