銀山温泉街の夜
疲れがたまったか、たった一杯のワインで酔いが回ってしまい、夕食後爆睡状態に入りつつあったそのとき、
マイハニーに「夜のツアー始まるよ。行かないの」と促され、「行くー」と半ば夢うつつの中なんとか起き上がった。
とりあえずカメラだけ持ってロビーまで行く。
手渡された長靴、ロングジャケットを装備してバスに乗り込むと、どうやら家族らしい三名がすでに着座していた。
やべ、遅れたか?と思ったが出発時刻8時15分ぴったりだったのでだいじょぶだった。
Nikon1 J1は基本すべてがオートなので、いちいち夜景モード等に変える必要はない。以下の写真はすべてオートだ。
それなりにきれいに撮れるとは思うのだが、撮る前のモニターではピントがあってんのかどーかがまるでわからず、従ってそれは撮ってみてのお楽しみ、みたいなところがある。
まあデジタルだからなんぼ失敗してもよかよか、なのだが。
まずは入り口から。
メインストリートからはずれるとこうしてまだ雪が路面に残っている。
なんつってもここはこのガス灯が味わいがある。
橋に雪が積もってるとおそらくさらに美しくなるであろう一枚。
昼間も同じようなショットを撮ったかも。
ここ銀山温泉でたぶん一番高級であろう「藤屋」。
月がぼんやりと。
見学時間が30分と短いけれど寒いしこれで十分であった。
バスに戻ると先ほどの家族がなぜだか外で運転手と待っていた。ちゃんと時間内に戻ったのになんか待たせたみたいになってしまった。
そしてここの風呂だが決して広くはないがお湯がすばらしい。
蔵王温泉と同じく硫黄泉なのだがこちらはにごっていなくサラサラである。湯加減が抜群で温泉特有のあがったあとからくるポカポカ感が格別である。
写真は朝キャノンIXYで撮影したもの。
内湯。
雪景色の露天風呂っていーものだなあ。
そして朝食。
和食と洋食のどちらかが選べて、それを前夜に聞かれる(そーいや嫌いなものも聞いてくれてた)。
わたしは迷わず「和食」というと、マイハニーは「いろいろと食べてみたいから洋食」と、抜け目ない。
個室でいただく夕食とは違いこちらは他の宿泊客と同じ部屋で。
セルフで飲み物、冷たいお蕎麦、塩から、海苔、納豆、サラダなどが和食洋食選択を問わず自由にいただける。
朝食としてはあまりある。
全部食べるとたぶん塩分が高くなるだろう。
豆腐をあっためてポン酢でいただく。
お魚もサバかシャケが選べた。これはサバ。
でーっかいおふの入った味噌汁。おかわりしてくれた。それこそ塩分が・・・。
自由に食べられるお蕎麦。
洋食。こちらはハムエッグかオムレツを選択可能。
きれいに盛るね。何気ない普通のサラダだがマイハニーは絶賛していた。やはり素材がいーのだ。
カップが美しい。いや、かわいい。
ジャム、バターは普通だがメイプルシロップまでたっぷりある。至れり尽くせりだね。
これが中がふわっふわ。最高においしかったらしい。
食事に関しては今までしてきた旅行の中ではベスト3に入るぐらい満足いくものだった。
いやトータル的に言っても1位か2位ぐらいなんじゃないか?
銀山温泉に来る機会があるならもう一度ここに泊まりたい、そう思うのだった。
そして電車に合わせて10時半の便で大石田駅まで送ってもらう。
旅館のバスに乗らなかったらおそらく乗ってたであろうレトロバス。
色をもうちっとなんとかしないとレトロ感がいまひとつかなあ。
そして2両編成の電車に乗り銀山を後にする。
さらば銀山温泉。絶対また来るぜ。
・・・・普通の列車と新幹線の線路が同じ?
↑「夜景をじかに見てみたい」「朝風呂最高!」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ