教習4時限目 ビッグスクーター
さて、ミッションで受講している者にとって一番「意味なし」な時間がやってきた。
ビッグスクーターである。
これ、20分程度乗ったらCB750に乗り換えてスラロームの練習させてくれたりしないかな、と、ちょっと思った。
まったく興味ないわけで・・・。
ていうかあまりよい印象を持ってない。
スクーターというと、テメーだけで聞いてりゃいーのに人が聞きたくもない音楽をわざわざ大音量で鳴らしながら走ってるあの社会の公害みたいなやからが乗ってる乗り物、というイメージが強いもんで・・・。
あ、もちろんそんな人ばかりじゃないですけど・・・・その、イメージです。
それに50分乗った程度でその特性がつかめることもないだろうし。
だから何とか自分の益になることを探しながら受講せねばなるまい、と考えていた。
で、始まった。
「じゃあ、まずバイクを出してください」
と促され、見ると、
で、でかい!!!q|゚Д゚|p
なにこれ!?乗り物なの?これでスラロームとか一本橋とかやんの!?
まず最初に注意事項を聞く。
クルマのオートマのようになにもせずとも進もうとするあのクリープ現象というのがスクーターにはないので動力を切ると倒れてしまう、だから曲がるときにはアクセルは完全に元に戻さないように、だそうだ。
そりゃわかったけど、それよりこれ、曲がるのか?直進しかできないんじゃね?
それで一応カリキュラム通りやらなきゃいかんのだろう、センタースタンドがけからやらされたが、これが上がんねー上がんねー。教官でさえやっとやってる感じだった。
なんとか根性でやり遂げたが倒したら絶対一人じゃ起こせないと思った。
それで最初に8の字をぐるぐる回されたが・・・・・・
つ、つまらん。( ̄△ ̄)
そして一本橋。
笑った。
前が見えないから最初から乗り損なった。一本橋の横をなぞって走った。
その後何度もやるが何度も落ちた。
だから、これで落ちなけりゃCBでやるときゃもっと落ちないぞ!と何とか気持ちを持ち上げてがんばった。
一方、スラロームは思いのほかやりやすいのだった。
思い描いたライン取りが可能なんで、なんでだ?と理由を探ると、ハンドルが軽いからなのだった。クネクネ曲がる。
そーなるとCB750のときもやっぱりハンドルをもっとうまく切れないといかんのだろうと思った。
そして余裕があるからか、目線も遠くへ持っていくことができた。
「そーか、この感覚が大事だ!」
と、やっとやりがいを見出すことができた。
あとは見極めのコースを間違えないように何週かした程度だった。
スクーター教習を終えてみて思ったのは、確かに楽は楽だ。
だが、バイクに楽は求めていない。楽を求めるならクルマでいい。
まあ教習所でもなけりゃこんな経験はできないんだろうからよしとするが、昔、クルマの高速教習がオプションだったようにスクーター教習もオプションにするべきである。
だって一発試験の人はスクーターなんか乗らないわけだし。
不毛な時間が予想できたので2時間連続で予約を入れておいた。
なので次の時間が第一段階の見極めとなった。
ギアを一段落とすときにアクセルを吹かすクセを注意されたが無事に第一段階を卒業することができたのだった。
さて、いよいよ次は第二段階に突入だ。
↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)
「最近はアクティブなスクーターもあるのだ」「ありゃ耳が悪いから大音量でかけてるんだろう」などなど、いろいろと感想もおありでしょうが、クリックひとつ是非とも恵んでくだされ~o(〃'▽'〃)o