銀山温泉 滝と蕎麦の宿・瀧見舘
「銀山温泉 滝と蕎麦の宿・瀧見舘」
ここは銀山温泉のはずれにある。
と言っても中心地から5分も離れていない。
が、その5分が坂道を登らないといけないので大変だ。
今回は雪道なもんだからなおさらだった。
ご覧のように温泉街を見下ろす位置にある。
なのでお年寄りが泊まるには少々不便かもしれない。特に湯巡りや土産屋巡りをするならば。
だが我々はあの山寺を克服したのだ。これくらいはなんともなかった。
だが調子に乗って勢いが止まらず、壁に張り付いてしまった。
という、よくマンガにあるような光景をやってみたかったが、もう少し手足を伸ばさないとそれらしく見えなかったね。
ともかく、そういうハンデがあるためか、夜には「夜の銀山温泉街ツアー」なるものがあり、バスでふもとまで連れて行ってくれる。
ただし見学時間は30分ほどだ。お店もほとんどが閉まっているので夜景を楽しむだけのものであるからそれで十分だ。
今は昼間の風景。
この数日前にテレビでたまたま銀山温泉の模様をやっていたのだが、そのときと比べると路面の雪がだいぶ少なくなっている。
明治を思わせるたたずまいが魅力だね。
いーね。文明開化だね。鹿鳴館だね。メリケンさんだね。どんたくだね。
まあまあ・・・。
川には、なんだろう?岩魚?が泳いでいるのが見える。
でも釣りキチ三平で「岩魚はすごい警戒心が強い魚だ」って読んだ記憶があるぞ。こんな見えるところにいるものだろうか?
実はこのあたりでカメラの電池が切れてしまったのである。
Nikon1の弱点か。
そして待ちに待った夕げ。
立地条件の悪さを吹き飛ばす、すんばらしい御膳である。
最近、和食の素晴らしさがわかってきたような気がする。
繊細な料理が目の前いっぱいに広がる。見た目も美しいのが日本料理の素晴らしさだよねー。
山形牛、ジャンボマッシュルームなど。なんつっても下の玉ねぎが、も、甘くて、甘くて・・・。やっぱ山形は素材が良いのだろうよ。
菊の花に彩られたお豆腐。蟹の身が乗っている。
貝の間にレモンが挟んである。
でかーい花まめ。1個しかないけどこの1個を味わうのがいーんだ。
山形で出る刺身ってどう?と思ったが、むっちゃくちゃうまい!トロが舌の上で文字通りとろけた。
「滝と蕎麦の宿~」となっている通り、この宿自慢の十割そばだ。
打ちたて、茹でたてだそうで、しかもおかわり自由である。
残念なことに最近タニタレシピで鍛えられたせいでバカ食いができなくなっているため、おかわり1回を二人で分ける程度しかできなかった。
マイハニーいわく、そばの風味がすごいらしく「もっと食べたい」を連呼していた。
わたし?
ワイン飲んだら鼻がつまっちゃって風味がよくわかんなくなっちゃったのである。
「かいもちあげ」と言ってそば粉を練ったものを揚げ、蕎麦の身をちらしたきれいなあんでまとってある。フカヒレが乗ってる。うまくないわけがない!しかも美しい!
これ、ぶり大根なんだけど、今まで食べた中で一番おいしかった。
最後に炊き込みご飯とあさりの味噌汁。
味噌汁のあさりをご飯にまぶして食べるとさらにうまかった。
デザート。これまた山形名物、ラフランスのソルベと凍ったチェリー。
抜群。
いやあ。
もう1回泊まりにきたいね。
お風呂、朝食はまた明日報告いたします。
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