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デジタル移民

どっかでこんな題名の文献があった。

 

デジタルネイティブ、デジタル移民」

 

デジタルネイティブ:身の回りの機器のほぼすべてがデジタルでできている時代に生まれ育った世代。

 

デジタル移民:対照的に、アナログ中心に育ち、その後デジタルの世界に慣れていかなければならない世代。

 

なぜ移民なのかというと、移民のように後から別の文化に溶け込まなければならないからだ。

 

もともと自分の生まれ育った地の文化を捨て、新たなる慣習に馴染んでいかなければいけないのが移民だ。

 

しかし慣れるまでにはかなりの苦労を強いられる。そして慣れたつもりでも、言葉になまりがどーしても残ってしまうように、ネイティブとは違った面があちこちに顔を出してしまうのである。

 

ちょうどそれは、慣れ親しんだアナログを捨て、次から次へと現れるデジタル製品に慣れていかなければならない我々昭和世代と似ている(昭和って言っても昭和40年前後から以前ね)。

 

きれいな発音でしゃべるネイティブと違って「なまり」が残ってしまう例としては

 

1.なんか調べるときに最初の手段がネットではない。人に聞くとか本で調べたりしてもわからない。しょーがないんで子供に聞いてみると「ネットで調べりゃいーじゃん」とかあっさり言われる。

 

2.メールの内容をいちいちプリントアウトしないといけない。

 

3.おもしろいサイトを別の部屋にいる人に見せたい場合など、そのURLを送って「見てごらん」ってやれば済むのにわざわざその人をパソコンの前まで連れてきたりする。

 

4.ひどい場合には「オレのメール届いた?」と電話を入れる。

 

などである。

 

「やあ、そこまでひどいことはないや」って笑ってしまうけれど、携帯とかネットとか最初に普及し始めたことろはどーだったろう?って思うと笑えない。

 

確かに自分の送ったメールが相手に届いてんだろうか?って返事がくるまで不安でしょーがなかったのは確かだし、メアドの交換すんのにいちいちメモって手渡しってのが終了したのはここ最近のことである。その機能を即座に使いこなせるのがネイティブなのだろう。

 

 

これらはデジタルコミュニケーション関連のことだけど、それ以外にもいっぱいあるんだろーなあって思う。

 

音楽で言えば、レコード、カセット。

 

もうだいぶ捨てました。

 

アナログで好きな歌手の曲を録音しようとテレビの前にデッキ持ってって「みんな静かに!」って・・・。ありゃなんだったんだろうか?

 

今じゃネット配信だもんなー(o ̄∀ ̄)ノ”

 

映像で言えば、8ミリフィルム、ビデオ。

 

これはまだ残ってますからねー。デジタル変換してません。

 

写真で言えば、現像、フィルム。

 

アルバムとかって重い分厚いもんやネガとかの管理が大変だったけど、今じゃ皆無だ。ハードディスクの中で眠らせておいてもいつでも好きなときに見られたりするわけだ。

 

それすべてがいらないものではないのだけれど、どーしても新しいもんに取って代えていかなければならないのを余儀なくされてしまうってことが多々あるのから我々は大変なのよね。

 

自分は名作映画やアニメの収集家ではなかったが、自慢のライブラリーがあるような人はきっとハードが新しくなるたんびに買い換えてたのかなあ・・・。

 

 

一方、そーゆーのが移民だとするとネイティブはきっと脳の構造から違っているにちがいない。

 

だって、生まれた時にそれらすべてのものが揃っている世界ってどんな感じ?

 

学校帰りからでも別の学校の友達と待ち合わせできるってすごくね?

 

「あれなんだっけか?」ってのがその場で全部解決できちゃうってすごくね?

 

「え?それって当たり前のことじゃ・・」

 

ってのがネイティブだもの、移民とは絶対に違うと思う。

 

 

「便利過ぎるのもよくないよねー」とかってひがみを言いたいわけではないし、だからなんなんだって言われると困ってしまうのだが、

 

世の中の進歩ってすごいなーって思うのです。

 

そしてそれがここ数年、加速しているような気もしちゃうんですよねー。

 

ついて行けっかな・・・?

 

いつまでネイティブっぽくいられっかな?

 

なんてことを心配した維水志でした。

 

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