最上川の舟下り
銀山温泉を立ち、いよいよ山形での最終イベントがある最上川へ向かう。
まずは新庄駅に到着。
新庄祭りというのがあるらしい。それの山車?
ここではどーしても時間が合わず、最上川舟下りツアーバスを1時間待たねばならない。
駅に文化センターみたいのが併設されているが暇つぶしにはならなかった。
帰りの新幹線のチケット購入やら土産屋を見たりして時間をつぶした。
実はバスは予定時刻の50分前には来ていたが運ちゃんが中で食事をしているのが見えたので予定時間に合わせて乗り込んだ。
すると他のお客さんは一人しかいなく、ここでまた三人で貸し切りみたいになったのだった。
思い返せば平日の冬の旅行ということもあって、貸切状態や空いているのものが多かったなあ。
スキー教室、夕方のゲレンデなどなど・・。銀山温泉では湯船に誰かと一緒に浸かることは一度もなかったし。
こうなるとゴールデンウィークなんか絶対に出かけたくなくなってしまう。
かつて企業に勤めていたときはそこしか休みが取れなかったんでそうするしかなかったが、今は自由業だからそのあたりは気にしなくてよいのがいー。
まあ、その分、社会保障など失ったものも多いが。
バスの中から一枚。
そーいや、こちらでは信号が縦に設置されているのだそうだ。もちろん雪が積もらないように。道路わきには北海道の矢印とは違ってポールが立っている。
今年は予想以上の積もり方でポールが役に立っていない場面を多く見かけた。
そうこうしているうちに最上川の標識が見えてきた。
そしたらあっという間に乗船となった。
このツアーは新庄駅から船着場まで送ってくれ、下船の場所で同じバスが待っていてくれる。そしてまた新庄駅、大石田駅、山形駅のいずれかに送ってくれるのだ。あと船内で芋煮付きのお弁当もいただける。
発着場所それぞれにお土産屋なんかがあるのだけれど三人だからか、ほとんどスルー状態で急がされた。
余談だが、この最上川舟下り観光を創設した人がマイハニーのおじいちゃんの親戚なのだった。
穏やかな最上川。ホンダのエンジン。
中にはこたつがある。その上にお弁当。
途中、船頭さんが語りと民謡で楽しませてくれる。
ずーーーーっとしゃべってた。
客が三人じゃ張り合いもなかろうに、それでも一生懸命語ってくれて楽しませてくれるのだからディズニーランド以上の接客レベルである。
ここで旅行の楽しみの一つであるその地方のお国言葉がたっぷり聞けたのだった。
弁当はなくてもよかったかもしれない。
というのは、話しや歌を聞きながらだから食べるのに集中できない。しかもその間に写真も撮らなきゃいけないわけで・・・。
それで写真が少ない。
ほぼ水面と同じ高さから眺める景色がよい。
何十年か前まではここらあたりにも集落があったらしい。
有名な白糸の滝。
つい先日までは木々も含めすべてが雪化粧をまとっていたらしい。
船頭さんいわく、もっと雪が降ってくれたほうがきれいなのだそうだ。
ちょうどこのころ雪がちらつき始めていたから、どうせなら朝から降っていてくれたらなあ、とも思ったがそこまで何もかも揃ったら気持悪いぐらいラッキーなのでこれぐらいでちょうどよいんだろう。
正味40分ぐらいの楽しいたびはあっという間だった。
このあと、やはりトイレ休憩ぐらいしか取れないほど時間に余裕がなく、あわただしいまま新幹線に乗り込むこととなった。
なので余韻に浸るのは新幹線の席についてから、ということになった。
で、新幹線が発車後、雪がすんげー降り始めた。
これぞ雪国、って感じになっていくのだった。
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