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試乗あらし 四之章 アプリリア V型4気筒

※「試乗あらし」シリーズは、あくまでも素人の主観ですのであしからず。

今日はせっかくの休みなのに天気予報では確実に雨が降るという。

それも雷を伴う激しい雨だと・・・。

何を隠そう、いや、思ったとおり、と言われるでしょうが、今日も試乗の予約を入れてあるのであった。

どうしようか迷ったが、雨は降っても、ほんの一時らしいから、降らないうちに試乗してしまえばいい、と思い切って出かけた。

今日のターゲットは・・・・・。

アプリリア

え?なんでまた?と、思われましたか?

面倒くさいですけれど、また前置きから始まります。

先日、とある東京のバイクショップの検索をしていたらアプリリアのシバーと呼ばれるバイクに乗っている人のブログを見つけた。

それで気になって、そのシバーってのを調べようとアプリリアのサイトを訪れてみた。

すると、1000ccでネイキドの電子デバイスをフル搭載しているバイクがあるではないか!しかも車両価格は150万をきっている。

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その名を TUONO V4R APRC という。

なんて読むのかも知らなかった。ツォーノ、なのかトゥオーノなのか?試乗の問い合わせをするのに名前も読めないのはさすがにまずいので調べると後者なのだった。イタリアだけにモッツァレラっぽくツォーノだと思ったら違った。

で、アプリリアを取り扱ってる店なんて近くにあんのかな?と思って調べると神奈川県内だと梅田屋ぐらいしかなかった。

で、東京は?と思って調べると

あった!

国道246沿いに見つけた。これって大和市横浜市と町田市が絡み合っているような場所にあるので、東京と言っても実は身近な場所なのだった。

そして都合の良いことにここの近辺にもう一つ試乗をすることになっている店があるのだった。

ついで、と言っては失礼なのだが、近所をぐるっと回る程度の試乗なので遠慮なく利用させてもらうことにして電話をかけた。

するとホンダドリ~ムのときとおんなじで、名前も聞かれず「いつでもどうぞ」的なノリだった。「売りたい」オーラが感じられないのだった。

それで、今日。

昼ごろ家を出て目的地に着くと、なんか正規のディーラーというよりは普通のバイクショップが提携して売っている、という感じのガレージっぽい店舗だった。

そして目当ての車両が外に停めてあった。

きたーーーーっ!今日も乗ってやるぞーい!

そして「すいません、先日、電話で試乗をお願いした・・・・」

と言い終わらないうちに突然雨が降り始めたのだった。

「ありゃー、こりゃ30分ぐらい待ったほうがいいですね」

仕方なく例のごとく電子デバイスの説明やアプリリア車の売りについて話してもらうことにした。

国産の電子デバイスはどちらかというと安全に走るためのものであるが、このTUONOの電子デバイスはとにかく速く走るためにあるのだという。

ウィリー防止装置がついているっていうから、安全に走れるやんけ、と喜んだのにABSはついてないってのには驚いた。

全然雨がやまないので写真を撮らせてもらったりまたがらせてもらったりして時間をつぶす。

足つきはつま先がつく程度だった。

・・・・・ネイキドなのよね?

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カウルかと思ったら違うのである。

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ブレンボ製。

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アプリリアはなんかのレースで優勝したようだ。

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1万5千回転まであるタコメーターだが、日本仕様は9千ぐらいまででリミッターがかかるってネットで読んだ。

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黄色が映えて美しいと思う。

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なかなかいかつい顔である。

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V4だけに国産4気筒と比べると相当幅が狭いそうだ。DUCATIの2気筒より狭いと言っていた。

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スイッチ類が多く、一度では使い方は覚えられそうもない。

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シートは今までにない硬さだった。

そして話しを聞いているうちにわかったのは、こりゃどーも快適に乗れるバイクではない、ということだった。

まず、ネイキドにしては姿勢がかなり前傾になる。

そしてカウルがついているっぽいがやはりネイキドである。「これ、前にスクリーンとかオプションでないんですか?」と聞くと、社外品があるらしいがあまりしっくり来ないデザインなのだという。

あちゃー、と思ったのがアイドリングだけで左足のニーグリップするあたりがもの凄い熱を持ってしまっていることだった。店員さんに聞くと「とにかくやけどするくらい熱いです」って言ってた。

うーむ。

思っていたのとちょっと・・・いや、だいぶ違うんですけど・・・。

そしてさらに追い討ちをかけたのがここの試乗車である。

マフラーが換えてあって爆音を響かせるのだった。どうも普段からスタッフが使用しているらしく、タンデムステップなんかも取り除かれているのだった。

純粋なV4エンジンの音を聞きたかったんだけどなー・・・・。

まだ雨は止まない。しょーがないんで先に商談をした。

こちらはオプションをつけようがないんで車両価格プラス10万ぐらいの見積りが出た。

2時間待っても雨は止まないのでお昼を食べに行くことにした。

そして、戻ってきてもやまないなら今日はあきらめて帰ることにしたのだった。

近くのクランベリーモールというところへ行ってカレーを食った。

そして戻ると・・・・いよいよ小雨になってきた。

よーし、行けそうだ!

だが路面が濡れているのでトラコンが思いっきり効いているモードにしてくれと頼んだ。

T(一番パワーが出る)、S(ストリート)、R(レイン)の3つのモードがあって、さらにそれぞれ8段階の調節が可能だ。

その違いを試せることはおそらくないだろう。

爆音を響かせていよいよ出発!

加速を試すなら最初だ、と思ったが怖くて全然アクセルを開けられなかった。

それでも何とか直線で2速でひっぱっる機会があったが、そりゃあもう語る必要のないぐらい暴力的なものだった。

そしてちょっとタイトなワインディングがあったのだが、そこでは後ろからワゴン車に煽られまくった・・・。

クイックシフターというのがついていてクラッチを切らなくても足だけでシフトアップしていくというのを試してみた。

それは便利なのだろうけど、停車時、ギアがニュートラルになかなか入らず苦労し、ずっとクラッチを握りっぱなしだったから本末転倒だ。

しょーがないんで途中で止まってせめて動画を撮ったのだった。

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これはフレームなのだけど、こんな雑な処理をした部分が表に出ちゃうなんてなあ・・・。

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まあそんな感じでちょっと思惑と違ったのだった。

これはきっと玄人が乗るバイクなのだろう。いろいろ電子デバイスがついているから初心者向けかと思ったが・・・。

TUONOだって、ちゃんと晴れた日にちゃんとしたライダーに乗ってもらい、正当な評価をしてもらいたかったろうて。

どーもすんません。

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↑最後まで読んで頂きありがたき幸せでごんす(@^0^@)

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